あしたは本番｜掲示板スレッド

昨年こちらのスレッドを（泣きながら）拝読させていただいた者です。
今年お読みになる方の参考になればと思い昨年の我が家の話を書かせていただきます。


子供はセンターと2次試験の比率が1：1の国立文系の学部が第一志望でした。
運動部の活動（平日週３回＆週末）が高３の５月まであり、かといって空いた時間にコツコツ勉強しておくという勤勉さも持ち合わせていなかった人間でしたので６月から始めた受験勉強はいつも間に合っておらず、模試の判定はいつも「受験校を考えなおしましょう」というランクでした。いい材料はただ一つ河合塾の最終の「センタープレ」でBが出たということだけでした。

浪人はするつもりがなかったものの私立の対策はほとんどでしておらず（本人後日談：国立の準備だけで時間が過ぎてしまった）、私立に関してはセンター利用で押さえるつもりでした。（本人前日までの談：８割超えだ！俺はいける！）

１日目帰宅後、息子：「や～、国語がヤバかった。国語が終わった後泣いている女の子もいたよ。」
母：「そのヤバイってよくできたってことよね！？」
息子：「まあね。源氏物語の○○○が△△で××って話が出たよ。」
母：（心の叫び）「源氏物語にそんな話はない・・・・・！！」

２日目が終了し帰宅し即自己採点を始めた息子。
「数学、そんなによくない、生物、悪くないけど化学選択の友達が簡単だったって言ってたからな・・、英語そんなによくない、社会、もっととるつもりだった、国語・・100点（→100/200です）、・・・630点（630/900）・・」（息子の志望校のセンター得点率のボーダーラインは76％。本人後日談：620割ってたかも）
（台所で彼の好物を作るべく挽肉を炒めていた自分の背中と胃がすーっと硬くこわばっていったあの感覚は今でも再現できます。）
息子は畳にばったり仰向けになり泣く寸前の表情でいつまでも固まってました。

翌日は自己採点に登校。よく得点できたクラスメートが多い中「やっちまってさ～」とから騒ぎをしていたようですが、帰宅後はがっくりきていたようでその日たまたま休日だった夫からメールがきました。
私は外回り中だったのですが、寒い中立ったままで1時間以上息子と電話をしました。「それを乗り越えようと努力をするなら人生に無駄なことは一つもない。生きてればあんたに未来は必ずあってその未来は絶対今日とつながっている。」みたいな話をしたと思います。今思い出しても気力のいる会話でした。
（学校でも『センター試験失敗して精神面を見守る必要のある生徒のリスト』（そんなリストがあるそうな）に載ったらしく、でも担任の先生はラフなタイプだったので「大丈夫か？そうか、がんばれな」で面談終了だったそうです。

数日後各予備校から自己採点の結果が返ってきました。もちろんすべて最低ランクのE。
志望校の冊子の入試データのページを見ながら息子に聞きました。
母「２次試験で53％得点できれば最低合格点に届くけど、取れそう？」
息子「取れる」
母「それじゃそのまま出願していいと思うよ」
息子「うん。別に変える気ないよ」

実は私自身30年前の共通一次で数学で失敗して志望校変更をしました。３人兄弟の一番上で、父が亡くなっており、国立しか選択枝がありませんでした。職員室で担任の先生と相談し（べそをかいている私の背中をなでて後ろを通っていった古文の年輩の女の先生の手の感触を今も覚えています。）、第一志望をあきらめきれない私に担任が「このまま受けろ。」といってくれた翌日「やっぱり変えます。」と言いに行って、そこに進学しました。
その後もあの時あのまま第一志望を受けてたらどうだったかな、思い続けた経験がありましたので、浪人しようと思えば浪人できるのなら、やるに決まってるでしょう、とかねてより考えていました。
（この時まだ私は「私立のどこかには受かるでしょ。」と思っていました。（とっても甘かった））

翌日から息子は２次試験の勉強と、私立の過去問を解き始めました。国立2次には数学があり苦手なので時間は削れないし、私立の英国社は今更細かくやらなきゃだし、という状態でした。（今、これを書きながら、全滅するはずだよ、と思っています。その上昨年のこの時期の私は、私立の試験は記述式なんだと思っていました。（むかーしはそうだったので）一部を除いてほとんどがマークシート方式と知ったのは１月末頃でした。）

最初の学校は4日くらい過去問を勉強できたようですが、後は２日前か前日に初めて赤本を開いていました。
受けて帰宅すると予備校が解答をサイト上にUPしてくれますが、最初の２校くらいは採点したもののメンタルをやられる一方のようなので夫と二人で「やめなやめな、昔はそんなのなかったし、その方がよかったと思うよ」と言ってやめさせました。快進撃の子ならOKなのでしょうが・・。

この期間中首都圏でも２週続けて週末に大雪が降りましたが、その２回とも、ばっちり試験日にあたりました。行くのも帰るのもそれはそれは大変でした。始発からほぼすべての鉄道が運休なのに某校は試験繰り下げの発表がなく、出発させて１時間後に午後に繰り下げの発表があったものの戻るのもかえって大変。試験終了が夜になり、翌日も試験に出かけなきゃいけないし、全敗街道まっしぐら中だしでこの時のことを思い出すと今でも泣きそうな気持ちがしてきます。

私立全滅が確定した翌週ぐらいに国立２次があり、その数日後卒業式。（卒業式があんなにつらいものとは考えもしませんでした）

３月某日発表、合格でした。


同じ学部に進学した息子の友人の一人はセンター８割超でした。センター利用で私立も押さえ、バンザイマークで前期を受けましたが、不合格。後期で合格でした。

息子後日談：「センターうまく取ってたら、油断しまくって国立はなかったね。」（はい母もそう思います。）

大学受験は長丁場です。最後まで気力を持ち続ける子が、神様からのチャンスを受け取れるようです。いい事（高得点）も悪い事（失敗しちゃって得点振るわず）もすべて未来に向かって振るその子の持ち駒です。オセロゲームのように黒いコマも白にひっくり返せます。

皆様のお子さんの御健闘をお祈りします。

上の方の書き込み、まるで昨年のわが娘とほぼ同じ。
他人ごととは思えず、思わず投稿してしまいました。

センター試験は受験の第一関門であり全てではないものの
やはり点数が予想以上に取れなかった場合、第一志望大学を変更したほうがいいのかどうか、弱気になってしまいます。しかも、ショックで子も親も、冷静になって正気の判断ができない可能性もあります。

第一志望国立大の変更、大雪の中の私立受験、さらに大学最寄り路線の事故による迂回など、予想外の展開に翻弄された一年前。
でも、今、進学した私立大学で勉学、サークルと本当に楽しくキャンパスライフを謳歌しています。精一杯努力した受験期があったからこそ、彼女に後悔はないのかもしれません。

一年ってあっという間ですが、今日がセンター試験と聞いて、私の脳裏に言い表せない思いがよみがえりました。

受験生の保護者の方々、ごくろうさまです。

昨年、このスレをウルウルしながら読んだことを思いだし、そしてまた今年も合格された方の体験を読みつつ涙してしまいました。

我が家は浪人です。ですが、昨年はセンター試験がどうであれ第一志望の大学にしか願書を出さないと宣言しており、バンザイシステムの結果など私は全く知らされず、前後期ともに熱望校に願書を出しました。

今から考えてみると、あれこれ考える必要のない本当に楽な受験でした。今年も国立は同じ大学にしか願書を出さないそうです。ですが、私立（センター利用含め3校に願書を出しました）の過去問など全くやっていない様子!!

明日の夜からとうなることか…
母は恐ろしいです。

息子が登校した後、このスレに来て、
涙涙です。
息子は新聞やネットで採点することなく、
学校へ行きました。
どうだったんだろう～口数少ない子なのでわかりません。
昨年お世話になりました様のレスに涙が止まりません。

現役なら伸びしろを信じて突撃もあり。
浪人生はもう伸びしろはない、今年決めるつもりなら、慎重に余裕を持った選択を！
更に浪人覚悟なら、余裕なくても突撃可。
これにつきます。

昨年のスレッドですが、「あしたは本番」がセンターに向けて和むと同時に、
昼食について参考になる話題が載っています。

すみませ～ん。
こちらのスレを他スレで紹介しようとして、
間違えてこちらに書き込んでしまいました・・・(;_:)

過去スレ様のお蔭でスレッドが上がっていて
助かりました。有難うございました！
上記の投稿を拝見して早速涙ぐんでしまいましたが、
頑張ってこれから最初から拝読したいと思います。