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【5769337】中学受験の弊害

投稿者: 子供達は今   (ID:Jb.EbVx0xRQ) 投稿日時:2020年 02月 27日 07:26

子供達が頑張って挑んだ中学受験、本当に必要なことなのでしょうか。
知識人にもテレビ、マスコミなどの悪影響を指摘する方々がかなり多くなったように感じます。
そして我々、保護者もこのまま、マスコミや塾の言いなりになって子供にけしかけたり、憧れを作り出して中学受験に向かわせることは本当に良いことなのでしょうか。

小学生のうちに経験できることって本当は塾通いではないように思います。
結局、最終的に日本をリードしている方は、中高一貫校卒は少ないように思います。

マスコミ、塾との付き合い方について、ご意見や気をつけていることがあればお願いします。

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  1. 【5771814】 投稿者: 過度な期待を押し付ける親御さんに限る  (ID:pUuLUTrWV36) 投稿日時:2020年 02月 28日 19:00

    中学受験の弊害というか、過度な期待を押し付ける親御さんがいる御家庭の特徴とその弊害となっている感じですね。

    中学受験が弊害となるか将来への種まきになるかは、親御さんの背伸びしない意識とお子さんへの適切な道標を示して、共に歩んであげられるかが大切だと思います。
    高校受験で同じことが言えるのなら、中学受験の弊害でもないとも思えます。

    > 1.必要ない勉強を長期間やらせすぎる。
    → 必要か必要でないかは、各御家庭の教育方針によりますね。習い事のひとつなんですから。

    > 2.子供が偏差値主義で育ち学歴で
    > 他人を評価するようになる。
    → 偏差値でしか学校を見ていない御家庭に限りという前提付きになりますね。偏差値にやらず、お子さんが中高の学生生活を過ごせる環境を選んでいる御家庭の方が多いと思います。
    偏差値表で下の方にある学校に敢えて進学する御家庭、合格した学校で偏差値が下の学校に進学する御家庭は多いですよ。

    > 3.模試などで難問は捨てるという
    > テクニックばかり覚えてしまう。
    → 子供が通っていた塾では市販参考書とかに記載のあるテクニックのようなものは敢えて避けて、考える力を育んでくれました。
    偏見だと思います。
    高校受験、大学受験、就職、資格試験などではテクニックに頼らず、中学受験だけテクニックに頼っているならこのご意見は考えるべきだとも思えますが、そうではないですよね。

    > 4.生物としてうんと遊ぶ時期に
    > 遊ばないので後年発育に悪影響が出る。
    → 志望校に順当に合格、チャレンジ校に合格している御家庭ほど、小学校でたくさん遊び、勉強一辺倒ではないと思います。
    勉強一辺倒にしてしまう御家庭はそうならないようにしてあげて欲しいですね。
    でも、音楽や芸術とかの世界では

    > 5.小学校で学ぶことを先取りして
    > いるので授業(先生)を馬鹿にする。
    → 御家庭での教育が間違っているのだと思います。良識のある御家庭のお子さんはそんなことはしません。
    親御さんが過度に期待しすぎて、その期待に応えられないとそういう傾向になりやすいかもしれないので、各御家庭で身の丈に合うようにしてあげて欲しいですね。

    > 6.ゆっくり脳が発達する子供に
    > とっては拷問になる。
    → 上記までのことに重複しますが、その時点のお子さんの成長に合わせて、中学受験をするかしないか、中学受験するとしてもお子さんのレベルに合った志望校を見つけてあげられるといいと思います。

  2. 【5771820】 投稿者: 話にならない  (ID:cZMFEXq90Es) 投稿日時:2020年 02月 28日 19:05

    6つとも主観以外の基準も根拠も何も示されてない。

    1「必要ない」?誰が何が必要で、何が必要ない、と決める?
    2「学歴で評価する」人は必ず何か基準を持っているが、その中で、学歴で評価するのは悪くて、家柄で評価したり、経済力で評価するのはいいという根拠は?最近は見た目で評価するルッキズムが批判されているが、何ならいいのか?
    学力で評価するのは、本人の努力で体得したものに対するむしろ正当な評価ではないか?
    3テクニックは、何らかの選別(面接など)が行われる以上、必ずあるものだが、一発試験は相対的にテクニックだけではごまかしが効きにくいものである。(だから、これだけ広く使われている)
    4全く科学的根拠なし
    5これは先取りの弊害というより、能力に合わない遅れた勉強を強いる弊害である
    6能力に合わない勉強をするのは、当然よくないだろうが、全く一般化できない

  3. 【5772121】 投稿者: ネットの掲示板って個人の主観を載せる場所  (ID:rj4OHZWwOu6) 投稿日時:2020年 02月 28日 23:22

    他の掲示板は
    こういうのがいいみたいです、うふ
    うちはこれがよかったみたいで、おかげで御三家!
    みたいな井戸端会議の話が溢れてんのに
    (ネットの掲示板だからあたり前だ)
    弊害とか言われると、「キー」となって
    「それは主観だ!」「双子のサンプル調査をしろ!」
    とかすごいね。
    いや、いいけどね。
    他の板にもそのくらいの厳密性と科学的担保を求めてほしいよね。
    「あなたはそのやり方でよかったかもしれないけど、その方法のあなた以外のサンプル調査は何人?その科学的根拠は?」みたいな。

  4. 【5772346】 投稿者: 動機が大事だよね  (ID:rO0I7jmn9To) 投稿日時:2020年 02月 29日 07:34

    そうそう中学受験の弊害というか、それに伴う大事なことを忘れていました。

    7.教育費がかかり過ぎ少子化を加速させる。

    です。地方公立出身者が子弟を中学受験させるため塾通いさせるという書き込みが多数あります。中学受験以降の教育費を心配しているようです。

    これは誠にもったいない。複数、あるいは3人の優秀児が産まれる可能性を奪っている。中学受験の必要がなければ金銭的には遙かに楽です。公立コースが当たり前の地方で育った方は首都圏の中学受験熱に驚いているでしょう。

    それもこれも学校群などという愚かなことをやり名門都立をつぶした故です。
    バラードさんは中高一貫が自然に伸びてきたような書き方をされていますがこれはミスリードです。 私学がいいから中学受験したのではなく、都立名門に進めなくなる可能性があるのでやむを得ず国私立受験に走ったのです。

  5. 【5772349】 投稿者: 動機が大事だよね  (ID:rO0I7jmn9To) 投稿日時:2020年 02月 29日 07:43

    10年以上前の投稿を掘り起こすのは大変でしょうから私がペーストしておきます。フィールズ賞受賞数学者小平邦彦先生の開成中学算数入試への批判です。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    現在の教育の「急ぐ」傾向は試験の仕方にもよく現れている。昔の試験は学内の試験でも入試でも問題の数が少なく、時間が十分あってゆっくり考えることができた。・・・・中略・・・・・一例として次ぎに昨年(昭和60年)の開成中学の入試問題を掲げる。


    制限時間は50分で問題は6問ある。中学校の入試問題であるからこれを解くのは小学校の6年生である。一番は計算問題であるが、二番から六番までは皆難しい。私はこれを一生懸命にといてみたが50分で完全に解くことは遂にできなかった。


    こういう入試を受けるには小学校で真面目に勉強しているだけでは勿論駄目で、塾に通って試験の練習をしなければならない。どういう練習をさせるか塾へ行って見た事はないが多分入試に良く出る問題のパターンを調査して、どういうパターンの問題はどう解けばよいかを教え、入試に際しては、まず問題のパターンを見て解けるか解けないかを判断し、解ければぱっととく、解けなければ考えていれば時間がなくなるから、考えないでサッと諦めて次の問題に移る、というような受験の技術を教えるのであろう。


    そうでなければ一人前の数学者にも制限時間内に解けない問題が小学生に解けるわけがない。


    子供は頭が柔軟であるからこういうパターンを見て問題を解く受験技術を教え込めば次に掲げたような入試問題を解けるようになるが、それは猿に芸を仕込むようなもので、それで自分でものを考える力を養ったことになるか疑問であると思う。


    小学生が小学校で学んだ算数の知識だけに基づいてはじめから自分で考えてこの入試問題を制限時間内に解けるならば大したものであるが、そうならばその小学生が大学生になったとき物凄い学力を発揮するはずである。


    大学生の学力が年々低下しているのを所を見ると、小学生は自分で考えて入試問題を解いているのではなく、パターンを見て猿真似で解いているのであろう。


    小平邦彦著  「怠け数学者の記」 岩波現代文庫

  6. 【5772386】 投稿者: 話にならない  (ID:cZMFEXq90Es) 投稿日時:2020年 02月 29日 08:26

    エピソードベースの話で何か論証できると思う人は、通販のサプリの「個人の感想です」を盲信して買いまくってね。

    さらに数学者が難問を楽しむのは、まさに世の99%以上の普通の人と真逆の生き方をしてるのだから当然の話で、開成生が官僚、医者、弁護士など、中枢の仕事を目指すなら、世捨て人のような数学者と真逆な試験の訓練をするのでいいと思うぞ。

  7. 【5772395】 投稿者: 動機が大事だよね  (ID:rO0I7jmn9To) 投稿日時:2020年 02月 29日 08:35

    次は灘から東大医学部卒、京大教授の月田先生のエッセイから。中学受験塾やこれから中学受験させる親御さんはじっくり読んでください。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ある母親は、「XX中学は、去年は何点までが合格で何点までがその後の補欠合格だったし、##中学はそれが何点と何点だっし、++中学は何点と何点だったし------」とすべてを諳んじていて、しゃべりまくっている。 ある母親は、壁に張り出された算数の入試問題を頭から解き始め、去年より難しいとか易しいとか議論している。 過去の問題を全部やって、覚えているのか? 

    試しに、横から問題を覗いてみて、またまた驚いた。 難しいし、量が多い。 これをどうして60分間で解けというのだ? でも、その母親は、この問題だと100点もいるだろうと騒いでいる。 

    嘘だろう! これが時間内に全部解けるということは、それは「数学(算数)」の実力とは別物だ。 小さい時から鍛え上げた曲芸のようなものだ。 まともに考えていたら絶対に時間が足らない。 

    まぁ、自分の子供を曲芸のできる達者な子供に育てることは、親の勝手で、とやかくいう事ではないとも思ったが(うちの子だって、曲芸を習わせるのが一般よりはかなり遅かったにせよ、習わせていた訳であるし)、

    一番僕が常識を疑ったのは、出題する側の良識である。 

    なぜ、このような曲芸のうまさで、子供を選抜しようとするのだろう? これが、本質的にものを考える子供を選ぶ方法として、明らかに不適切なことは、数学が好きで教育者になった人なら、当然分かるだろう。 

    何故だろう。 と、ボーと考えていたら、結局、大学の入試のあり方が、その根本にあるのかもしれないという、自省の念が生まれてきた。 6年制の私立中学・高等学校は、要するに「良い」学校として評価され、健全な経営を成り立たせるためには、世間でいう「良い」大学に卒業生を多く受からせなくてはならない。

    これ自体は当然で責められることではない。 きっと、これらの学校は、本質的にじっくりとものを考えられるような(曲芸のできない)子を中学入試で取るよりも、信じられないほど鍛え上げられた曲芸の達者な子を取った方が、大学入試の結果が良いという判断(または経験)をしているのであろう。 

    普通に考えれば、そんな小さい時から詰め込んだら、人生の途中で疲れてしまうだろうと、誰でも思うが、とにかく大学に入るまでに燃え尽きてしまわなければ、私立中高の戦略としては、良いと言えば良い(正当な教育論としては良い筈はないが)のであろう。 

  8. 【5772399】 投稿者: おたく  (ID:sJsPY5GGy0o) 投稿日時:2020年 02月 29日 08:37

    動機さんのおっしゃることは半分は納得できますが、残りは各家庭の価値観によるので、強く踏みいるべきではないと思います。
    個人的には小学校を5年にするか中学校を2年にするかにして、高校を4年間にしないと、中高一貫校が大学受験に有利なのでますます中学受験の割合は増えると思います。

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