日比谷高校復活のきざし｜掲示板スレッド

中学受験する理由のひとつの、東大に多数合格する公立高校がない、というものが無くなったのは確かですね。
まぁ、他にも中学受験する理由はたくさんありますが。

日比谷高校が今後も復活を続けていくと考えられる理由。

１．高校からの一斉スタートで同じ条件で高校生活を始められる。
　　（筑駒、開成は内部生ですでに仲間が出来ている）
２．男女共学。
　　（青春期に異性が一緒に育つのは自然である）
３．学費が安い。
　　（公立復活の最も大きいメリット。低所得者でも東大に行ける）
４．府立一中以来の分厚いＯＢ層や伝統校としてのブランドを得られる。
　　（これは就職や取引先などとの交渉時に大きく作用する）
５．伝統行事や教養主義、文化に触れ学力以外に得られるものも大きい。
　　（人として深みや厚みが出来る。進学一辺倒の私立とはここが違う）

ないな。
私のような40代の人間は、日比谷が名門校だとは思っていない。東大で一人も出会ってないし、尊敬する先輩もいない。高齢者の昔語りには辟易するのみ。
５は、聞く限りでは最近の日比谷は新興私立並みに受験一辺倒らしい。少なくとも筑駒や麻布、武蔵など、自由系私立の方が全人格的教育にも優れている。
共学がいいなら、渋渋や渋幕、学附、西高などの方が日比谷よりいいと思う。

・ 公立からでも医者になれる時代　さん
・祝　公立復活　さん

公立からでも医者になれる時代　さんには既に質問しているのですが
『復活』の定義は何でしょうか？

そこを曖昧にしては議論の進めようが無いと思うのでハッキリさせましょう。

特に、祝　公立復活　さんの書き込みにある理由を読んで、より不鮮明になりました。

>高校からの一斉スタートで同じ条件で高校生活を始められる。
　　（筑駒、開成は内部生ですでに仲間が出来ている）

これは都立の宣伝文句（特に学附などに対する優位性）として使われますし、もっともらしいですが、ちょっと甘やかしすぎなんじゃないかと思います。
社会人になったら、既に人間関係ができている会社の中に飛び込むんですよ。そのための練習はしておいた方がいいです。
私の同級生でも中高一貫の高入の人や、親が転勤族で小中学校を転々とした人はコミュニケーション能力が高い人が多いです。最初は人付き合いで努力が求められると思いますが、その努力は本人に返ってくると思います。

公立中、都立高校というルートでも、東大に多数の合格者を出す学校が増えてきた（回復した）事自体は、選択肢が増えたという点で喜ばしい事。

一方で、「祝　公立復活」氏が挙げる５つの理由には、今後も日比谷高校が”復活”（依然として何を指すか不明だが、東大合格者数の増加、と仮定して）する事に寄与するものが一切見当たらない。

日比谷の伝統と言っても、既に断絶済み。高校からの一斉スタートというのも、中高一貫校に比べてのアドバンテージにはなり得ないし（実際、日比谷の東大合格者の浪人率は非常に高い）、共学というのは好みの問題であって、東大合格者数増加とは何の関係もないだろう。

唯一、学費の安さは、経済的に恵まれない優秀層を引き付ける要素になり得るが、他にも国立や都立中高一貫校が既に存在するし、日比谷を受験するにも、中一からしっかり塾通いする必要がある。むしろ、開成が始めた奨学金制度の方が、経済的に困難な優秀層にとって、遥かに魅力的だ。

＞開成が始めた奨学金制度の方が、経済的に困難な優秀層にとって、遥かに魅力的だ。

「 年間所得218万円以下または給与収入のみの場合収入額400万円以下の世帯」が条件な訳ですが、年額218万って月額18万程度です。
世帯で一ヶ月18万しか収入がない。しかも関東圏で。
ほとんど生活保護レベルですよ。

人間関係に飛び込む様の仰られる通りだと思います。

日比谷高校の学校説明会に参加した際に、眼鏡をかけられた短髪の進路指導？の先生が他校と違って、同じ条件で一斉スタート出来ることを強調されてました。各中学から1名というのが殆んどであなたの過去を知る人は誰もいませんので安心して入って来てくださいと。
また、同時にここの近くにある、国会や官庁で働き、日本を引っ張るリーダーになれるような人に入ってきて欲しいともお話されてました。

人間関係の出来上がった環境に飛び込んでいけないようなチキンが日本のリーダーに？思わず吹き出しそうになりました。

一斉スタートが都立の常套文句のようですが、都立生はチキンと思われるのであまり強調しない方がいいと思いますよ。