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投稿者: 三次会 (ID:8P8FTVSTa26) 投稿日時:2018年 03月 09日 23:17
私立/公立の議論、共学/別学の議論、色々あるようですが、本当はシンプルで、勉強ができるようになるかどうかは
「能力」×「やり方」×「時間」
で決まると思います。
能力は変えられない、時間は限られている(できれば外で遊ばせる時間もつくりたい)、とすると、やっぱり大事なのは「やり方」です。
第一子の息子は5年生から通塾して私立中学を受験しましたが、親が完全に素人だったこともあり、6年生になるまでは塾に完全にまかせており、効率の悪い勉強をさせてしまいました。
それに気づき、6年生になってからは、○○講習、○○特訓、の類いは、ほぼ受講させず、子供にとって必要だと思われる課題(簡単に言うと、普段の授業やテストで子供が理解できていない所。問題なんか同じでかまわない)に集中して勉強させた結果、成績が著しく向上したと思います。「塾は、質の良い授業を提供してくれればそれでいい。あとは、個別に子供を見ながら対策するのが最も効率がよいやり方」というのが私の結論です。
なかなかこれができない(親が時間をとれない、家庭教師も信用できる人ばかりでない)というのが現実だとは思いますが、効率の良い勉強方法についてご意見のあるかた、ぜひともお願い致します。
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【4926535】 投稿者: 言葉 (ID:JP3iGiSe47E) 投稿日時:2018年 03月 14日 10:30
///さん
>年収はもちろん、人間関係からすべて違ってくるでしょう
アメリカのプリンストン大学で、長年の「別々の環境で育てられた双子」の追跡調査から、一つの結果が出ています。
それは、「環境に左右されず、到達する知的レベルは双子はほぼ一緒」「両者が大学に行ける環境にあれば同じようなレベルの大学に行っている」「到達する平均年収もほぼ一緒」というものでした。
1人の子供に2つの環境を経験させることはできませんが、分身のような能力(素質)を持つ双子が全く別の環境で育つことは、多くのサンプルが存在するので、そこから調べた結果がそのようになりました。
従って、佐藤ママのお子さんのうち1人がどこかに里子に出されて、別の環境で成長した場合も、学歴的には大きく変わらず、(これからのことになりますが)将来の稼ぎは、医師になろうが他の仕事を選ぼうが、それほど変わらない可能性がある、ということになります。
実際、理Ⅲだと医師になるケースがほとんどですが、医師は非常に儲かる仕事ではあるものの、おそらく能力の高さからすると収入が低い仕事だと思います。
非常に高い能力の方は、医師ではなく別な仕事についても、同じような(あるいはそれ以上の)稼ぎを期待することもできる、というのが、プリンストン大学の調査結果から「言えなくもない」ことでしょう。
なお、同様の追跡調査は、日本では慶應大学で行われ、社会構造はかなり違うものの、ほぼ同じような結果が出たそうです。
そう考えると、スレ主さんの提唱された、
「能力」×「やり方」×「時間」
は、実は最大値が違っていて、「能力(素質)」の最大値は他の5倍ぐらいの意味があるのかもしれません。 -
【4926616】 投稿者: 結局は (ID:tAeRm5xBV5M) 投稿日時:2018年 03月 14日 11:10
>そう考えると、スレ主さんの提唱された、
「能力」×「やり方」×「時間」
は、実は最大値が違っていて、「能力(素質)」の最大値は他の5倍ぐらいの意味があるのかもしれません。
地頭論。遺伝的要因が大きいです。 -
【4926725】 投稿者: 凡事徹底 (ID:MZZasxeIr.w) 投稿日時:2018年 03月 14日 12:12
>サピの先生に「算数はこういう方式ではダメですか?」と 聞いたら、一撃で「受験算数はそれでは通用しません」と却下された・・
塾の先生なら、そう言うのは、むしろ当然かなという印象です。参考書一冊で事が済むならば、塾に通う意味なんて無いって話になりますから。
ただ、サピの事は分かりませんが、うちの子が通っていた日能研だと、本科テキスト、講習、模試などを通じて触れる算数の問題は、応用問題相当だけに絞っても年間500問近く、あるいはそれ以上にはなるので、一般的な参考書だとせいぜい200問くらいしか収録されていないって考えれば、一冊だけだとちょっと足りないだろうなぁとは私も思います。もちろん、それ以外に10校10年分くらいの過去問をやればクリアできますが。
じっくり考えた方がよいのか、その必要はないのかとの話が出てますが、私は併用させてます。例えば、考えたり、ひねり出したりって練習も実際の入試を考えれば絶対に必要ですから、もちろん、それはやらせます。ただし、原則、初めて解く問題や模試などを解き直す場合のみで、その時は今ある知識でなんとかしてみるように言ってます。ただ20〜30分考えても出来ない場合は当然あり得るので、その時は、やり方を教えるなり解答を見させるなりします。しかし、2度目、3度目でやる時は、実際に解くことすらさせません。例えば、図形問題なら、補助線を引いたり、合同や相似が見つかれば、それでオッケーとしたり、普通の文章問題ならば後はこれを計算すれば、みたいな式がたったらもういいよって声をかけたりします。解き方が思いつかなかったり、思い出せないときは、即解答を見せ、やり方がわかればオッケーって感じで次に進みます。実際、こういうペースで次々やらないと、物理的にも1年間で500問以上の問題なんて絶対にマスターできないと思ってます。このやり方なら、慣れてくれば1時間も頑張れば、2、30問は復習できるのでかなり効率的だと私は思ってます。 -
【4926913】 投稿者: 全体像 (ID:JzkM0VJfW9E) 投稿日時:2018年 03月 14日 13:58
余談ですが、うちの息子の算数はボロボロでした。
受験の結果見ても穴だらけ。「なんでこんな問題間違うの?」みたいな易問を平気で間違う。
今年のとある中堅私立の入試に「電車が 鉄橋にさしかかってから渡りきるまで何秒。トンネルに隠れている時間が何秒」みたいな「速さの超定番問題」がでた。
こんな超定番問題を息子は「やり方がわからなかった」なんて言っていた・・
私は「この問題がわからない奴は中学受験者にはいない」と思い真っ暗な気持ちになりましたが、受験途中なので言わなかった。
ただ、不思議なことに算数の合計点数はきちんと合格点とってくるんです・・・
ですので、サピのカリキュラムについていけないとこういう「基礎ボロボロ穴だらけ」受験生が出てくる可能性がある、ということです。余談でした。 -
-
【4927334】 投稿者: 全体像 (ID:JzkM0VJfW9E) 投稿日時:2018年 03月 14日 19:31
ここに深入りすると スレがあらぬ方向に行きそうですが・・
>「環境に左右されず、到達する知的レベルは双子はほぼ一緒」「両者が大学に行ける環境にあれば同じようなレベルの大学に行っている」
とすると、仮に「東大に行きたくて」「行ける遺伝子があれば」
渋幕(東大48人)に行っても隣の秀英(東大6人)に行っても同じ。
ということでしょうね。
だから例えば 小六から勉強始めてそれほど頑張らずに秀英にいく。
(東大遺伝子ならそのくらいは可能な感じ)
という選択肢も十分あり。
そこから先は、親の見栄。ってことでしょうか・・・・
(ここで渋幕 秀英を出したのは 例え であって
その両校を取り上げたのは 他になんの意図もありません) -
【4927514】 投稿者: 三次会 (ID:8P8FTVSTa26) 投稿日時:2018年 03月 14日 21:53
>「環境に左右されず、到達する知的レベルは双子はほぼ一緒」「両者が大学に行ける環境にあれば同じようなレベルの大学に行っている」
>とすると、仮に「東大に行きたくて」「行ける遺伝子があれば」 渋幕(東大48人)に行っても隣の秀英(東大6人)に行っても同じ。 ということでしょうね。
ほぼ同じ環境なので、差がでない典型ですね。どちらも同じ親に育てられ、中学受験もして進学校にいき・・ですから。
仮に生まれてすぐ、別の家に育てられたら、育てられる家によって、まるっきり違う人生が待っていると思います。 -
【4928115】 投稿者: バラード (ID:csLUf9DwGUc) 投稿日時:2018年 03月 15日 09:45
こと中学受験に関して、算数がキーであるとは昔から言われてきました。
私も個人的にそう考えますし、算数が出来るようになればいいところまでいくと思っています。
どこの塾でもおおむねそのような指導がされていると思いますが、書かれたようにサピは顕著というか、演習量が他塾に比べてもとても多い、基礎問から応用から発展系の算数の問題を解かせる。
少なくても6年前半までは算数の学習時間比率が高くても良いかなと思っています。
実感として、論理性が高まり国語の長文読解力にもいい影響、理科なら特に物理系の計算問題にも対応しやすくなる。あとは記憶系の学習ですが、覚えて引き出すという何百回、何千回の訓練は記憶力を鍛えるなどなど。
メンタル面では、算数の今まで出来なかった問題が出来るようになると、達成感を持てるようになり点数が上がるとモチベーションが上がるなどかなと思います。
これからは複合的問題も増えてくるとしたら、ますます算数力も必要なのかもしれません。 -
【4928820】 投稿者: 三次会 (ID:mLkPQ86xu4M) 投稿日時:2018年 03月 15日 19:32
皆様:
コメントありがとうございます。
>1時間かけてじっくり問題を解く・・・
*これができる小学生は、すでに凄い学力を持っていそうです。大半の小学生は、そんな難問解かせたら、実際に頭が働いているのは5分くらい、残り55分は「今日の晩御飯なんだろう・・・はやく時間たたねーかなぁ」と考えていそうですね。
>本当に能力の高い子はいる・・・
>「能力」×「やり方」×「時間」 は、実は最大値が違っていて、「能力(素質)」の最大値は他の5倍ぐらいの意味がある・・・
>地頭論。遺伝的要因が大きい・・・
*たしかに、見るからに能力の高い人っていますよね。羨ましい限りです。でも、たとえ遺伝子で決まっていようが、能力が5倍大事であろうが、本人なりの向上を重視した方が、子供の成長を純粋に喜べて楽しい気がします。成功者を見て「能力があったから・・・」も結果論かもしれません。今のDNA解析技術なら、ある程度予測できるかもしれませんが、自分の子供にその解析はいらないなぁ・・・でも見てみたい気もするなぁ
>必要悪のような気がしますが、塾も商売ですし、最後の3か月は、勉強はしますが、勉強とは言え受験テクニック、学力アップより得点力アップ作戦のほうが実態として効いてくる・・・
*おっしゃる通り、「勉強のやり方」もさることながら、「得点の取り方」も合格には必要ですね。合格対策も悪いとは思いません。「お前は学力は十分あったけど、受験テクニックがなかっただけだ」と言っても、慰めにならないし。
>2度目、3度目でやる時は、実際に解くことすらさせません。例えば、図形問題なら、補助線を引いたり、合同や相似が見つかれば、それでオッケーとしたり、普通の文章問題ならば後はこれを計算すれば、みたいな式がたったらもういいよって声をかけたり・・・
*具体的なやり方のご提示、ありがとうございます。実は、先日、似たようななり方を娘にさせてみました。目的は、「勉強時間の短縮」というよりは「プロセスの大切さを教えるため」です。子供は、答えの正誤のみが大事で、式や考え方を軽視する傾向にあるので、問題を「式のみを書きなさい」にしてみたらどうなるかと思って。時間短縮にもつながりましたが、効果はでるのか・・・まだわかりません。
>算数が大事・・・
*逆に算数できないと苦しいですよね。四谷大塚の予習シリーズは初めてですが、算数の「基本問題・練習問題」を完璧にするだけで、偏差値60超えは十分いける、と思って集中して勉強をはじめました。
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