最終更新:

293
Comment

【2945668】「大学改革実行プラン」と中学受験

投稿者: M   (ID:ZrP86xxz.C6) 投稿日時:2013年 04月 27日 09:50

2012年6月に文部科学省が「大学改革実行プラン」を掲げ、文科省サイトに掲載している掲示資料では、
『「大学入試の改革」~学ぶ意欲と力を測る大学入試への転換~』として、
大学入試にあまりにも過重で多岐な機能を負荷させ過ぎているので、その多くを高校教育に機能分散し、
今後の大学入試は、「教科の知識偏重の入試」から「意欲・能力・適性等の多面的・総合的な評価」へ転換する。
つまり、

教科の知識を中心としたペーパーテスト偏重による一発試験的入試(現状)
               ↓
志願者の意欲・能力・適性等の多面的・総合的な評価に基づく入試へ(転換後)

これを目指すことになっています。

2012年8月に文部科学省が中央教育審議会に、「大学入学者選抜の改善をはじめとする高等学校教育と大学教育の
円滑な接続と連携の強化のための方策について」を諮問したのは、まさにこの流れを組むものです。
また、2016年入試から、東京大学が一般推薦入試、京都大学が特色入試(筆記試験を課さない)を準備している
のもこの流れに先手を打っていると言えましょう。

いままでの大学入試制度の筆記試験を前提にすれば、暗記型学習を早く始めるほど、長い期間をやるほど有利なので、
その結果、児童期からの塾通い→中高一貫私学といった受験低年齢化が過熱化したのですが、大学入試改革に伴い、
中学受験がどのような質的転換をするのか興味深いところです。

大学入試改革を本気でやったら暗記型学習の効力は薄れると思いますが、
その結果、中学受験はどのように変わるのか・・

みなさまのご意見はいかがでしょうか。

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「中学受験情報に戻る」

現在のページ: 37 / 37

  1. 【5592140】 投稿者: ?  (ID:/SP7RvVWHQo) 投稿日時:2019年 10月 02日 23:39

    余裕だけならさんの仰る東大女子が増えない理由となる「覚悟」ですがどんなことをイメージされているのでしょうか?

    社会貢献や結婚しないことを「覚悟」というのであれば他の大学にもそういうお嬢さんは沢山いるのではないでしょうか?
    自分のイメージに合う東大女子を多くの東大女子に当てはめてそれを東大女子が増えない理由にするのは違うように思います。東大にも本当に様々な女子がいますから…

    東大女子になるのに覚悟はいりません。合格最低点をクリアすれば誰でもなれます。女子に覚悟がないのではなくそこまで東大にこだわる理由がないから増えないのではないでしょうか?

  2. 【5592343】 投稿者: バラード  (ID:csLUf9DwGUc) 投稿日時:2019年 10月 03日 09:30

    あおいとり様 東大女子はさま
    ご返信ありがとうございます。

    覚悟とか、地方のお金のかけ方の男女差などのお話もありますが。
    どうも、私には男女差は志向の違いにしか思えていません。

    たとえば、高3の塾予備校の難関物理のコースなど、クラスで30人いたとして
    1-3人程度しか女子がいない。
    東大はやはり理Ⅰの理工学系の人数が多く、女子は1割にも満たない。

    この現象は、たとえば小中学生でピアノを習っている生徒、男子比率が極端に少なく、これもピアノ教室にもよりますが男子は1割にも満たない、と似てます。

    東京藝大は受験者も進学者も女子比率が高いし、東大受験者数を上回る数。
    国立なら東京外語大も同じく。

    極端に言えば、東大でもこのような学びの場がないと女子は増えていかないのではと思っています。

  3. 【5687029】 投稿者: 38℃  (ID:ys0UKmqFZeM) 投稿日時:2019年 12月 30日 18:44

    「大学改革実行プラン」の理念にも拘わらず、なれの果てが見えて来た。
    文科省や委員会の実行力の欠落とか言われているが、日本の当事者の意識改革に力が及ばなかった、ということだろう。

    2000年前頃には世界のGDPの15%を占め先進国の中でも富める国だった日本は、今ではGDP5%台となり世界の中で相対的に地盤沈下が目立ってきた。
    ちなみに、米国では4人家族で年収1400万円以下は低所得者のカテゴリーに入る。日本では年収300万円未満の家庭が増えて下流層化が進んだ。この先、少子高齢化、財政赤字で課題先進国と言われる日本の将来像に展望が見えない。

    しかし、教育の前線や就職戦線の足元では間違いなく変化の波は押し寄せている。
    話題を、スレタイの大学改革実行プランに戻してみる。

    2012年のプランでは下記の流れを目指していた。

    教科の知識を中心としたペーパーテスト偏重による一発試験的入試(現状)
                   ↓
    志願者の意欲・能力・適性等の多面的・総合的な評価に基づく入試へ(転換後)

    結論として、上記は成し得なかった。
    志願者を、適正に多面的・総合的に評価して、将来活躍する人材を選ぶことなど出来ないのだ。
    学校は従来の選抜方法で選抜し、学校の中で突出して活躍生徒が育つよう、金太郎飴的な教育から脱却して、伸びる生徒が高いレベル迄才能を活かして育つ、また習得度の低い生徒には基礎を身につけさせる、と言ったメリハリのある教育体制を取ることになるだろう。

    変えるべきは、入試制度ではなく、中に入ってからの教育環境にある、ということだ。

    今後は、そういう学校が選ばれることになるだろう。

     

  4. 【5924953】 投稿者: その通り  (ID:La0McR/LxzQ) 投稿日時:2020年 06月 28日 06:44

    入ってからの教育内容を変えれば良いのに、なぜ入試で変えようとするのだろう。

  5. 【5928104】 投稿者: 結果  (ID:zEDfGIqddn6) 投稿日時:2020年 06月 30日 17:17

    新テストの混乱は9年連続志願者減少の国立大離れをさらに加速させるだけ。地方は今まで同様地元の国立大にいくでしょうけど県またいで他県の国立大を受験する気をなくす政策。

  6. 【6125266】 投稿者: 10年  (ID:tAY3.Eel68k) 投稿日時:2020年 12月 15日 18:15

    今回で10年連続減少は間違いない

「中学受験情報に戻る」

現在のページ: 37 / 37

あわせてチェックしたい関連掲示板

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す