最終更新:

1474
Comment

【5107158】中学受験における理系科目(算数、理科)のくだらなさについて

投稿者: マキアート   (ID:HpNnlmi.ZMA) 投稿日時:2018年 09月 06日 22:10

東京医科大学の女子に対する採点差別が明らかになりましたが医学部入試で数学が重視されるのは女子を排除するためではないでしょうか?そして中学受験で算数理科が重視されるのも女子差別の結果ではないでしょうか?医学部ではさして数学は使わないらしいのでとても怪しいと思います。男女別学が礼賛されるのも疑問です。塾講師の間では男女差別はさして問題ないことなのでしょうか?

やる気のある女子はハーバードを目指した方がいいような気がします。私は入試に出るからと言って将来使いもしない理系科目を重視するのはくだらないことだと思います。女性差別への加担になりかねないからです。一方私の意見は偏っているかもしれないと思います。優秀な中受講師は差別の疑惑を越えて入試算数の意義を説明できるものなのでしょうか?

返信する

管理者通知をする

マイブックマーク

「中学受験情報に戻る」

現在のページ: 42 / 185

  1. 【5123488】 投稿者: 前衛党  (ID:MfrF1R7gSas) 投稿日時:2018年 09月 23日 00:39

    (続く)
    そこで、広く優秀な学生の選抜との観点や客観的な学力の判定という部分でペーパーテストこそが優位性を有し、より公平性が高いとの社会的合意が形成されてきたといえる。しかるに、最近のAO入試等は日本の入試の唯一の美点であったその公平性の担保を著しく毀損しかねない危険性を有すると私は考えるものだ。なぜなら、AO入試こそ、受験生に関わる保護者の経済力や生まれ育った文化的環境の相違が見事なくらい露骨に現れるシロモノだからである。それでは、闘う前から勝負あり、ではないか。その意味で、日本においてはぺーパーテストこそが、だれでも努力すれば結果を出せるという可能性=公平性を支えてきたものである。

    なお、余談。
    中国地方の県立高校出身の某先生(有名な方)。酒席では、同じ東大の先輩である現東大教授(麻布出身。もっと有名な方)と自らとを比べ、名もない田舎教師のせがれであった自分と、東京の富裕層に生まれ育ったその方との文化的環境の違いをぼやく。東大法学部(現役合格)でトップクラス、フルブライト留学生になり、その後ロンドンにも留学したそのエリートにして、今になってもまだ出自には拘りがあるようだ。これが、もしAO入試の時代であったなら、どういう事態になっていたのかと話を聞きながら感じた。

    ※戦前は、出身校に応じて初任給にも差を設けられていた。

  2. 【5123538】 投稿者: 三次会  (ID:xpBpRUlW5y6) 投稿日時:2018年 09月 23日 02:24

    前衛党様はイイ人だと思ったので、ちょっとだけ。

    >論文入試は通常複数の者が採点に関わるので、「傾向答案」や「恣意的な採点」等は容易に見破れるはずである。仮に私が採点者であっても、筋の通った立派な答案であれば、いかなる立場や主張であっても、それに高い評価を与えることは当然である。

    ⇒これは違うかもしれません。とくに「筋の通った立派な答案」という表現に、すさまじい違和感を覚えます。前衛党様は、ここで「筋の通った立派な書き込み」をしているのですよね。でも、それを見た第三者は、必ずしも同じように思っていないかも。
    ほんとに公平に論文の評価をしたいのなら、「〇〇が書いてあるとプラス〇点、××はマイナス×点」という「傾向答案」をやるべきだと思います。すくなくとも「立派」は芸術点であり、これも考慮するなら、必ず「好き嫌い(主観性)」が入ると思います。
    「高い評価を与えることは当然である」は、「当然であって欲しい、当然であるべきハズなのだが・・」ではないでしょうか。
    だったら「オレの好き嫌いで決める」と言ってもらった方が、私が受験するならよほどスッキリします。


    >本掲示板において、-私への異論や批判であっても-それが真摯なものであれば、私自身も誠意をもって対応させて頂いてきている。たとえば、本スレでの「おたく」氏とのやりとりもその一例である。

    ⇒前衛党様はイイ人だという話ですよね。知ってますよ。でも、そうでない人もいるかもしれませんね。


    真実vs不真実
    好きvs嫌い

    これ以外の価値判断ってなんなんでしょうね・・・

  3. 【5123618】 投稿者: あく きん  (ID:qSIESNPZFkY) 投稿日時:2018年 09月 23日 08:23

    「女性に対する差別」と「学部で学ぶ能力を判定するのにふさわしい試験科目」は分けて議論するべきだと思います。

    少し調べて面白かったのは、国立大学理系で個別試験に国語を課しているのは
    東大、京大、名大くらいだったこと。(もっと多いと思っていたが阪大すら国語はなかった)
    もう1点は、数学の配点>英語の配点の学部、学科ばかりだったこと。
    たとえば、最も女子の比率が高い理系学部と思われている薬学部ではこんな感じでした↓
    (誤りあったらご指摘ください)
    京大薬 英語200数学200理科200国語100 数学/英語1 数学/合計0.29
    阪大薬 英語150点数学250点理科250点 数学/英語1.66 数学/合計0.38 
    東北大薬 英語300数学400理科400 数学/英語1.33 数学/合計0.36
    北大薬 英語150数学200理科100 数学/英語1.33 数学/合計0.44
    九大薬 英語200数学250理科250 数学/英語1.25 数学/合計0.36
    広大薬 英語400数学400理科400 数学/英語1 数学/合計0.33
    千葉大薬 英語150数学150理科100 数学/英語1.25 数学/合計0.38
    岡山大薬 英語200数学100理科400 数学/英語0.5 数学 数学/合計0.14
    (参考)東大理Ⅱ 英語120数学120国語80理科120 数学/英語1 
    数学/合計0.27
    統計は使うけれども、薬学部生に理学、工学部生と同じ数学力は必要ないでしょう。
    ところが、ほとんどの国立大学薬学部の配点は数学>英語なのですよ。
    なぜこれを糾弾しないのですか?
    やはり東大は難関国立大学の中では最も女子に優しいと言えるでしょうね。
    合計点に占める数学の配点の割合が最も低いから。岡大はさらに優しいけどね。

  4. 【5123717】 投稿者: 前衛党  (ID:MfrF1R7gSas) 投稿日時:2018年 09月 23日 10:36

    二点申し上げる。

    1.私の述べる「傾向答案」の意味は、あなたのご理解とは異なるものだ。それは、いわゆる受験者と採点者との不当な癒着を前提にした答案をさす。たとえば、以前発生した司法試験・憲法論文試験における出題者・採点者と受験生との個人的男女関係による問題漏洩などの場合である。このときは、他の試験委員があまりに答案が完璧すぎると疑問を抱いたことも発覚の端緒になった。複数の者による採点ならば、公平性の観点からも最低限のチェック機能が働くものと思われる。

    2.その司法試験においては、とくに学者試験委員は仕事柄多様な考えの存在を当然の前提にするので、たとえ自説と異なる立場からの答案であっても、論理的なものであるならば、相応の評価をしてきたと聞く。まして、少数説の見解で通説を説得的に批判できたものであるならば、低評価などできるはずもない。そのことは、当時の試験委員の先生たちが後に述懐する口述試験での印象深い優秀な受験生たちーのちの藤木英雄東大教授や渥美東洋中大教授らーでの証明される。

    ましてや、それが大学入試であるならば、そのような優れた見識を示す受験生の入学を歓迎こそすれ、だれが忌避しようか。とりわけ、能動的に学び行動する意欲の乏しいーヒラメのように上の様子ばかりをうかがう付和雷同(本掲示板でも見受けられるが)ー学生が目立つ最近のキャンパスでは、それはもっとも望ましい資質になっているのである。僭越だが、能力的には平凡ながら、この私の拙い論文が一定の評価を受けたのも、あえて少数派の視点から異論を唱え続ける姿勢にあった(それしかない)と思われるのである。

  5. 【5123746】 投稿者: 言うは易く  (ID:6x/XUQgmtS2) 投稿日時:2018年 09月 23日 11:03

    司法試験の科目は比較的政治色ないですからね。
    それでも、受験生の間では、この説で書くのが有利とか言われてました。
    いわんや、大学入試の日本史で、天皇の戦争責任について論ぜよ、なんて問題を、採点者による不公平なく採点できるのかな?
    それができるなら、面接でもAO でも、公平にできますよ。

  6. 【5123756】 投稿者: 5アヴェニュー  (ID:pvow3Sg6ZbI) 投稿日時:2018年 09月 23日 11:12

    司法試験と大学入試を一緒に語るのは違和感が。

    法曹資格は、裁判官、検察官、弁護士の三種の異なる志向性を要する業務を司るもの。従って、多角的な視点による評価が必要になる。
    大学入試は、ある大学がその大学独自の特色を活かすことを念頭に置く。
    言うなら、司法試験を一種の思想で選別された試験官で固めて、採点するようなものに該当するのではないでしょうか?

    三次会さんの所感に同意します。

    追記
    藤木氏、渥美氏は、司法試験の「時代」が違いますよね。。。

  7. 【5123835】 投稿者: 前衛党  (ID:MfrF1R7gSas) 投稿日時:2018年 09月 23日 12:21

    >法曹資格は、裁判官、検察官、弁護士の三種の異なる志向性を要する業務を司るもの。従って、多角的な視点による評価が必要になる。

    それは違う。
    法曹三者ということで、彼らは法律実務家として共通する一定の価値観を共有しているはずだ。それゆえ、司法修習も同一に行い、相互に乗り入れも可能になっている(判検交流、弁護士出身の最高裁判事就任など)。あなたの発想は、弁護士試験が別建てになっていた戦前のものだ。

    >藤木氏、渥美氏は、司法試験の「時代」が違いますよね。。。

    時代が違うから何か?
    ここでの私の意見の例証に、「時代の相違」は何の意味を有しない。
    また、旧司法試験においては口述試験はけっして形式的な儀式ではなかった。なぜなら、難関の論文試験合格後の受験者(一部、昨年度口述試験不合格者含む)約600名中、100名程度がそこで毎年不合格になっていたからだ。したがって、口頭試問は主査・副査と受験者という三者間で真剣に行われていた。その中で、藤木、渥美両先生(私は刑法は藤木『刑法講義(弘文堂)』で学び、渥美先生の授業を実際に受けた※)と主査の高名な先生ならびに副査の裁判官らによる議論は、のちに試験委員であった方々からの語り草になったのであろう。

    渥美先生など、失礼だがかなり「生意気な」学生であり、第一印象は最悪であったのではあるまいか。それでも、けっして否定的な評価を受けなかったのである。

    ※当時、人権保障を重視し、刑事訴訟法の第一人者と自他ともに認めていた平野龍一東大教授の学説をボロクソにこき下ろしていた。読めば読むほど、あの考えは反人権的だ、と述べていたことが印象深い。

  8. 【5123856】 投稿者: マキアート  (ID:HpNnlmi.ZMA) 投稿日時:2018年 09月 23日 12:28

    >統計は使うけれども、薬学部生に理学、工学部生と同じ数学力は必要ないでしょう。 ところが、ほとんどの国立大学薬学部の配点は数学>英語なのですよ。
    なぜこれを糾弾しないのですか?

    薬学部は中学受験に対する影響力は少ないのでは?そして出していただいた例はすべて国立ですね。「統計は使うけれども、薬学部生に理学、工学部生と同じ数学力は必要ないでしょう。」というのでしたら国立の入試だからといって信用できるというものではない、と言うことだと思います。
    例えば慶応薬は数2Bまでしか出ないので出題範囲上は「理学、工学部生と同じ数学力」を要求しているわけではありません。

学校を探す

条件を絞り込んで探す

種別

学校名で探す