なぜ理系男子はモテないのか｜掲示板スレッド

キアラ・フェラーニなる人物は、存じ上げない。ちなみに私のところにいるイタリア人留学生はサルジニア島とボローニャの出身者たち。前者は沖縄に関わる研究、後者は日本のアニメに関心を有したそうだ。とくにセリエA・ボローニャのサッカーチームには日本の冨安 健洋選手（五輪で昨夜の対ニュージーランド戦にも出場していた）も在籍していて、日本に憧れていたらしい。彼曰く、日本のアニメにはストーリー性があるから好きなのだそうである。

ところで、パリに関しては先に触れたように、最近まで向こうに在留していた方々からお話をうかがっている。東洋人には冷たいとか、パリの街は汚いとかの声もあった。いずれにせよ、次回の五輪見物を兼ねて足を運んでみる予定である。ついでにロンドンのマルクスの墓にも回ってみたい。

なお余談。そのフランスに昨夜、柔道団体戦で日本が負けた（銀メダル）。さすが欧州一の柔道大国だけのことはある。

＞方程式で女心を解説してくれと懇願する東大理系マニュアル男

せっかくだが、この男はつい数年前に実在した。しかも東大理系には、まだまだ変わり者がいると聞く。それゆえに、教員の推薦があっても民間企業から内定が得られないのだそうだ。ただオツム自体はよいので、その後国家公務員試験を通り「霞が関」の住人になっている（実話）。

ただ、お分かりのように私の立場は弁証法的な唯物論であり、その関係で観念論者はカント（一般歴史考）やヘーゲル（歴史哲学、序論）、あとはせいぜいニーチェくらいにしか関心有しないのが現実である。

したがって、自分の行動を規定する直接の動機につき、さらに私たちの意識の届かぬところで動かしているー宗教の「摂理」？ーなるものにつき、首肯できない思いを抱いている。それは一体何か。それが具体的に分からぬうちは、そうした未知なる世界での眼にみえぬ妄想に関わる概念遊戯には到底お付き合いしかねるのである。その意味で、科学の限界は唯物論の限界でもあり、その限りで「文理」の両者が接近することになる。

理系男子は誠実で真面目な人が多く、将来性が高い人も多い。

変にモテて勘違いしてる男子より、女性からしても社会的にも、余程信頼できる。

＞本質に関する哲学的な追究は科学技術によるデジタルネイチャーの創出に寄与するものとして、改めて意義が与えられるでしょう。

傾聴すべきご指摘だと思われる。
すでに他でも述べたが、この国の自然科学の致命的な欠陥はそこに哲学的な思惟が皆無なことである。それゆえに理系科学者の発想が近視眼的になりがちであり、右往左往を繰り返す。その結果、同じ失敗の繰り返しも。それは国の原発政策然り、コロナ禍対応でも見受けられる。また、いつでも製薬メーカーでの商業化に転じられるようにとの含みを残す、国の遺伝子操作に関わる政策にもそれが見て取れる。

その意味で、コロナ禍での国の分科会につき、早急に哲学者をメンバーとして加えるべきである。すでに西欧では、それが常識化している。それにより審議に長期的視野が与えられ、近視眼的な医学者とカネもうけ至上の経済学者によって陥っている今日の閉塞状況の改善が図られるものと期待できるからである。さらに、このところ怪しい雰囲気醸し出す、今般のワクチンに関わる諸問題を奇貨とした国の業界保護的な厚生行政のありかたー巨利を生み出す異例の早期認可や前のめりでの国内製薬メーカーへの支援等につきー事前予防的なチェック機能も果たせるのではあるまいか。

関連して、受験生や中高一貫校に在校する諸君には、婆心ながら受験科目に限らない幅広い読書をお勧めしたい。とくに理系志向の諸君には、今の時期にこそ内外の小説を渉猟し、さまざまな人生の存在を体感しておくことが大切である。たとえば、ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』などは如何であろうか。文庫本ですぐに手に入る。青春の書として、感性豊かな今のあなた方にしか読めないものだ。また、そこでの主人公ハンスの悩みに共感される方もあろう。

理系男子は相手の性別問わず、顔色うかがったりご機嫌取ったりしない人が多いです。
それをクールと捉えるか、つまらないと捉えるかは女性次第。

＞方程式で女心を解説してくれと懇願する東大理系マニュアル男

この男が槍玉に挙げられてバカにされているみたいだけど、圧倒的に独創的で新しいものはいつの時代だって最初は理解されずにバカにされるものです。
複雑な対象を要素に分解して分析し、それぞれの原理を究明した後、統合して全体像を把握する、というのは科学者が対象に立ち向かう普通の態度です。
女心を要素に分解して個別の現象を数式でモデル化すれば最終的に統合された全体像を方程式で解読することは可能かもしれない。
女心のデジタル化なんてバーチャルリアリティー学会では普通に受け留められている。

サルデーニャはコスタズメラルダというセレブ御用達のリゾート地で有名ですね。私は行ったことがありません。
サルデーニャから沖縄研究のために日本に留学しに来ているって凄いですね。
その人は一体何がきっかけで沖縄に興味を持ったのでしょうか?

ボローニャはフィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノの丁度中間にあって、どこに
鉄道で行くにも便利な所です。イタリア共産党の牙城、赤い町です。
『薔薇の名前』のUmberto Ecoが長い間ボローニャ大学の教授でした。
Museo Moarndiを訪ねに一度行ったことがあります。

ぜひ学生にAlessandro Manzoniの『I promessi sposi』を読んだことあるか?と聞いてみてください。100％読んでいます。高校の教科書で習うからです。一方、『Il Nome della Rosa』を通読したという人には今まで1度しか出会ったことがありません。
私の世代（彼らの親世代）のイタリア人はマジンガーを必ず知っています。これも何十人に聞いたので間違いありません。日本のアニメは低価格で面白いのでイタリアのTVでは日本のアニメがしょっちゅう放送され、彼らはそれを見て育つのです。
また、北部に住む人はローマ以南に住む人を見下している印象もしばしば受けます。ある学生は「カラビニエーリは南に住む貧乏な人が就く職業だ」と言っていました。
ボローニャの学生にその点聞いてみてください。おそらく南部（バーリとか
ナポリとかシチリア）に行ったことは一度もないはずです。代わりにLCCでロンドン等に遊びに行くのです。

玲仁さんも科学的唯物論者であるならば、n=1、2のサンプルで印象を語らないでくださいね。