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【1224467】東京外語大の帰国枠受験結果

投稿者: NYの高校生   (ID:hFzTy7xlQEw) 投稿日時:2009年 03月 13日 21:52

現在NYに在住しているハイスクールjuniorの女子です。
来年ハイスクールを卒業し、帰国枠で外語大を第1志望に考えております。
ただこちらではとても情報が少ないので、昨年度の実績もわかりません。
学校案内にも、若干名募集としかでていないので、実際何名合格がでているのかわかりません。
私はイタリア語かスペイン語学科志望です。
万一合格者を出さない年もあるなら、第1志望を考え直さなくてはいけません。
今年または昨年などに帰国で合格された方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。

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  1. 【1224834】 投稿者: 一般入試との違いと共通点  (ID:MsCpC3ZlLWM) 投稿日時:2009年 03月 14日 02:32

    今年の帰国枠の合格者はいなかったような・・・受験者数はわかりません。
    募集枠がどうのというより、単純に合格水準に達するかどうかだと思います。
    詳しくは学校に直接問い合わせた方が良いでしょう。


    すでにご覧になっているかもしれませんが、帰国枠の試験概要。
    http://www.tufs.ac.jp/prospective_students/ug-admission/enrollment2.html


    帰国子女枠といっても、一次試験がセンターに代わって別の資格基準で審査される点が違うだけで、二次試験は一般受験者と同じ問題を解くことになります。


    一般受験の場合はセンター試験との合計で合否判断するのでセンターの点数にもよりますが、英語で300点満点中60%~70%、世界史が100点満点中80%以上、合計400点満点中260~300点ぐらいが二次試験の合否の目安のようです。もちろん、年度によってかなり変動するようですが、今年の場合、イタリア語、スペイン語だと、センターと二次合わせて640~650点ぐらいが今年の最低点だったと思われます。


    英語の問題が大学入試ではトップクラスの難しさとはいえ、英語圏の帰国子女でしたらおそらく英語は70%以上は余裕で取れるでしょう。特にリスニングがたしか75点ぐらいのウェイトがあるので、そこで差を稼げるかと。


    世界史は早慶上智などの難関私立のような難問奇問は出ないため、合格者は80%ぐらいは得点しているようです。大航海時代以降(15世紀末以降)の近現代(日本を含む)しか出ませんから、民主化や国際関係のキーワードと流れを押さえていけば、論述問題にも対応できると思います。東京外大が目指す方向性やあるべき人材像が、問題のテーマや求められる回答に込められていると感じます。語句記述問題が6割、論述問題が4割の得点ウェイトだったと思います。語句問題は皆出来て当たり前のレベルなので、論述の出来が合否を決めるようです。語句は漢字の間違いも減点されるため、普段からしっかりと書いて覚えておく必要があります。


    東京外大のWebサイトに昨年の語学の問題と模範解答が載っています。
    http://www.tufs.ac.jp/common/is/nyushi/kakomon/20mondai.html


    東京書籍の「赤本」を早めに入手して、過去問に触れてみることをおすすめします。

    トフルゼミナール発行の「東京外大の英語」もおすすめです。
    英語だけでなく、世界史の対策も書いてあります。
    予想問題は本番の試験よりかなり難しめです。
    https://www.honya-town.co.jp/hst/HTdispatch?nips_cd=9983121298


    東京外大の対策講座ではトフルゼミナールが定評があり、e-Learning対応のものもあります。
    夏休みや冬休みのスクーリングとの併用ですが、一時帰国するタイミングと合えば受講すれば良いし、ダメでも色々と相談してみれば良いと思います。
    特に世界史の論述対策は受けておいたほうが良いかと。
    http://www.tofl.jp/tufs/eschool.html


    あとは、代ゼミの諸岡先生の東京外大の世界史対策講座も良く当たると評判です。
    毎年1月~2月に直前講座がありますが、生授業じゃなくても録画されたものを受講出来るので、一時帰国された時にタイミングが合えば受けて見ると良いでしょう(予想問題+解説で3時間ぐらい)。

  2. 【1224983】 投稿者: NYの高校生  (ID:hFzTy7xlQEw) 投稿日時:2009年 03月 14日 09:12

    一般入試との違いと共通点さま

    ご投稿ありがとうございます。
    やはり学校に問い合わせてみることにします。
    もし、帰国の募集枠というものではなく、一般生の合格水準で
    判断していただけるなら頑張り甲斐があります。
    それなら一般入試で受ければと思われるでしょうが、
    さすがに中、高をまたいで5年も日本の勉強をしていませんので、
    センター試験は受けられません。

    それ以外にこちらがお聞きしたかったことを的確に丁寧にアドバイスいただき、
    正直びっくりしております。
    今年合格された方でしょうか?
    もしお差支え無ければどちらを併願されたか教えて頂きたいのですが...

    今年はアメリカのSATとTOEFLのハイスコアをだすことと、
    世界史の勉強を始めようと思います。

  3. 【1225113】 投稿者: 一般入試との違いと共通点  (ID:MsCpC3ZlLWM) 投稿日時:2009年 03月 14日 10:56

    娘が今年、一般受験で某大語科に合格しました。
    併願は早稲田(教育・英語英文)と上智(外国語学部、英文)など。
    ICUや早稲田の国際教養は学費が高いので受けていません(笑)


    外大はセンターで失敗して、二次で挽回しました。
    おそらく英語で7割+アルファ、世界史9割前後、合わせて300点+アルファの出来だったと思います。


    二次のことも考えると、英語と世界史がやはり重要ですね。
    特に英語の配点が大きいので、やはり英語で差が付くと思います。
    英語は、帰国の方は問題形式に慣れることが重要と思います。
    字数制限のある英作文や要約が合否を決めるといわれています。


    こちらの情報が役に立つと思います。
    東京外国語大対策
    http://ja.wikibooks.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%96%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E5%A4%A7%E5%AF%BE%E7%AD%96


    世界史は1年あれば合格水準に達すると思います。
    外大の二次で出るのは近現代ですが、古代・中世から順に追っていかないと流れが理解できませんので、最初は各地域や国ごとの通史を一通り学ぶと良いでしょう。
    まずは、世界史Bの教科書(山川出版社の「詳説世界史」とか)を読んで流れを理解するのが良いと思います。
    山川は昔から“歴史の山川”と言われるぐらい歴史関係の書籍に定評があり、多くの優れた参考書やサブテキストを出しています。
    http://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=12866921
    amazonなら海外配送もOKですね(まとめて買うと送料お得)。


    同じ山川の「ナビゲーター世界史B(1)~(4)」との併用も良いと思います。
    「詳説世界史学習ノート世界史B(上・下)」「世界史B用語集」や「山川世界史総合図録」との併用も良いと思います。
    論述対策には「詳説世界史研究」も重宝すると思います。
    山川は全体的に文章が堅くて読みづらいところもありますが、必ず力は付きます。


    一方、基本テキストとして読みやすくて人気があるのは、代ゼミの「青木の実況中継シリーズ(全5巻)」です。授業の語り口で平易な表現で書かれています。
    東進の「荒巻の世界史の見取り図(全4巻)」も人気があります。
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=books-jp&field-author=%E9%9D%92%E6%9C%A8%20%E8%A3%95%E5%8F%B8
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=books-jp&field-author=%E8%8D%92%E5%B7%BB%20%E8%B1%8A%E5%BF%97


    教科書+アルファの基本書で流れを理解したら、「斎藤整の世界史ヨコから見る世界史」で横の流れを押さえると効果的だと思います。特に近現代は各国間の横の動きが重要になってきますから。


    あとは、年号の語呂暗記用の本は必須。
    これはモノによって合う合わないがあるので実際に手にとって比較するのが一番ですが、NYの書店ではそんなに種類も置いてないでしょうね。
    娘は「元祖 世界史の年代暗記法」を愛用していましたが、「世界史年代ワンフレーズnew」も使いやすそうです。


    私自身、受験時代に世界史が得意科目だったので、娘とあれこれ試行錯誤しながら教材を選んだり、一緒に出題予想をしたりしました(英語は塾任せでほぼノータッチでしたが)。


    それと、前回のコメントで出願資格のリンクを張りましたが、色々な条件があるようなので、よくご確認ください。

  4. 【1225780】 投稿者: NYの高校生  (ID:hFzTy7xlQEw) 投稿日時:2009年 03月 14日 21:36

    一般入試との違いと共通点さま
    保護者の方だったのですね。
    それにしてもいろいろと良くご存じで、素晴らしいです。
    私も世界史は好きな方なので、頑張ります!
    現地校の勉強との両立はハードですが。


    併願校もだいたい同じところを考えています。
    昨年の夏休み日本に一時帰国した際、外語大のオープンキャンパスに
    参加し、とても雰囲気が気に入りました。
    これからも、お時間のある時学校の様子とか教えて頂けたら嬉しいです。
    本当にありがとうございました。

  5. 【1226033】 投稿者: 一般入試との違いと共通点  (ID:MsCpC3ZlLWM) 投稿日時:2009年 03月 15日 00:47

    受験は志望校を早めに決めて、情報を集め、志望校に合った対策を打つことが大事。
    言い換えれば、早めに目標と戦略を立てて、着実に実行していくということ。
    そのために必要なことに全力を傾け、無駄なことは極力やらないようにする(試行錯誤は当然必要ですが・・・)。
    あとは、どうしても入ってやるんだ、入ったらこういうことをしたいんだという思いやセルフイメージの強さが合否を分けると思います。
    来年の外大受験合格を目指して、ぜひ頑張ってください。

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