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【252780】英語(外国語)の強い大学

投稿者: ピンク   (ID:0Tx9770ebSs) 投稿日時:2005年 12月 21日 22:17

はじめまして!
まだ中学3年ですが高校入学後大体の志望校を決めて勉強を進めたいと思うのですが・・
英語が好きで将来は、英語を生かし英語を武器にしての仕事につきたいと考えてます
漠然とですが翻訳家、通訳、など色々な国の人々と関わっていきたいので
国連の職員も検討中です
そこで高校でも英語を強化していきますが
大学は、英語の上智が一番なのでしょうか?
それとも国立の東京外語大学なのでしょうか?
ご存知の方教えてください
都内の大学限定です(自宅通学なため)

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  1. 【252839】 投稿者: 若干のアドバイス  (ID:9LJItdC7Rj2) 投稿日時:2005年 12月 21日 23:53

    大学についてではありませんが、進路について若干のアドバイスを。
    語学のプロになるのか、語学をツールとして使うのかには大きな違いがあります。まずは、どちらを目指すかのか考えてみることをおすすめします。私見ですが、今後、英語のみではたいした武器にならない、と私は思っています。

    今や、英語はできるのが当たり前、それで食べていこうとする(=通訳、翻訳)には相当の能力が必要です。そして、これらの職はあくまで黒子です。他人の書いたもの、発言を訳す事のみが求められ、「自分自身が」何かを発信することはできません。そして、英語ができることが当たり前となりつつある昨今、特殊言語ならいざ知らず、英語の通訳需要(専門分野の知識があれば別です)は大きいのかどうか。私は悲観的です。
    反面、国連の職員には英語力だけでは到底なれません。アドミニ部門(ニューヨーク本部)にしろ、専門分野(フィールドオフィスを含む)にしろ、プラスアルファの学位(通常、海外大学院で修士以上)が必要です。英語でかなりの能力をつけることを前提として、ほかに何か専門分野の勉強をきちんとしておくことを個人的にはおすすめします。あと、国連は日本的な大学の偏差値は関係ありません。何(専門分野)をどの程度きっちり習得したか、そして国際的環境のなかでのコミュニケーションスキル、交渉スキルが求められます。
    英語ができるからこそ、外国語学部にこだわるのはもったいないと私は思うのです。むしろ、理系でもいい。(ただし、たとえば言語学的に英語に興味があるのなら別です。)

    というのも、帰国子女だった私が進路で迷ったときに高校の担任から得た上記のアドバイスにしたがって結果的にとてもよかったと思っているからです。英語は国連英検特A級、TOEIC950点をとっていますが、大学、大学院で専門分野の学位を取り、国連ではありませんが国際機関でのインターンも経て、今は専門職についています。英語は日常的に使いますが、仕事ではその後習得した第二外国語(フランス語、スペイン語、中国語などのメジャー言語ではありません)の使用頻度が断然高いし武器になります。
    英語ができるからこそ、英語だけにこだわらず、広い視野を持って!とのアドバイスをおくります。

  2. 【254135】 投稿者: 翻訳業  (ID:E.MrF9OJkZY) 投稿日時:2005年 12月 24日 16:50

    若干のアドバイスさんのおっしゃるとおりです。

    翻訳家や通訳は、専門家の言っていることを異なる言語で表現するわけですから、
    その専門家が言っていることを正確に理解できなければ話になりません。

    私は、理系出身で現在は、ある特殊な分野の翻訳を生業にしていますが、
    専門知識と調査力が特にもとめられます。
    文芸の翻訳ですら、語学力だけでは成り立ちません。

    言語はコミュニケーションの道具であて、メインは伝える情報の中身です。
    中身があって道具が役に立つのです。

    文系・理系にかかわらず何か専門分野をお持ちになることが、得意な語学
    力を生かす早道と思います。


    言語学を専攻したいのなら話はまた別ですが。

  3. 【254284】 投稿者: 二代言語学  (ID:/YXGK4c.o5I) 投稿日時:2005年 12月 24日 23:00

    若干のアドバイス様、翻訳業様の実社会でのご経験とアドバイスは、社会に出てから今までの企業や翻訳の経験として、私も実感としているところで、大変貴重だと思います。

    それ以外に、
    >大学は、英語の上智が一番なのでしょうか?
    それとも国立の東京外語大学なのでしょうか?
    について・・・

    上のお二人も仰るように、やはり言語学を極めたいと思うにしても、第二外国語は勿論、文化・国際関係・経済・社会学・心理学・法律など、文科系も幅広く一般教養として修めておく必要があります(中途半端でなく)。
    どちらの大学にしても本人次第でそれは可能と思いますが、上智は他学部の一般教養の履修が比較的容易に出来、充実しているように思います。外大は単科ですが、他の国立(一橋など)と相互に単位取得できる授業を履修できるようになる(なった?)と聞きました。
    ピンク様も、今から、理数系もおろそかにせず、センターも勿論OK、上智も選択に数学で受けてもOKくらいを目指していらっしゃると良いですね。

  4. 【254463】 投稿者: 若干のアドバイス  (ID:xe2OofvQ4xw) 投稿日時:2005年 12月 25日 11:58

    >色々な国の人々と関わっていきたいので

    とのことですが、アメリカやイギリスで仕事をするなら英語のみで基本的にOK。しかし、ヨーロッパやアジアに住んでみると、母国語以外に3ヶ国語くらい平気で操る人たちがごろごろいるということに気づかれるでしょう。(アジアだと、英語、中国語は北京語+方言を一つ二つ、そのほかにもう一言語、とか。)国連にしろ、公用語5ヶ国語(英、仏、西、アラビア、中)のうち二つ三つ仕事レベルで(=日常会話ではなく)操れる人が当たり前のようにいる世界です。やはり、多言語環境が小さいときから当たり前で育った彼らと我々は根本的に違うのです。(私は日本人としては外国語のセンスは比較的あるほうだと思いますが、それでも第二外国語が上達すると英語が下手になるという、語学のキャパシティの狭さを実感しました。)
    私自身、痛感したことですが、そもそも「英語を生かして」などといっている時点で彼らとは次元が違うわけで、日本人はそもそも語学では完全に負けているのだということを認識しなければ、異人種のるつぼである国際機関では生きて行けません。そこで武器になるのは、なんといっても専門分野の知識です。

    英語を使って何をするか、ですが、まだ中3でしたらイメージがわかなくて当然ですので、まずはいろんな本を読んでみることをすすめます。通訳や翻訳者についての本、国際公務員の本、たくさん出ています。

    大学で語学以外を専攻しても英語を使って勉強することはいくらでも可能です。私は社会科学系ですが、ゼミでは英語の学術書を読み、卒論は現地に行って文献資料を集め、多数の英語文献を使って書きました。ゼミの友達は、教授の許可を得て英語で卒論を書いていましたよ。

  5. 【255358】 投稿者: ピンク  (ID:0Tx9770ebSs) 投稿日時:2005年 12月 27日 12:54

    たくさんのご意見ありがとうございます
    皆さんの言ってる事は、正直まだ難しいところがあって
    深くは、分かりません。

    高校受験のスタートが遅くなってしまい学校見学や無駄な時間がかかり
    志望校も時間が足りなく思った所まで成績が伸ばせませんでした
    大学受験は、そんな事がないように
    高校入学時には、文系、理系?か国立、私立?など選択を決めて
    それにそった無駄のない的を絞った勉強に結びつけるため
    英語が強い!英語に関わる仕事にもっともつける大学など・・
    受験誌みても英語の学部が細かく分かれていてよく分かりかねていたので?・・・
    う〜ん 職種までは、まだ決めかねますね?

    英語が好きで英検準2級は、中学2年でとり
    受験終了後は、2級にチャレンジするつもりです。
    英語では、ヒアリングが得意でNYに行った時は、話せない親に代わって
    私がほとんど会話していました。
    NYの国連の職員に英語以外の語学を取得する場合何語がいいか?と尋ね
    フランス語が一番重要度があると聞いたので
    平行してフランス語も勉強して行くつもりですが
    英語の総合、マルチ?に強い人材になりたい!
    英語ならあの人に聞け、教われ!的な人をめざす?
    なんて・・・(夢物語?)

    大学に行ったらもちろんその専門分野も平行して勉強しますが
    入る前の段階として何処がおすすめでしょうか?



  6. 【256087】 投稿者: 若干のアドバイス  (ID:xe2OofvQ4xw) 投稿日時:2005年 12月 28日 20:26

    国連本部のツアーに参加したんですね。私も中学時代に参加してあこがれましたです。なので、お気持ちよくわかります。フランス語が重要だというのは、おそらくガイドさんが言ったことかと想像しますがそれはおそらくNY本部で(ガイドとして)働いていての実感かと思います。何語が役に立つかはどの国のどのセクションで働くかによりますので、あまりそれにとらわれないほうが・・・と思います。言語は文化・社会と切り離せないものですから、もし第二外国語をやるなら、その国が大好きで、その国に行きたい、その国のことをもっともっと勉強したい、という言語を選ぶべきですよ。断然、力の入り方が違います。

    まだ中3でしたらとりあえず国連を目指すのは結構ですが、後々国連で働くこと自体を目的にすると実際入ってから幻滅することも多いと思います。(国連は巨大な官僚組織で、政治的に渡り合う能力がないとやっていけません。それにはすごく向き不向きがあります。私の友人等見ていての実感です。)
    国連でこれをやりたい、というのがないととてもやっていけない仕事です。職種をイメージするためには、まず、国連が実際どんな活動をやっているのか勉強し、それらのテーマについて本や新聞、雑誌で勉強してそれらのなかで自分が何に興味をもっているのか考えてみてはどうでしょう。たとえば、
    ・国と国との間の紛争を解決すること
    ・紛争から生じた難民を助け、支援すること
    ・経済的に貧しい国の発展を助けること
    ・国際文化交流に貢献すること、などなど、

    なお、これからどうなるかわかりませんが、日本人、かつ女性(ですよね?)であることは国連に採用されるにはすごく有利です。日本の資金的貢献に比して職員数が少なすぎるため、どの機関も、ぜひ日本人(しかも女性ならなおさら)を採用したいという方針です。(今、問題となっている常任理事国入り問題と絡んで、今後、日本の拠出金が大幅に減るようなことがあれば状況は変わるかもしれませんが。)

  7. 【256552】 投稿者: 妻の友人  (ID:byzZVaPrA4g) 投稿日時:2005年 12月 29日 22:11

    「英語」「女性」「国連」ということでしたら・・・

    私の妻の言うには、彼女の高校の同期で英語がものになったのは
    この人だけという人が、しばらく国連に勤めていました。
    国際協力の仕事を志し国連に勤めようと考え、
    国連勤務はおおむね修士号が必要なためとのことで、
    海外の大学院に進学しました。
    その後、修士ではジュニアの職員までということで
    シニアの職員になるためには博士号が必要と、
    また別の海外の大学で学位を取りました。
    松下政経塾のホームページの5期生のあたりに彼女の
    経歴が記載されていますから、興味があるようでしたら
    捜してみてください。
    (私自身は国連の採用に学位が必ず必要とは考えておりませんので
    将来しかるべき時期に必要なら調べてくださいね)

    ところで現在のこのグローバルな世界では、
    英語のスキルは、パソコンのワードやエクセルの能力
    と同様、持っていて当たり前の能力の一つにすぎないという
    一面をもっています。
    レスしたほかの方もそうおっしゃりたいのかもしれません。
    英語がものにならなかったという私の妻も、
    最近では主婦業の傍ら、年一二回小さな学会やシンポジウム
    を主催して、米国人と英語で議論したり、人手がないときには
    自ら同時通訳をしたりしています。

    ただ大学受験では、国語、数学、社会、理科は苦手なら
    それぞれ避けて通ることが出来ますが、英語のない
    学校は基本的にありません。英語が出来ることは
    日本では絶対的な強みですから頑張ってください。

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