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【6825464】工学部の皆さん博士課程は視野に入れますか?

投稿者: STEM   (ID:i.KKITc7mX6) 投稿日時:2022年 06月 22日 07:34

工学部の皆様(お子さんが工学部でも、ご本人でも)にお尋ねしたいのですが。
今は修士までは、ほとんどの人が進学すると思います。

博士課程に行くかどうかは考えてらっしゃいますか?


息子は、下宿なのであまり話もしませんが、基本修士までと言いつつ、少し迷ってる雰囲気があり…

私も理系ですが、理学部出身で、博士=アカポス狙い限定、しかもほとんど進学しない時代でした。
そうではなさそうな(博士でもアカポスより民間が多い?)現在の工学部の状況はよくわかりません。

博士まで行くのは結構バクチではないかと思ったりもしますが、そういう考えも古いのではないかと思ったり、よくわからないところです。

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  1. 【6825475】 投稿者: 工学部卒でも  (ID:sFowQsdLFO.) 投稿日時:2022年 06月 22日 07:47

    大学院に行かず商社や銀行勤務もいます。

  2. 【6825713】 投稿者: 同じ  (ID:7ZKZHzkNLUE) 投稿日時:2022年 06月 22日 11:09

    博士課程はバクチだなって私も思います。

    だって博士でたら30歳軽く超えるだろうし。
    就職先も限られてきますよね。
    それで大学の非常勤だったり、助教だったりしたら
    独り立ちまで長い道のりすぎてクラクラします。

    うちの子も今工学部ですが、行って修士までかな。

  3. 【6825780】 投稿者: M1  (ID:abHcZtjm24k) 投稿日時:2022年 06月 22日 11:55

    現在うちの子がいる研究室では、
    博士課程に進学する意欲があるのは
    高専から来た学生さんだと聞きました。
    情報共有出来るといいですね。

  4. 【6825814】 投稿者: 絶対に勧めません  (ID:YN56BebQyOE) 投稿日時:2022年 06月 22日 12:25

    各種国立研究所で働いていました。中には博士課程を出て正規職員の方もいますが、多くはポスドクです。期間が定められていて、3〜5年以内に次の職探しです。仕事しながら、論文も書いていかないと次の採用にもかかわるので。
    中には40代の方もおられました。まだ就職できないとおっしゃってましたが、まだ、という年齢でもありません。
    派遣の私よりも安い時給1300円くらいのポストクも結構います。博士論文が通らなくて、塾講師と兼任しながら時給1000円で働いていた東大出身の人もいました。あまりお金に頓着しない方もいますし、コミュ症の方もあり、専門性は高いので、重宝されるのですが、そういう人生になる可能性もあるのです。

    よほど人柄と実績に自信があれば就職できると思いますが、ほとんどの場合、そうでない方が多いので(人柄が良くても、今度は一般常識やプライドなどのハンデを抱える)本当に大変ですよ。
    修士を出て一旦就職し、どうしても研究を続けたいなら、その時点で、大学に戻るなり考えた方が良いです。

    悩む余地があるならば、絶対やめた方が良いです。

  5. 【6825893】 投稿者: 経験から  (ID:uByEfMDgIm.) 投稿日時:2022年 06月 22日 13:15

    博士課程修了し企業に就職しました。

    企業では研究というより商品開発を中心のキャリアでしたが、徐々にテクノクラートに変わり、営業担当役員も人事担当役員もやりました。

    博士課程で就職を探す側、博士を採用し育成する側を経験しています。

    あえて博士課程進学をおすすめします。
    ただし条件があります。

    電気電子、情報、機械など、安定した需要のある分野を専攻すること。場合により化学系も可。バイオ系はぜったいにNG。

    旧帝大や早慶レベル以上の大学院であること。学部卒の学生より博士課程学生の方がむしろ、大学のレベルと学生のレベルは比礼します。

    最低年限で博士号を取得できる見通しがあること。各学科には、博士論文を提出する最低基準が定められていて、これをクリアしないと話になりません。多くは査読つきの主著論文数です。修士課程で実力的に見劣りしていた学生が博士課程で見違えるようにバリバリ研究する、という例を知りません。

    アカデミア一辺倒でなく、企業就職を視野に入れること。企業と共同研究などやっている教授の研究室が望ましいです。

    企業側から見ると、生産や販売部隊との協調は必須になります。常に、製造原価削減や顧客満足度向上は要求されます。これを苦痛と思うなら企業はやめた方が良いかな。
    これは旧来日本型メンバーシップ雇用の場合です。しかし、究極のショブ型雇用であるはずのGAFAもあまり変わらないように思えます。

  6. 【6826040】 投稿者: 相違  (ID:ujGe0oJBHmE) 投稿日時:2022年 06月 22日 16:14

    >これは旧来日本型メンバーシップ雇用の場合です。しかし、究極のショブ型雇用であるはずのGAFAもあまり変わらないように思えます。

    理系の場合、メンバーシップ型でも就職後ずっと似た製品開発を担当することになるので、ジョブ型と似ているのだと思います。

    違うのは、メンバーシップ型では、本人が変わらなくても少しずつ昇進するのに対し、ジョブ型では、本人が新しいスキルを獲得してレベルの高い仕事が出来ると契約が変わるため給与が増える形になることでしょう。

    怠け者であれば、メンバーシップ型はありがたいシステムです。
    ジョブ型だと、給与を上げるためには常に努力と研鑽が必要になりますので。
    その向上心の違いが、日本の停滞を生んでいる側面もありますが。

    しかし、理系の場合は多少の違いはあっても大きく違ってくることはないでしょう。

    理系が博士課程に進むことの問題点は、決して優秀な人間が博士課程に進んでいる訳ではないことでしょう。
    日本の独特の学歴文化によって、理系で優秀な人材は修士で就職してしまうことが少なくありません。
    最後まで残った博士が優秀と決まっていれば、各企業も喜んで採用するはずですが、そうでもないのが実情です。

    また、大学で研究していた内容が、そのまま企業の製品開発等に直結するのであれば博士もいいのですが、実際には就職後に一から覚えなおすことが少なくないため、それなら少しでも若い人材の方がいい、ということになってしまいます。

    結局、博士課程まで進むのは、研究者への道を歩く方となってしまいがちです。
    しかも、その道が思った以上に厳しいので、敬遠されることも多いのでしょう。

  7. 【6826155】 投稿者: 経験から  (ID:I3APs6dRXd2) 投稿日時:2022年 06月 22日 18:09

    2000年前後の第一次科学技術基本計画でポスドク1万人政策が導入され、博士課程修了後にアカデミアを希望するとポスドクという名の臨時雇になることが制度化されました。また、博士課程の定員は倍増され、その多くはバイオ系でした。バイオなんちゃらという学科が次々と新設された時期でもあります。
    しかし、文科省の目論みとは裏腹にバイオ系の雇用は伸びず、リアルに
    「博士が100人いる村」
    状態が現出しました。
    年収300万有期雇用で食いつなぎ、遂に力尽きてハローワークから闇に消えたポスドク、1万人とも2万人とも言われます。

    マクロには、日本の科学技術に深刻なダメージを与えたことは各種統計から明らかです。

    しかし、大学人の中には、ポスドク制度は研究者育成に必要、年収300万なんて十分どころか多すぎるくらいだ、研究に向かないポスドクを追い出す素晴らしい制度だ、という人が多い。

    アカデミアはそういう世界です。

    優秀層に見捨てられているのは明白なんですけれどね。

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