親の学歴と子の偏差値（中学受験時）って相関するの？｜掲示板スレッド

一概にはいえませんが、これまで20年以上、様々なケースをみてきました。

やはり環境は大切でしょう。学歴より賢いお母さん、というのは当たっています。

確かに裕福なご家庭では、幼い頃から塾や習い事に多額のお金を費やせるので、そこそこまでは成績が保てます。

我が子たちは私立小学校に入れましたが、そこでは上記のようなケースをたくさん見ました。

関西では関関同立に大学から入るのは、それなりに難しいと思います。しかし、塾、家庭教師などの力をフルに活用できれば、大抵のお子さんは小学校または中学から入れます。

やはり教育費をどれ位かけることができるのか、または親の学歴に対する執着心の強さは子供の学歴に比例します。

ちなみに今春、京大医学部医学科に現役合格した生徒の御両親は高卒でしたが賢い方で、 彼自身は一貫校などにも通わず普通の高校生活を満喫しました。東大理Ⅰ現役合格した子の御両親も然り。二人とも駿台モニター生になり、親孝行していました。

しかし!!このようなケースはレアです。

自主的に勉強するまでは…と放任されて、取り返しのつかないことになったケースのほうが遥かに多いのです。

結論…我が子たちは、塾漬けで一貫校に入れて環境から固めてしまいました…(^_^;)

例外はあるでしょうが、相関はあると思います。
但し、中学受験ではあまり関係ないような気がします。高学歴な親ほど、いろいろな知識を持っているので、冷静に先を見据えて選択しています。
中学受験は成功しても、伸び悩むケースは、親の学歴へ高くない場合が多いです。

ご自分は大学のランクで、お知り合いは妻看護師という書き方がなにげに悪意があるような。

今時のナースは四大卒が多いから、千葉大や慶応卒あたりかも知れませんよね。聖路加や日赤でも理系ですから、マーチの下の方の文系と比べても遜色はないでしょう。

私の周りのお母様限定ですが・・・

難関校に合格された子（男子ばかりですが）のお母さまは
保育士さん（元保育士）がやたらと多いです。

褒め上手・我慢強い・塾の先生の扱いがうまい・・・といった印象。

＞中学受験は成功しても、伸び悩むケースは、親の学歴へ高くない場合が多い
＞ぴっちさんの書き込み内容

とある難関校（男子）の保護者です。鋭い観察にどんぴしゃだと思います。
スレ主さんの中学受験は親と相関？と聞かれたら「教育力」これにつきますね。
大学受験はまた違います。

経験則と言っても、自分の例ではありません。
日本の伝統的な婚姻に関するものです。

例えば、戦国時代、政略結婚は多かったものの、お見合い写真に当たるものは和歌等でした。文字と作った文章を見て、相手のことを想像して結婚を決めるのです。
また、結婚候補の小さい頃からの逸話も重要でした。賢いのか、優しいのか、みめ麗しいのかなど、逸話で分かってくることが多かったのです。
それらを総合して（もちろん政略も考えた上で）、婚姻が決まるのです。

そして、賢い奥方をもらうことが、家の存続には重要でした。
戦国武将は基本的に肉体的に優れた面があり、それは父親から伝わるものと考えられていましたが、一方で知能は母親から伝わるものと考える人も多かったのです。
こうしたことは、経験則から出てくるものです。

一方で、戦場で活躍した武将が、その戦功からいきなり取り立てられた場合などには、結婚する際に美人をもらいたがりました。英雄色を好む、です。新しい家には、経験則がありません。
だから、美人なだけで知性がない女性をもらって子供が生まれた家は、その後長く続かず、一代限りで滅んでしまった例もたくさんあります。
肉体面が優れた武将も、いずれ平和が来ると活躍の場がなくなり、活躍するのは賢い武将になるからです。

こうした経験則による伝統は、現在にも受け継がれているのでしょうか？

明治の頃、名門の家では、見合いによって賢い女性を迎え入れるのが一般的でした。
もちろん家柄で選ぶ場合もありましたが、家柄だけではなく、聡明さも必要だったのです。それが、名門を末永く繁栄させる秘訣だったからです。
与謝野鉄幹の”妻を娶らば才長けて　みめ美わしく　情けあり”とは、妻を娶る場合の理想を書いたものでしょう。その第一が”才長けて”ですから、いかに賢い女性を娶ることが重要と思われていたかがわかると思います。
明治から大正にかけて、名門と呼ばれる女子大が生まれたのも、こうした事実が背景にはあると思います。
名門女子大出身の出身者＝家柄がよく賢い、という図式が成り立ち、それが結婚を考える上でも役に立ちました。

しかし、太平洋戦争でそうした伝統は弱まり、高度成長経済を経て、結婚に関しても「ガラガラポン」になった側面があります。
自由な恋愛は、文学としては美しくても、国や家の行く末を考えた場合にはマイナスに働く面もあります。
ヒッピーの文化が入ってきて、フォークソングが流行した時代には、一般的な家庭においては、古くからの結婚に関する経験則は一度途絶えたと考えてもよいでしょう。

一方、高度成長経済後の受験ブームにより、高学歴信仰が生まれました。
高学歴＝賢さではない、という考え方もありますが、確率的には高学歴であれば賢い可能性が高いと考えられます。
高学歴を尊ぶ風潮は、ある意味で日本古来の結婚に関する経験則「賢い女性を娶ると家が繁栄する」が復活してきたと考えることができるかもしれません。

学歴と賢さって完全一致はしない　ものだと思います。
賢さっていわゆる机上の勉強だけでなく、知恵や判断力等も含まれているので、代々受け継がれていくことが多いので、母親の賢さが子供に影響するというのは納得がいきます。

中学受験の段階では、精神力の大人度や勝気かどうかが、かなり影響していると思いますので、男の子などでは能力が開花していない子も結構いるのではないでしょうか？

私が中学生の頃、通っていた塾のおじいちゃん先生、ある授業の時に、”男子は賢い嫁さんをもらうことが重要だぞ。子供に影響するから”って言っていたことを鮮明に覚えてます。その日、たまたま女子は私一人だったので、そういう話をされたのでしょうね。

　学習塾経営さんなどが書かれていることが、最も的を得ているような気がします。
　幼少時より、お受験塾に奔走するよりも、きちんとした言葉を教えるなどの方が大切なんでしょうね。良い保育士に恵まれることも一理あると思います。
　我が子は小学校に上がってから進学塾の先生に語彙力が弱いことを指摘され、苦労しています。
　
　でも、実際のところ、中学受験時点のレベルでは、さほど差はみられないというのが本当では？それ以後は本当の勝負なんです。