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【4094810】大学入試改革の影響を考慮した受験校選び

投稿者: 迷子の子猫   (ID:ezvHTvHNvFI) 投稿日時:2016年 05月 02日 19:03

2020年に大学入試改革が計画されていますが、
中学受験に際して大学合格力を重視して志望校を選定する場合、
各校のどのような点を評価すればよいでしょうか。
それと、中高一貫生を対象とする大学受験塾を選ぶ場合、
同じく各塾のどのような点を評価すればよいでしょうか。

また、昨年から今年にかけて、
以下のような名門伝統校を紹介する書籍が相次いで出版されており、
内容はいずれも、これら名門伝統校の大学進学実績以外の
素晴らしい点や特徴を述べたものとなっています。
これはこれら名門伝統校が、世間一般から誤解されている
大学受験予備校的なイメージを払拭し、
建学の精神に基づいた教育を主張し実践するチャンスとして
大学入試改革を迎えようとしているということでしょうか。

男子御三家 なぜ一流が育つのか (おおたとしまさ)
女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉の秘密 (矢野耕平)
名門校とは何か? 人生を変える学舎の条件 (おおたとしまさ)
「超」進学校 開成・灘の卒業生:その教育は仕事に活きるか (濱中淳子)

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  1. 【4094862】 投稿者: バラード  (ID:hR7GFCAUQ3c) 投稿日時:2016年 05月 02日 19:57

    個人的には、大学入試改革ではなくて、教育改革と思っています。
    従いまして、前安部内閣の10年ほど前「ゆとり教育の全面見直し」と同じように、知識偏重ではなく、考える力、表現し実行する力、個性尊重とコミュニケーションの両面に強い人材、さらにグローバルに対応できる人材へとなると思います。

    これ、たぶん公国私立問わず、小中高問わず、当然大学、院でもやっていくものですので、当然受験塾が、これに対応しないはずがないと思ってますが。

    いつも誤解する人が出ますが、知識は必要で、知識が多いに越したことはないし、知識を使ってこそいろいろな考えや協調性や自己主張も受け入れられるということがあると思っています。

    ただ、高校時のテスト(センターに代わる)である程度というか、十分なのか知識の多寡は測れるのなら、一発大学入試テストは、論文や、活動歴、グループディスカッションや面接、口頭試問で選抜したらどうかということ。

    これ、対応していくにはまずは高校テスト(基礎と大学希望と)でよい点採れる対応、これは従来のセンター対策とさほどの変わりはないのではと思いますが。
    次に、十分な知識を与えてくれる、および与えられる学ぶ環境のある(先生や友達と)学校選びとなると思います。

    次に、もはやはじまっていますが、使える英語、外国語(読み書きだけでなく)話す、聴くができる英語、第二外国語だと思います。
    あとは、論文、レポートの添削評価、課題設定、ディベート(英語含めて)、演説
    ディスカッションで、いろんなことやれるチャンスのある学校。

    {震災対応、エネルギーはどうすべき、TPPは、憲法はどうすべき、教育は}なんて議論から、{前述のエネルギーの技術課題、粒子、遺伝子から、日本の産業、生命や生物、物質に関する課題テーマディスカッション}などなど
    とにかく、過去、現在から未来にいたる共通的テーマを学習出来る学校がよいのではと思います。

    これは、HPや学校説明会、文化祭の生徒発表などでかなりの部分わかります。
    通塾しているところにOBOGが来ればもっと生の状況もわかるかもしれませんね。

  2. 【4094876】 投稿者: 迷子の子猫  (ID:6Z8xT9.6/lc) 投稿日時:2016年 05月 02日 20:20

    バラード様

    まとまった分かりやすいご説明、ありがとうございます。
    学校選びは今まで以上に足を使って、よく見て回らないといけないということですね。

  3. 【4095476】 投稿者: 塾選びは  (ID:4Q7/2EyDDjA) 投稿日時:2016年 05月 03日 10:03

    やはり鉄緑会は衰退していくのでしょうか?
    だとすれば、筑駒、開成、桜蔭などから東大を目指す場合は、
    鉄緑会でなく、河合塾や駿台に入るのが無難でしょうか?

  4. 【4095544】 投稿者: 原点  (ID:xTk/cOxSPE2) 投稿日時:2016年 05月 03日 11:09

    学校や塾選びは、多少は関係するかと思いますが、
    自発的に学び活かす 事を育てる原点は、家庭教育にあるように思います。

    私は、社会人を対象に、色々教えておりますが、ゆとり世代だけでなく思考力が無い人が多いと思います。思考力の育っている人に育ちの課程等を聴いてみると、家庭教育に原点がある人が多いような気がしています。

    対応できるようになるには、下記のような順位でしょうか。
    1.元々能力を持っている
    2.家庭の教育によって、対応できるようにする
    3.学校や塾によって対応できるようにする

    3に関して、基準があるとするならば、すぐに答えを教えない教育をしている所かと。教育に関して効率だけを重視しているような教育をしている所は避けるべきかと思います。本人の意思尊重の学校が良いように思います。
    リベラルアーツは良いと思います。(ただし、言葉上だけそう言っているところもあるかと思いますので、中身はきちんと精査すべきですが)

  5. 【4095591】 投稿者: バラード  (ID:hR7GFCAUQ3c) 投稿日時:2016年 05月 03日 12:05

    原点様のおおむね書かれている通りだと思いますが、もともとの能力と言ってもこと学力に関しては、ほとんど家庭の教育によるもの、と思っていますのでほとんどイコール家庭教育、家庭環境だと思っています。
    語彙、音韻からはじまって出来ることは自分で年齢に応じてやること、読み書き計算、聞く話すの日常的基本は、きちんと親が教えることなどでしょうか。

    その上で基本的動作を身につけ学校に通って、社会の中での学びがスタートすると思っています。
    よく知識偏重でなく考える力、思考力と言われますが、知識がないと考えも偏りますし、聞く耳も育ちませんし、小さな考え、小さな実行になってしまいます。

    今まで、塾でも学校でも進学、テストの点重視で、知識量の戦い、知識の多寡だけを競って偏差値だの学力と呼んでいたことを、まず改めて、知識と同時にその知識を使うと、どうなるか?「あなたはどう考えるか」「あなたはどう実行するか」までをキチンと教育に盛り込んでいくということでしょう。

    生徒が知らないことを興味を持つように教えることが学校であり、それならどう考えますか?と いろんな生徒の考え広く知らしめて、学力的にも自立していかせるのが教育だと思っています。

    今までは、学校でも塾でもとなりの子と同じ答えでよかったのが、これではすまなくなるということ。これ当然で自分の将来はとなりの子とは違うわけで、どの学部、どんな就職するか何に向いているかも違うでしょうし。

    余談ですが、鉄緑会は指定校があるように、かなり飛びぬけた学力(学んだ力と学ぶ力)がないと入れませんし、入ったとしてもついていけないことに。

    東大入ることが目的でなく、東大法学部医学部の学生、院生、OBOG、それもトップ入学レベルの抜きん出た先生が、(たぶん他よりもはるかによい給料で)先輩として、東大入試に関わらず、法医学や遺伝子物理とか法哲学や、今勉強していることも含めて、東大入学前提で指導しているような面もあります。

    ですから精鋭のレギュラー200人とかは、スポーツで言えば選ばれたオリンピック強化選手とか、ピアニストのコンクール入賞者が集まる学びの場みたいな感覚だと思ってます。従いまして、東大の法医学部から先生が来なくなったり、レベルが下がる教育なんからなると、衰退していくのではとは思いますが。

  6. 【4095867】 投稿者: 原点  (ID:xTk/cOxSPE2) 投稿日時:2016年 05月 03日 18:30

    元々能力を持っている というのは、本当に稀に、親が何もしなくても、能力が非常に高くて自分で考えられる人がいるので記載しました。
    バラード様の言われるように、ほとんどの人は、家庭環境で決まりますね。

    方向性に導びける大人が非常に少ないので、前途は多難です。
    HOW TOはいくらでも教えてくれる人がいるけれど、目的を自分で考えて設定し、そこに向かって自分で道筋を考える、その過程で広く深く長期視点で考える事ができる人は、企業人でも非常に少ないです。特に企業を中心にひっぱっている団塊ジュニア世代。当然その下も。

    学校の先生は、今まで答えのある問題の解き方を教えてきたわけですから、新しい方向性への変更は、一般の企業人以上に難しいと思います。
    教育大付属のような国立の小中出身の先生は、身についているかもしれません。

  7. 【4095894】 投稿者: 自分で課題を見つける力  (ID:6r2UlM8mILs) 投稿日時:2016年 05月 03日 18:59

    >HOW TOはいくらでも教えてくれる人がいるけれど、目的を自分で考えて設定し、そこに向かって自分で道筋を考える、その過程で広く深く長期視点で考える事ができる人は、企業人でも非常に少ないです。特に企業を中心にひっぱっている団塊ジュニア世代。当然その下も。

    自分自身がそうなんですよね。理解力(バラードさんの言う「学ぶ力」)は悪くないと思うんだけど、全くゼロから、何やっても自由、という局面に置かれると何もできない。自分で課題を考える、とか、苦手です。日本人の典型かな?
    もし、そういう力が求められるとすると。。。
    教える方も、入試で選ぶ方も団塊ジュニアですから、そもそもまともな入試改革できるのかな?それとも、外国人による採点?

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