マルチリンガルを目指せる女子校
学歴成金のエトセトラ
伝統校、新興校バトルの風物詩の根拠に、伝統校はオールドマネー(昔からの東京家系)、新興校は地方上がりのニューマネーが選ぶというネタがある。オールドマネーとニューマネーのどちらが偉いのかというバトルがあるし、私から言わせたら江戸っ子って流れ者偉いの?ってのもある。
旧華族は公家、武家、勲功華族から成るわけで、賊軍の幕臣はちょい肩身が狭かったのが元々。という話は遡り過ぎなんだけど、まあ関東大震災の後の大正以後の新しい東京(世田谷、杉並など)が本流のスタートかなと。
と言いつつ、世田谷、杉並も古過ぎて、最近のエリートは少ないんだよね。バブル期(昭和末)頃の金持ちは田園都市線。金妻のたまプラーザとかが多くて、今の40台、50台のいいとこの子は郊外の一軒家育ちが多い。だから、都内=いいとこ、郊外=貧乏ってのは実像からかけ離れていて、例えば小保方さんなんかはお父さんが三菱商事の役員で松戸育ち、東邦中高から早稲田理工とかのバリバリの上級国民なんだよな。
その後、平成育ちはバブル崩壊の恩恵で、都内のマンション育ちが増えたから、今の20台とかになると、割と都心区育ちもいるのかな。
国際系新興校は地方出身の学歴成金の親が選ぶというのは事実か否か。まあ、確かに中受二世はあんまり選ばない印象はあるけど。
親が中学受験経験者だと、子どもの中学受験の段階になって、この数十年での学校の浮き沈みみたいなものを目の当たりにしている。
桐朋とか女学館とか、、
なので我が子の学校選びの際にはリスクを避けたいという気持ちが働く。昔から地位を保っている伝統校はリスクが低いという判断が働くので、心の中で加点していると思う。
親が中学受験未経験だったり地方出身だったりしてそのあたりの知識やイメージが全くない場合には、設備やカリキュラムで判断するから新興校を選ぶことに躊躇いが無い。
どちらも自分の選択に満足できるから志望が分かれることはハッピー
百五十年ともなると浮き沈みの無い中高のほうが珍しく、
東京で言えば公立は日比谷みたいな進学指導重点校から
私立もいわゆる御三家含めて、浮沈のない学校なんて
ほとんど無いんでないの?
大学の浮沈は中高よりはゆっくりだから
普通部はじめ大学系列校も比較的、浮沈が緩やかだけど
進学実績を競う進学校はどうしても浮き沈みがあるよね。
学制が1872年、京都帝大設置が1897年でそれまでは
東大が唯一の帝大だったから
東京の進学校で真の伝統校って
19世紀のうちに設置され当時も、そして今も
東大に進学者を送り出してる学校かなと思う。
公立優位時代、私立優位時代みたいな
時代背景による進学者数の多寡は、やはり避けられないけどね