偏差値50の私立中高一貫校から東大現役合格者の6年間の学習スケジュール
公立王国の某地方都市の私立中に、ゆるゆる中受して今春入学予定(特待)です。
進学先の私立は、田舎なのでNなのかYなのか分かりませんが、偏差値は50で高校受験偏差値は65の私立です。
総合型と指定校で大学を目指すクラスがメインで、一般受験クラスは2クラス60人未満。そのクラスで毎年1人東大(非理Ⅲ)に現役合格者がいます。
このように地方の中庸な偏差値帯の私立中高一貫から東大(或いは京大、旧帝、一科)に現役合格する方は、6年間どのようなペースで学習するのでしょうか?
配布されたカリキュラムでは、一応中2までに中学範囲(英数)を終え、中3から高校範囲の英数に入るようです。(国、社、理は先取りなし)
事例をご存知の方がいらっしゃいましたら、6年間の過ごし方の参考にしたいので、ご教示ください。
なお、当方は、穏やかな校風と豊富な体験学習が気に入って私立進学を決めたので、偏差値50以下の私立中高に行かせる価値云々の議論はご遠慮ください。
地方の中受や県立トップ高って、東大目指せる最上位層の選択肢が少ないもんですから、全部そこに入るんですよ。しかし偏差値ってあくまでボーダーラインですから、最上位層を反映していません。
何が言いたいかというと、地方の高校の集団って首都圏に比べてかなり上下幅が広くて、「偏差値50くらい」にみえて、実際には御三家クラスまで普通に含んでいるのです。「偏差値50の学校から東大を目指す」のではなく「もともと御三家クラスの生徒だけが実際に東大を目指す」のです。
ですので、東大を目指すのであれば、校内順位は一切無視し、全国模試だけを参考にしてください。
そして東大を目指すなら英語と数学を鍛えましょう。英語は中3までにできれば英検準1級が目標です。数学は恐らく地方一貫校は体系数学を使うんじゃないかと思いますが、確実に修得してください。
一貫校上がりの医学部生を家庭教師に雇うという案は私も賛成です。なお、物理という意見もありますが、数学ができれば自ずとついてきますので優先順位は英数の方が上です。
数学や物理を教えられない親がいても、英語を教えられない親は少ないと思う。本スレはユル受験の設定なんで、親が片手間に英語を教えて準2級は取得済ってとこだろう。
で、都落ちしてきた医大生にカテキョを依頼するとしたら高校数学。数学だけだと飽きちゃうんで、理科を一品、物理の方が楽だと思う。東京でそれなりの大学の医大生に習うと(男子学生の直接募集だとしても)時間5Kはするが、地方だと半値くらいで利用できる。
まずは、せっかく入った学校ですので、カリキュラムに従ってよい成績取れるように毎学期進めることでしょう。
ただし 勉強だけとはいかないでしょうから。スポーツ系、文化系部活、趣味や気分転換できること持って6年間楽しく継続できることだと思います。
高2くらいになれば自分で自分の学力も適正もわかります。
上めざすなら、クラス、学年でどのくらいの位置に、この頃模試受ければ、頑張れば行けそうか、歯が立たないか、どこまでなら頑張れそうかもわかります。
学力見合いのいい友達見つけて、切磋琢磨できることも大事だと思います。
地方の偏差値50程度、高校からは十数人が入学
(偏差値65程度?トップ公立併願校という位置づけ)
例年東大や京大に現役合格者が出ます。
海外大に行く子も1-2人います。
まず、例外なく「勉強が好き」ですね。
授業の予習復習はもちろん、知識欲が旺盛で物を覚えることが大好き。
とにかく勉強そのものが好きで、満点取れるのが気持ちいい‼という子。
塾にもいかず、部活にも入らず、放課後は図書館で好きな勉強をしてます。
読解力がとても高く「教科書の内容を、読むだけで完全に理解できる」タイプなので、あとは暗記物を覚えるだけで完成してしまいます。
「自分で答えまでたどり着く」のが好きで、ほとんど質問にも来ません。
授業でも、本人はどんどん発言したいのがビンビン伝わってきますが
その子のペースになってしまうと他の子がついてこられないので
我慢してもらってる状態になります。
公立だと完全な「浮きこぼれ」になってイジメにも遭いかねない突き抜け具合ですが、私立なのでそうはならず、周囲の評価が「勉強のできるスゴイ子」で一目置かれる、頼りになるチューターみたいな存在。
本人も気持ちよく勉強ができるから、折れずにどんどん伸びていきます。
基礎に全く穴がなく、教科書の内容を完璧に理解しているので
東大や京大、海外大に現役で合格していきます。
先生も親も、ほとんど出番がありません。
そのクラスで毎年1人東大(非理Ⅲ)に現役合格者がいます。
…その時点で、(既に誤認識されるとは思いますが)学校のカリキュラムをこなしても東大合格はほぼ不可能ということが分かります。
また、毎年1人とのことですが、これは「60人いる中で1人合格している」ということであり、こうなると(合格する生徒の)傾向や特性はないと考えるのが無難です。つまり、ある程度の頭数があるから合格者が発生していると考えるのが自然ということです。
その為、学校があてにならないということになり、ご自身(ご家庭)で頑張ることになると思いますが、個人的には「高校は地元の公立トップ校」に行くことをお勧めします。
都市部では中学受験をしてそのまま6年間大学受験のための勉強をした方が効率的ですが、地方となるとご自身で情報を集めたり、塾などで他の生徒の勉強具合(自身のペースが良いかどうかの判断)ができません。その為、公立トップ校に進学し、そこら辺をカバーするわけです。
また、申し訳ないですが、高校受験時に地元の公立トップに合格できなければ、あなたが挙げられた学校への合格はほぼ不可能です。さらに、仮に公立トップ校に合格してもそのまま今の学校の付属校に進学しても、(高校の環境が違うので)より難関大の合格が難しくなります。
ひとまず、試金石として高校受験の為の勉強をお勧めします。少なくとも中1の終了時点で中学範囲は終わらないと思うので、先取りしてみて、高校入試の問題をやってみると良いですよ。