結局、英語教育に強みのある共学校が一番よいのでは？（渋渋、渋幕、広尾学園、都立小石川等）｜掲示板スレッド

言語習得は若い方が習得が早いというのはよく知られていることですね。
おしゃっているのは以前ここで紹介されていた以下の論文かと思います。言語習得力は10歳ごろまでが一番高く、その後低下していき、18歳を過ぎるとかなり非効率になるということです。（もちろん実用的な英語を身につけられないわけではないでしょうが。）

"At What Age Does Our Ability to Learn a New Language Like a Native Speaker Disappear?"
https://www.scientificamerican.com/article/at-what-age-does-our-ability-to-learn-a-new-language-like-a-native-speaker-disappear/
調査チームは、回答者のスコア・居住地・年齢・英語を学び始めた年齢といった英語学習に関する情報に基づいて、英語を第二言語として流暢に話せるようになるまでの時間と、学習を始めるのに最適な年齢を予測。その結果、英語を習得するのに適した能力があるのは「18歳まで」であり、ネイティブスピーカーのようによどみなく英語を話せるようになるには「10歳まで」に学習を始めるのが最善であることが示されました。

また、以下の研究からすると、スピーキング力は「英語授業の質」が重要で、授業時間数との相関が低いというのも興味深いです。学校間の巧拙がたしかにあるということですね。

"スピーキング力を伸ばしている学校はどんな学校か？"
https://www.arcle.jp/report/2017/pdf/0115_01
「スピーキング力を伸ばしている学校はどんな学校か？」より
・スピーキング力の伸びには、学校間の格差がかなりある
・スピーキング力を伸ばす要因は、英語授業の質
・授業時間が多い学校が、スピーキング力を伸ばしているわけではない
・スピーキング力を伸ばしている学校の特徴
　　・（即興で）話させている
　　・継続的に話す活動を行っている

結局のところ、小学生高学年は中学受験で忙しい、高校生は大学受験で英語ばかりやってられない。だから、中学生の余裕があって他の活動をほぼ犠牲にしないで済む時期に、使える英語を効果的に習得させる渋谷系や広尾系みたいな教育は合理的と言えるんじゃないですかね。
さらに言えば、広尾SGは学校生活で英語をどんどん使うようなので非常に習得効率がいいでしょうし、それでいて他の主要科目の時間数は本科と同じなので、よく考えられてるかと。

それは確かに、男子校は一般社会と不文律が全然違う。
まず、男子校は先生を含め、下ネタが解禁されてる。これは、実際のところ、結束力団結力に繋がってる。また、男子校では臆病者や潔癖症もかなり禁止されている。同調圧力が弱い反面、細かいヤツは軽蔑され、虫を怖がって騒ぐとか、同級生に裸見せられないとか、ある程度、粗雑でないと生きられない。

こういうのが、働き方改革やLGBTQの世の中でどうかと言うのだろうが、現実、漁師や建設土木、政治、軍隊などの世界ではお前と俺という結束がないと力を発揮できないし、共学は線が細くなるのは否定できない。

数学者の実績の大半は20代までに達成されていることはどうする？
難関校では、太宰から始まって、ドストエフスキー、トルストイ、デカルト、カント、ショーペンハウエルまで読破して、ニーチェやサルトルを議論するのも普通にあることだが、hi thereに比べ、難解な読書は20歳過ぎてからでいいんだという根拠は？

私は、あなたの言葉で言うなら、一貫して追加のコストを払うよう主張してきました。
正し、そのコストは他の教科ではなく、youtubやゲームや漫画、ときには部活でもいい、と主張しました。

中高生は現状より勉強時間を増やすことは絶対に不可能、と思うなら、自分で優先順位をつけてください。
社会人や大学生に比較して中高は物凄く余裕あると私は思っています。
何かの科目の勉強時間を減らさないと英語を強化できないと主張する人は、たかが中高の教育でギリギリになる伸び代の無い人としか思えません。

娯楽や息抜きはいらん、24時間戦えますよ、と言ってるにすぎん。

追加。

電車通学の人。
騙されたと思って、電車に乗っている間、ペーパーバック小説読んでみてください。
月に1-2冊、一年間続ける。
Airplane Readと俗称されるジャンルでいいです。空港の売店で勝って長距離便の退屈凌ぎにする軽い小説。

たぶん、どこの大学でも、入試英語に関しては楽勝、アドバンテージ取れます。

語彙が足りずとても読めない、というのであれば、graded readerを。

そんなことはない、東大にいかに趣味人が多いかご存じない？
たとえば東大オケの各パートリーダークラス、あるいは鉄門ピアノの会のメンバーの過半は、程度の低い音大ならすぐにでも受かるレベルよ。

今後も上層ノンマニュアルとして生きることを希望するなら少しは余暇くらい削れよ、嫌なら単純ワーカーの人生しか待っていないよ、とも思う。

テーマは予算(時間)制約の中の最適な時間配分だ。
順番として、畑は土を作って、耕して、種をまき、水や肥料をやって、雑草を抜き、間引く。
土を作ると言うのは、難解な日本語読書や数学をやって、論理で考える頭を作るということだ。
スレタイやセミリンガル礼賛のキミらは、マザーグースをみんなで歌いましょなら、ディズニーの英語教材でもやっとれと。すると、三平方の定理を英語で証明しますと来た。基礎、土台のない土地に、いきなり30階建ての鉄筋ビル建てて大丈夫か、見てくれだけだろと批判してる。