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【4906550】中学受験に大きな影響あり!地方創世って?

投稿者: 意義あり   (ID:UQ5OU2l8o/2) 投稿日時:2018年 02月 28日 17:22

内閣官房の地方創世により教育が大きく歪められていると思います。
早稲田は2年間で合格者数半分に…。
本当に地方創世って教育を歪めるほどのスピードで行わないといけないものでしょうか?
東京都は2月に反対の緊急提言を出しましたが、本日の国会でも強行していくことを明言した政府。
教育の観点から合格者数を減らすならわかるけれど、「地方創世のため」で跡付けの理由というのはおかしいと思います。

中学受験はこれから早慶附属校を中心に、附属校の人気が大幅に高まるでしょうが、将来の日本にとって大きなマイナスとなると感じます。

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  1. 【5023854】 投稿者: 考察  (ID:HXOx9fCcYaw) 投稿日時:2018年 06月 11日 22:31

    以前にも、抽象的人間、具体的人間との記述がありましたね。
    前衛党さんの脳裏にあるのは、「抽象的人間労働」と「具体的有用労働」という概念だと思っています。マルクスが資本論で展開した概念ですね。
    ただ、マルクスは具体的有用労働に関しては、あまり言及していません。彼が専ら分析したのは抽象的人間労働です。これは、分業によって効率化された労働1単位当たりの剰余価値が計算できる資本制の生産活動における商品としての労働です。商品としての労働は、商品形態に取り込まれ、交換価値として抽象化されることを通して価値形態の中で純化していき、やがては貨幣という価値そのもとして機能し、資本へと集積していく、資本を形作る最小単位ともいうべき要素です。
    資本制生産において抽象的人間労働を提供するに過ぎない労働者は、「人と人との関係が物としての関係になる」という関係性の中で人としての尊厳を失い商品として扱われるようになる。
    マルクスは「資本論」の中で抽象的人間労働に関しては執拗に分析しています。なぜならそれは商品に体化された価値の原形で、やがて貨幣に純化していき資本を形成していく要素だからです。
    けれど、「具体的有用労働」にはほとんど言及していない。なぜならそれは抽象的人間労働の反対概念にすぎないからです。ジャン・ジャック・ルソーの「自然状態」と同じような矛盾に満ちた現実の向こう側にあるエデンの園のような楽園としての理想だからです。私たちは人間である以上、楽園から追放されているのであり、具体的有用労働のような牧歌的な世界には宿命的に戻れません。逆に言えば、私たちは常に商品という社会的価値が付与された実体を必要としているのです。
    例えば、「彼女が彼氏の誕生日を祝うためのケーキを作るときの労働」。これはすべてが具体的な有用性に向けられた労働であり、交換価値に転化できる抽象的人間労働ではありません。この労働はお金に変えられないのです。
    ところがこのケーキがなんらかの理由で、市場で取引の対象となり価値が付与された場合、彼女の労働は抽象的人間労働に転化します。価値とは交換過程で成立する交換価値に他ならないからです。
    また、ケーキを作るために彼女が購入した小麦粉や卵も市場で商品として流通していたものである限り、抽象的人間労働が体化されたものであり、そう考えると具体的有用労働というのは、本当にはかない幻のような実体しか認められません。
    具体的というのは、往々にしてそのような性格を持っているのです。社会的に意味があり社会的に価値として認められているのは常に抽象的な存在だからです。
    だからこそマルクスは「抽象的人間労働」を研究対象にした。

  2. 【5023874】 投稿者: 呑気な父さん  (ID:1E6xBBNCQao) 投稿日時:2018年 06月 11日 22:46

    >なるほど、地方創生が不要と仰るのであれば、話が合わないのは当然かと。

    論点を戻すと、今回の施策は犠牲が大きく、地方創生効の果が薄い。


    >有名大学だけど郊外は嫌って、どういうことなんでしょうか。

    嫌ではなく、集客エリア人口が少ないので人気が出ないということです。


    >状況を変えることができるのは、創造力や行動力を持った熱意のある人です。

    地方への熱意・自発性が大事で、遠くから”防人”を連れてきても嘆くだけです。

  3. 【5023908】 投稿者: 東大理系OB  (ID:thXTL5ohHZ2) 投稿日時:2018年 06月 11日 23:09

    地方創生は結構ですがね。
    地方は、産業の誘致も人口増も失敗してきたわけで、もう少し反省と自助努力が必要と、東京生まれ東京育ちとしては考えます。

    あんたがた、東京から、地方交付税いくら持っていきました?
    それで、狸しか通らない二車線の舗装道路や猪しか通らない立派な橋を造ったのは誰ですか?

    だから、23区の定員抑制など冗談じゃないと思う。

    しかし、定員厳格化は別の話で、根底には学生のための環境維持が無くてはならない。再三言うが、人口動態のために大学の定員があるわけではない。

    過剰な学生を詰め込んで環境を劣悪化することには良識ある大学人は反対するものとばかり思っていたが、野放図に学生を詰込み受験生に媚びるような「定員破り」を支持する人がこれほど居るのは驚き。

    定員無視の学生の詰め込みが憲法で保証された「学問の自由」?
    ご冗談を。
    だから大学人を夜郎自大と言う。

  4. 【5023918】 投稿者: 何か問題があるの?  (ID:ns3tIWPB86g) 投稿日時:2018年 06月 11日 23:13

    > それらの結果、需要地立地の東京圏の大学に学生が集まる。そこに是正すべき非効率はあるでしょうか?

    東京、特に23区の過密を加速させて、都市の機能を非効率にさせていることですね。大学は経済活動と一線を画していますから都心部にある必要はありません。大学を郊外へ出せば都心部の過密は和らぎます。だからこそ23区のみを定員抑制の対象にしたのでしょうね。

  5. 【5023925】 投稿者: 呑気な父さん  (ID:1E6xBBNCQao) 投稿日時:2018年 06月 11日 23:17

    集積力と分散力は常にバランスを求めるのが自然の摂理です。
    自由エネルギーはエンタルピーとエントロピーで記述される。
    しかし、抽象論だけでは何も(定員厳格化も)語れません。

    大都市-衛生都市・中核都市を育て周りはコンパクト化するのは妥当。
    その過程で消滅する市町村から大都市-衛生都市・中核都市に人が移動して
    日本が組み替えられる。そうして効率化しないと人手不足を乗り越えられない。
    大都市-衛生都市・中核都市以外の大学は殆ど消えるのでしょう。

  6. 【5023937】 投稿者: 呑気な父さん  (ID:1E6xBBNCQao) 投稿日時:2018年 06月 11日 23:28

    >東京、特に23区の過密を加速させて、都市の機能を非効率にさせていることですね。

    容積率を使い切る大学は珍しいので、
    都心の大学は、むしろ過密を緩和する側でしょう。
    (駒場・本郷だけでなく高田馬場でも日吉でも)

    大学の代わりに公園をつくるなら別ですが・・・

  7. 【5023938】 投稿者: 38℃  (ID:ZBBUYT9LMjw) 投稿日時:2018年 06月 11日 23:29

    ↑そうのとおりです。
    その過程で、大学定員抑制策は妥当というのが私の見立てです。

        

  8. 【5023948】 投稿者: 考察  (ID:XV/HBE3/RqI) 投稿日時:2018年 06月 11日 23:35

    実は私もマルクスの復活をひそかに予感しています。
    トマ=ピケティ、水野和夫が注目されて人気を博している現状も、それを予兆しています。
    グローバリズムの推進役とみなされていたアメリカの大統領が国境に壁を作り、保護貿易をちらつかせているような時代ですからね。
    何か大きな発想の転換が必要なのかもしれません。

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