文理選択｜掲示板スレッド

研究も大事ですが、その前に生活がありますからね。
医師以外の理系はその両立がなかなか難しかったりします。
皮肉なことに、優秀であればあるほど貧乏生活になりがち。
修士卒でうまく研究職につけても、幹部になり裕福な生活が送れるのはほんのひと握りです。

日本語って難しいですね。
ハンドル名を変えました。

日本国内で名前の通ったメーカーに就職を、という考えなら修士ですが、アカポス経由で海外移住(起業を含め)を考えるなら、博士号は無駄になりませんよ。若い理系Drなら、ビザや永住権の取りやすさが違います。

博士課程修了後の身分は大学助手（公務員、６０歳定年、給与は高校教師よりわずかに上）からポスドク（臨時雇、解雇自由、年俸３００万近辺）へ

上記は他スレに書かれていた理系Drの現実ですが、実際こんな感じですよ。

知り合いの東大院卒、医学系ではない理系Drは…
大学には残れず、研究費単位での雇用でポスドク。給与は300万ということはなくその倍ぐらいはあると思いますが
世間的には臨時採用と同じ扱いなので、賃貸物件には保証人が必要。不動産は買えない。
引越しの際、高齢の両親は保証人として立てられず、職場のbossにお願いしてました。
海外移住なんて夢のまた夢。研究から研究を渡り歩く渡り鳥のような生活。
安定してるとは言い難く、40過ぎても結婚されてません。（結婚するしないは本人の自由ですが…）

大学助教の先生は奥様が医師。そうではなくても、（職場恋愛だったのか）パートで実験補助されてる奥様をお持ちの先生もいます。専業主婦なのは教授の奥様ぐらい。
これも、経済的なことは関係なく働くことが好きな女性はいると思いますが…給与明細を知っている身としては、二馬力じゃないとやっていけないよね、という感じです。

理系でも、もっと手っ取り早く高額所得を得る道があるのに、博士号はムダが多いという印象です。
実情を傍から見ていると、研究者＝清貧と思わずにいられません。

〉文理選択に当たっては、
子どもの興味ある分野がいいんでしょうね。

うちの子は、通っていた進学校では数学の成績がとても良かったので、高校の文理選択の時点で文系を選んだ時はクラス内でも「なぜ？」と散々聞かれたそうです。

ただ、その理由には思い当たることがありました。
有り難いことに子どもの学校では、先生の日常の話や卒業生の方からの講演等を通して色々な職業を考える機会が普段から得られていたみたいなんです。

そこから子どもは大学では経済学を学びたいと考え、高2から既に○○大学の経済学部に行きたいと明確な希望を持つようになりました。
晴れてその大学にも通り、今はもう卒業して就職しています。今度はそこから海外の大学院に経済を勉強しに行かせてもらえるよう頑張っているところです。

そんな子どもの姿を観ていると、ほんとに高校の文理選択の時に興味のある方を選んでおいてよかったと、親としてしみじみ考えている次第です。

理系最大メリットだった、
就職での大学推薦も、
『トヨタ、技術系新卒の大学推薦全廃』です。

子供の場合は数学が好きで、得意でもあったので、自然に理系選択でした。
大学では経済学をやりたかったので、経済なら理系だろ、という考えもあったようです。

その考え通りに、大学受験では文二に合格して経済学部に進みました。
ところが、進振りで文二に進んだ方の中には、大学も理科類受験の方も少なくなかったそうです。
経済学をやるんだから理系受験と最初から決めていたということです。
子供もその手があったかと、悔しがっていました。
東大には斜め上の考え方をする方も少なくないようです。

トヨタの大学推薦はどこの大学からもあるわけではないので、大学推薦の枠のなかった大学の理系にとっては朗報だと思います。

うちの子の場合は、経済学の中でもこの分野を学びたいという明確な目標があったので、その頃はある教授のいらした大学の経済学部しか目に入っていませんでした。
その分野を学ぶためには世界の地理や歴史を勉強しておく必要があり、文系を選択したのだと思います。でも頭の構造は理系ですけどね。

子どもの職場は東大の経済学部出身者の採用人数が一番多いため、もしかしたらお子さんと面識があるかもしれません。だから東大かどうかも含め、子どもの大学名は伏せておきます。