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投稿者: もまれてない我が子たち (ID:3Q9uE0/vVJ2) 投稿日時:2015年 07月 02日 15:08
こういうの読むと温室で育った子供たちがこれで良かったのか不安にもなりますが、皆様はどのようにお考えになりますか?
『プレジデントファミリー』に面白い記事がありました。
「就活コンサルタントが断言 優秀な人事マンは採用時、出身高校名を必ずチェックします」という記事です。
日本の就職活動においては出身大学がかなり重要であることは、今更言うまでもないでしょうが、出身高校までもチェックするというのは意外に思えるかもしれません。
しかし私も人事担当から「大学名はもちろん出身小学校、中学校、高校も全てチェックする。」と聞きましたから、出身高校も見られると思ったほうが良いでしょう。
その記事によると、
1 大学附属校出身者は打たれ弱い印象がありマイナス評価
2 ただし慶應幼稚舎出身などの小学校上がりは人脈が期待できてプラス評価
3 国私高校出身者は視野が狭く打たれ弱い印象がありマイナス評価
4 名門都立高校・名門公立高校出身者が最も欲しく大きなプラス評価
だそうです。何人かの意見で共通していたのは「国私立高校出身者よりも、多様な人間と接してきた公立・都立高校出身者が欲しい」という見解です。
ただもちろん、公立・都立高校出身者なら誰でも良いと言ってるわけではありません。彼らが言う公立・都立高校とは、公立・都立の「トップ校」であることを強調しておきます。
特に、中学受験が盛んな東京で、高校受験から都立トップ校というルートを歩んだ大学生は、人事からすると「視野が広そう」「多様な者に揉まれて育ってきた」「勉強も部活も行事もバランスよく育ってきた」という印象を強く持つといいます。
もちろん、そこには偏見的なイメージが存在するのも事実でしょう。都立トップ校出身者の全員が上記に当てはまるというのは言い過ぎです。しかし大切なことは、都立トップ校出身というだけで、これだけ周りから
別の記事も紹介しましょう。週刊現代の「年間5万人 就職できない有名大学 「第3の入学組」の悲劇 AO入試合格組
大手企業人事担当者も要マーク」という記事。
この記事の内容を要約すると、早慶やMARCHなどの難関私大の附属校出身者やAO入試出身者は、たとえ有名大学出身であっても就職活動に不利になる、また力を発揮できない大学生が多いといいます。
そして、企業が最も求めている人材は、やはり「公立中学校~名門公立・都立高校~一流大学」という学歴だといいます。
理由はというと、「公立中高の出身者はタフな子が多い」からだそうです。
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【3826631】 投稿者: 音速の貴公子 (ID:1GYnVopOHGI) 投稿日時:2015年 08月 22日 05:00
>社会全体として無駄が多いと思う
個々の親は社会全体がどうあれ、自分の子供にできるだけの教育を与えたいと願うだけ。笑
w -
【3826644】 投稿者: 前提が少々甘いかも (ID:MCJKsnXa5ec) 投稿日時:2015年 08月 22日 06:43
これは音速さんの言うことのほうが正しい。
個々の家庭の利己的選択や志向の総和のほうが「全体を最適化しようという理論」よりは、結果としてややましになることが多い。
感想さんの構想は失礼ながら凡庸なもので、かつて東ヨーロッパ諸国で主要にはスポーツ、部分的には数学などで試みられていたわけだが、成功しましたかね?
私には失敗例に思えるけど、見解がありましたらお願いします。 -
【3826654】 投稿者: 前提が少々甘いかも (ID:MCJKsnXa5ec) 投稿日時:2015年 08月 22日 07:23
>>たとえば、両親東大卒研究者で、研究職で収入は低いし自分の研究が忙しくて子供の教育に時間もお金も割けない、という家庭の子供が、最高のDNAなのに、親が放ったらかしたせいで、ロクな大学に行けなかったとしたら、それこそ日本の損失
どんな光景を思い描いているか、興味深いです。
良くも悪くも「知的」であるがゆえの過剰なリベラリズムというものがしばしばあります。
子どもを「自由」にさせた結果、その子どもがマイナーな分野の過激な表現者になるとか。
実例はけっこうあって、具体的にあげられるひともいますが、それもまた「文化」なのでは?
少なくとも「損失」ではないでしょう。
大きく言えばピケティもそんな家庭と言えなくはない。
両親とも高度な教育を受けたエリートですが68年世代で、社会的な栄達を自ら放棄しているような経歴ですからね。
でも結局息子は普通の秀才になっています。
親が勉強を教えたり塾代を出すよりは、本棚に面白そうな文献が置かれていたり世界中の怪しげな研究者仲間が出入りしていたりという環境のほうが高度な知的刺激としては有効です。これも実例多数ですね。 -
【3826683】 投稿者: 本当に (ID:/jugeEwykvE) 投稿日時:2015年 08月 22日 08:25
私は、「個々の家庭の利己的選択」にまかせる方が、「全体を最適化しようと」国家が統制するより良いと思っているが、と同時に、
>かつて東ヨーロッパ諸国で主要にはスポーツ、部分的には数学などで試みられていたわけだが、成功しましたかね?
ロシアの芸術(音楽、バレエ)、数学、物理は共産主義時代(ソ連時代)の方がユニークで、かつレベルが高かったように思う。
ムラヴィンスキーのような指揮者は今の体制では出現しにくいのではないでしょうか。(ホロヴィッツでもよいですが)
同等の才能に恵まれた人間は同じ頻度で生まれてくるとしても。 -
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【3826696】 投稿者: 前提が少々甘いかも (ID:MCJKsnXa5ec) 投稿日時:2015年 08月 22日 08:57
音楽については70%くらい同意です。
レーピンが初来日したとき、彼のような才能が手厚く保護され国家保有の名器が貸与されているというのはすばらしいことだと思いました。
佐藤陽子さんが、当時のコンクールで東欧と日本ばかりが上位を占め、音楽教育が盛んなはずのアメリカが低迷している理由を問われ
「アメリカでは『クリエイティブ信仰』のようなものがあって、初心者に『自由に』弾かせることをよしとしていたりする。楽器は基本が何よりも重要で音階が完璧に正確に弾けることなどが本質的だ(私もヨウコのスケールはパーフェクトだと評価されたのを誇りにしている)。そのメソッドがしっかりしているのが東欧と日本で、結果としては多様で個性的な演奏家が育っておりそれは当然ではないだろうか」
という趣旨のことをおっしゃっていたのが印象に残っています。
ホロヴィッツは、世代が異なっていて、ユダヤ人の豊かな家庭に育っていますね(環境としてはたとえばトロツキーなどと似ています)。
スクリャービンに教わっていた方ですから。
また後で書きます。 -
【3826719】 投稿者: 学ぶ意志 (ID:MTemcO75pV.) 投稿日時:2015年 08月 22日 09:34
>結局、親の影響が強いということじゃないですか。
人間は生まれた時から自分1人の力で生きていくようには
なっていないので、幼少期の保護者の影響は大きいでしょう。
しかし、どの段階でどのような方法でどの程度関わるのが
その子にとって良いのかががわからないのが子育ての難しい
ところです。放っておいた方がいい場合もあるでしょう。
ただ、ここで言ってるのは脳のポテンシャル(器の大きさ)
の話で、実際に勉強して学力を高めるのは本人の努力以外
にありません。遺伝的に恵まれていても、それを活かすも
殺すも本人次第。 -
【3826740】 投稿者: 前にも (ID:syWwB80P00c) 投稿日時:2015年 08月 22日 09:59
>小さい頃から、地頭で選んで、選ばれた子には安く最高の教育を施すべきだと思う。
子供全員に小学校受験的なことや知能テスト的なことをして選別するのですね。(スポーツテストや芸術テストも同時にやると尚いいですね)
きっと必死に赤ちゃんや幼児の頃から対応してしまう親も現れそうですが。
そんな選別をしたらまるで小受の様になるでしょうが幼児だと素の要素が出やすいのでいいかもしれません。
小学校受験の時期と中学受験の時期に選別するのはいいと思います。
現在の公教育の選別は高校受験の時だけですので環境を揃えるには遅すぎると思うのです。
それぞれの時期で最高レベルの子はほぼ無料で学べるといいですね。 -
【3826771】 投稿者: あほらし (ID:IEYasg29DRU) 投稿日時:2015年 08月 22日 10:34
効果がないと思うものに多額の金をかけることはあるまい。効果があると思っているから、お受験私学組は、フライングやドーピングに多額の金と時間をつぎ込むのだよ。フライングやドーピングに効果がないなどと言うのは、東大に入るのは、アンフェアな金の力ではなく、子どもが優秀なおかげと思いたいというママ(パパ?)の個人的願望にすぎまい。それでは、仲間内の井戸端会議を楽しんでくれたまえ(笑)。
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