高2が体験!金沢探究レポート
桜蔭と渋渋の選択
2025年 2/1午前 偏差値
サピックス
桜蔭:63
渋渋:63
四谷大塚
桜蔭:70
渋渋:69
日能研
桜蔭:69
渋渋:69
グノーブル
桜蔭:60
渋渋:62
両校の今後について予想をお願いします。
特定学校の誹謗中傷無しでお願いします。
>グノが偏差値逆転してたのはびっくり
昨年までは桜蔭トップだったはずだけど
驚く事に逆に驚きますが。
その驚きが、どこに根ざしているのか全くの謎。
この種の偏差値の「逆転」は、学校間の実力の逆転を意味するものではなく、統計的な変動としてごく自然に起こりうるものです。
まず前提として、ここで言う「偏差値」とは、各塾が公表している「合格可能性80%偏差値」のことです。これは、その塾における受験生の偏差値ごとの合格率を分析し、特定の偏差値において合格率が80%に達する点を指標として採用しているものです。
つまり、「偏差値57がボーダー」という場合、それは「偏差値57の生徒が受験した場合、約80%の確率で合格している」という意味で、学校の絶対的難易度や合格者の平均学力を示すものではありません。
この数値は、たとえばその年に桜蔭を受けた層にやや成績下位層が厚く、渋渋には相対的に上位層が多く出願したというだけでも、十分に逆転し得ます。加えて、各校の入試問題の傾向、併願先との位置関係、そして塾側の進路指導方針の微細な差異が、ボーダー偏差値に与える影響も無視できません。
さらに言えば、「桜蔭と渋渋の選択」という構図自体が、現実の併願・志望動機の多様性や校風の違いを踏まえると、二項対立として語るには無理がある話です。両校の位置づけや求める生徒像の方向性はそもそも異なり、単純な偏差値比較で優劣を論じようとする時点で、分析としてはかなり粗雑です。
>特定学校の誹謗中傷無しでお願いします。
との前置きがあるにもかかわらず、タイトルからして実質的に学校間の優劣を煽る設計になっている点は看過できません。
こうした「但し書きを付けたから中立です」とでも言いたげな構成自体が、スレッドの非建設性を象徴しているように感じます。
放置して沈めるのが妥当かと思っていましたが、案の定「びっくり」と引っかかる方が出てしまったので、念のための補足まで。
私はmetaさんの、このスレは誹謗中傷はお控え下さいと言いながら実は対立を煽っているという意見には全く賛成です。
他方で、metaさんの、偏差値は単なる統計の結果とのご意見には賛成できません。何千人も受験する学校ならいざ知らず、2月1日受験の学校は、統計的に機械的に偏差値が算出できるほどサンプル数があるとは思えず、サンプル不足や異常値にまつわる判断が必要となるため、塾の一定の意向による裁量が働く余地がある数字であると考えています。
>2月1日受験の学校は、統計的に機械的に偏差値が算出できるほどサンプル数があるとは思えず
これは明らかな事実誤認です。
四谷・日能・サピ、いずれの模試においても、主要中学の受験者数は極めて多く、母集団として統計的処理が十分可能です。とりわけ2月1日は「ピーク日」で学校別判定模試や合不合判定テストの志望者数も数百~千人単位になります。これを「統計的処理に足るサンプルがない」とする主張には、客観的根拠が欠けています。
また、偏差値はあくまで模試における得点分布に基づいた位置情報であって、機械的に算出される数値です。
仮に個々の塾の「意向」や「裁量」で操作可能であれば、それは「偏差値」とは呼べません。
恣意的な指数であるなら、信用は崩壊しますし、マーケットとしての塾業界自体が成立しません。
もちろん、「見かけの偏差値」と「実質的な合格可能性」が乖離するケースはあります。しかしそれは、母集団や併願戦略による「ずれ」の話であって、偏差値という数値そのものの信頼性を損なうものではありません。
結論として、偏差値が「単なる統計の結果である」という指摘は、数学的・実務的に妥当。
むしろそれを「裁量で動かせる」と考える方が、教育産業の仕組みを誤解しています。
仮にスキャンダルとしてそれを内部から告発目的ならば、具体的確証をどうぞ。




































