筑駒・開成受験の2月2日併願校で悩んでいます
都内在住です。
第1志望:2月3日 筑駒
第2志望:2月1日 開成
なのですが、上記2校は何があるか分からない、確実に押さえる学校を2月2日に選んでおきたく未だ悩み中です。
候補は、聖光と渋渋なのですが、ネックは通学時間でして、自宅から学校まで
渋渋:通学時間20分
聖光:通学時間85分
と4倍差があります。
実績からも聖光と思っていたものの、失礼ながら中学受験で初めて名前を知った偏差値的にも安全な渋渋でも良いような気もしているのですが、実績だけ見てしまうとやはり時間をかけても聖光なのか、いやいや鉄緑会前提だとしたら指定校の渋渋でも良いのでは、とも思い、悩み中です。スポーツはそこまで好きではなく、共学別学も気にしていません。
もちろん、第1・第2志望に受かって欲しいのですが、都内在住で筑開受験の方の第3志望である2月2日の学校はどのような基準で決められたか、アドバイス頂きたく。
スレ違いな気もするけれど、ちょっと気になったのでコメント。
サピの2023年入試の併願のデータによると、開成受験者の16%が2/2に渋渋を受けています。
16%というのはあくまでもサピのデータだけど、サピ以外でも同程度だとすると、開成と2/2渋渋の併願者は1289×0.16=206人ということになります。
2/2渋渋男子合格者は149人だから、合格率は149/206=72%。
合格てきない人がけっこういるみたいよ。
> サピの2023年入試の併願のデータによると、開成受験者の16%が2/2に渋渋を受けています。
その値勘違いしやすいのですが、
* 2/1開成受験者の16%が2/2を受けた
のではなく、
* 2/1開成を受験し、2/2に受験したうちの16%が渋渋を受験した、
なのです。
ちなみに、2/3筑駒受験者で、2/2に渋渋を受験した割合は23%でした。
え、違うのでは?
2/2渋渋16%と並んで2/2未受験27%という数字があるから、分母は2/1開成受験者でしょ。
ただ、さっきの計算では誤って開成出願者数(1289)で計算していましたね。
開成受験者数(1193)で計算しなおすと、開成と2/2渋渋併願者は1193×0.16=191人、渋渋合格率は149/191=78%以下となります。
やはり合格できない人が結構いますよね。
筑駒の方は、2/2渋渋併願者は521×0.22=115人で2/2渋渋男子合格者数149人より少ないから、全員合格ということもあり得ますね。
実際どうなのかは分からないけれど。
見ている資料が違うのかな?
資料の一番上には、注意点として、未受験の生徒は生徒は除いていることと、
麻布を例にして、「2/1の麻布受験のうち23%が本郷2回を受験した わけではない 」ということが記載されていますね。
お二人で見ている資料が違うのではないでしょうか。サピックスのマイページの「併願パターン」という資料は、「見方が違うかも」さんが書いた通り実際に2/2に受験した人を分母にした比率です。そもそも「未受験」という項目もないです(開成を受験した子の27%が2/2にどこも受験しないというのもちょっと信じ難いですが)。
一方で開成の合格発表は2/3なので分母を開成の出願者数にしても大差はないかもしれないです。2/2に渋渋を受験した生徒の39%が開成を受験したようなので、単純計算では455人×39%=177人で試算結果は誤差の範囲内に思えます。もっとも、サピックスの生徒の方が他塾に比べて相対的に学力が高いと仮定すると、渋渋の受験生数全体に39%を掛けるのは乱暴かもしれません。
結局のところ、筑駒か開成に合格できれば何の問題もない訳なのですが、世の中には”まさか”が起こる場合があります。
ですので、前者の二校以外の学校は、聖光でも渋渋でも良いのですが、場合によっては通うことになっても良いとお子様が思っていることがとても大事です。
例えばの話ですが、筑駒と開成にご縁がなく、合格している2/2校は親の奨めで受けただけで、全く行く気は無い、受かった灘に進学したいなんていきなり告白されたら大事です。
経験上、子供にも相当なプライドがあるので、よく意思疎通を図って本番に臨まれることをお奨めします。