中学受験などしなくても立派な大人になれる｜掲示板スレッド

人事さんの知らない公立中学の話をしましょう。

もちろん生徒は地域の普通の子供たち。教育熱心な親の子もいれば全く放任の子もいる。先生も一流大学出身とは程遠い。国立大学教育学部や私大の先生が多かった。社会のもろもろの縮図。

そんな中で授業をやり部活をやり成績に応じて高校受験していく。先生ものんびりしたもので教室に入ってくるなり「今日は歌を教えてやろう」と言って流行りの歌謡曲を皆で歌ったり、黒板を外に出して青空教室やった。

プールでは泳げない子がいないようにという方針のもと何度も往復させられ水泳大会では水泳部のイケメンがヒーローになる。勉強以外の分野でも何かできれば一目置かれる。絵の上手いのや駆けっこの早いのやケンカの強い奴。

でもね君が言うように「勉強できるといじめられる」なんてことは全くなくやはり圧倒的に数学・英語・国語・理科・社会ができれば（それでも文科省範囲だが）尊敬されるし学級委員や生徒会役員に推されたりする。

喧嘩の話をしましょうか。あちこちで揉め事や殴り合いはあるけれど深刻なこと（殺人や自殺）まではいたらない。周りに取り囲んでいるのが危ない時は両者を引き離す。先生の手を煩わすこともなく喧嘩もルールに則り民主的？に行われる。歯止めなき現在の悲惨な時代とは大違い。

ガキ大将に率いられる地域の子供社会の中で育った子供にはそれなりの踏み外してはいけない掟がある。それを守っている限り平安な生活は保証される。漫画やテレビの影響が大きく「卑怯な真似はするな」という文化が残っていた頃だ。

男子で最も軽蔑されるのは「すぐに泣く奴」だ。先生に怒られて涙を見せるのは最低だしケンカの最中でも闘志を見せないと軽んじられる。プロレスが流行っていた時代だから皆技を知っていて荒っぽいが骨折まではやらない。

それと、「うちのママがこう言っている」なんていうマザコンは全くの論外。母親との外出時に同級生に会うと電信柱の影に隠れるぐらい母親と行動を共にする姿を見られるのを嫌った。

中学生活で最高の盛り上がりは部活にクラス対抗運動会、水泳大会、文化祭、合唱大会などだ。これには燃える。女子の応援が聞こえると張り切って普段以上の力が出る。勉強以外の事は大事ですよ。それはいずれ社会に出る予行演習のようなもので周りを見回して何かを感じて考える。

転校生がくるとさざ波が起き、特に美少女などが来ると大変だ。男どもはその子を意識してそわそわして授業にならない。先生もそれなりの権威があったし身近な大人として親身に生徒を見てくれた。わざと内申を悪くするなんて聞いたこともない。逆に下駄履かせて「この子は将来見所がある」とか書いてくれたものです。

そういう悪ガキどもが結婚するとき、恩師はいいスピーチをしてくれる。「この子は心がある」なんて嬉しい事を言ってくれる。そういう師をもてなかったことはやはり生徒の側の感受性にも問題があるんだろう。

出身大学で先生をランク付けしたりなんてことはなかった。先生たちも誇りを持って教育に当たっていた。ビートたけしや佐々淳行や佐藤優が恩師について語っているが小学校や中学時代にそういう人で出会えなかったのは不幸としか言いようがない。

公立教師を馬鹿にし有名大学出ではないことで一段低く見るエデュ親たちはやはり歪んでいる。偏差値主義、学歴主義で生きてくるとどこかで自分のつまらなさに気付かされるときが来る。わざと内申を悪く付けられるなんて怯えている時点で世の中の大多数の人とはうまくやっていけないだろう。

＞中高の6年間はやはり一貫校でしっかり心身を鍛錬し、くだらない内申対策や受験対策ではなく人間教育を施すべきであろう


そういう教育を受けながらT議員が産まれたのはどうしてですか？
彼女の友人は人間教育受けて東大法学部出てから何をやっていますか？
篠原一が盗作後に何のコメントも出さないのはどうしてですか？

貴方は冷静で論理的な方のようですのでご説明お願いします。

中学で内申対策などいらないでしょう。大人の目から見たありのままを書いてくれればいい。でも多くの先生はちょっといいこと書き加えるんですけどね。いたずらっ子には「アイデアが豊富」。ひょうきんなのは「周りを明るくする」。運動ができないのは「作文がうまい」とかね。

＞私が全く算数が教えられず、夫が算数を見てます。
子供は理解力が弱く、授業で消化してきません。
Y50位です。 夫は理系の高学歴ですが、頭は私に似てしまったようです。
週末中心に見てもらってますが、早く帰ってきた時は平日もみてもらってます。


中学受験Q&Aのスレッドですが、これに対する返答がひどい。皆でこの母親を馬鹿にして揶揄している。自分の子供は成功したからといってこうやって小馬鹿にするのはちょっと品性下劣ですね。

私は正直にこういう悩みを吐露している母親は偉いと思いますけどね。実際、こういう悩みを持つ中学受験家庭は結構あるのではありませんか？ 子供によっては脳の発達が遅く問題文の意味がよく分からないのです。

身近な事と違って抽象化や一般化されると「どこから手をつけたらいいかちんぷんかんぶん」なのです。多分何かを結びつけたり一段高いところから眺めるような（ちょっと引いて全体を眺める）脳の働きがまだ十分ではないのでしょう。

私が彼女にアドバイスをするとしたら、焦らず遊びからやっていきましょうです。何か好きなことがあるならそれをやらせる。絵でも音楽でもレゴでもいいしひと工夫してやるパズルのようなものでもいい。

そして何よりも「何が何でも中学受験」しなければいけないのかよく考えることでしょう。いずれ脳が発達するとある程度の論理思考（積み上げ）ができるようになります。文科省教科書をゆっくりやっていけば誰でも分かります。発達段階に応じた学習をすれば無理なくやっていけるでしょう。

高校受験でも遅くないのではありませんか？

その通りと思います。歳を重ねればできることが自然に多くなるので中高で勉強する方が効率的です。早熟より晩成の方が大人になった時の結果的には到達点は高いです。

公立中高一貫に
さほど塾通いせずに入学できたら
良いとこ取りかな～

＞歳を重ねればできることが自然に多くなるので中高で勉強する方が効率的です。早熟より晩成の方が大人になった時の結果的には到達点は高いです。

それなら高校受験もやめて、公立高校は全入にして大学受験からスタートしたらどうですか。
いろいろな家庭の子供達がいて雑多な環境が素晴らしいなら、中学だけでなく高校もその方がいいのだから、都立重点校なんてやめて、学力選抜のない学区ごとの学校にすべきですよね。
中学受験を否定する理屈は、そのまま、高校受験を否定する理屈になります。
なぜ、この人達は高校受験を推奨するのか？高校受験塾からお金をもらっているのでしょう。

お金と本人の頭に余裕があれば中学受験も良いでしょう。地頭に自信があればほっといても勝手に勉強し上位高校に進学するでしょう。大きな違いはないね。断言できる。問題はそこからで、回りの大人が全うなら、全うな大人になるし、本人が健康なら幸せになるでしょう。遺伝も含め親の力が大きいから、子が勉強ができなくて嘆くのは、やめましょう。子供は競走馬じゃないことに気づかいと、負のスパイラルに陥ります。

それにしても、高校受験を推奨する方は、やたらと攻撃的ですね。
自分の子は高校受験にすればいいだけじゃないかと思っちゃうけど。
公立中はいじめっ子といじめられっ子は食うか食われるか、自分がいじめっ子にならなければいじめられる、と聞きました。
怖い世界を通り抜けてきた方は流石です。