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【5054638】「オウム真理教事件は受験エリートの末路」記事について雑感

投稿者: 花子   (ID:aZ.L2xTXFBM) 投稿日時:2018年 07月 13日 10:00

「オウム真理教事件は受験エリートの末路」と言う記事を読みました
現役の医師で、東京大学医科学研究所を経て、医療ガバナンス研究所を主宰する上昌広氏による週刊朝日の記事です。
オウム事件が起きた時、丁度、大学生でしたが、何故、エリートと呼ばれていた彼らが入信したのか、理解ができず、不思議で仕方ありませんでした。この記事で何となく薄っすらとその一端が理解できた気がします。

今回の執行で、色々な記事が出ていて、中には読むのが辛いものもありましたが(坂本弁護士の記事など)、子を持つ親として本当に考えさせられました。
我が子はまだ小学生ですし、これから先、どの様に導いてあげるべきなのか、どうしたらカルトに付け込まれないような、リアリティを持った体験を経験させてあげられるのか。体験を積み重ね、想像力を付ける事で、色々な立場から考えることができるようになれば、騙される可能性も減るのでしょうか。
子供に真剣に向き合いつつ、親も学び続け、自身を磨いていかなければと強く思いました。と偉そうな事を書きつつ、すぐにへたばってしまういい加減なダメ母なのですが。今の所、子供達も家で本や漫画を読んでぼーっとする時間が至福と言う子供達に育ってしまっています…

話題としてギャップはありますが、最近、AIに負けない子供にすると言う事も言われていますよね。何となくカルトに付け込まれないような教育と言うのも、根本は自分の頭でリアリティを持って考える事ができる思考力を身に付けると言う事で、共通している所があるようにも思いました。

皆様はどうお考えになりますか。

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  1. 【5054663】 投稿者: 小さい頃から  (ID:/H.ZRfxIWjM) 投稿日時:2018年 07月 13日 10:22

    我が家の場合は、小さい頃から自分で考えられる子に育てることを意識していました。
    親が誘導するのではなく、情報を与えるだけにして、子供が自分でその情報を使って結論が出せるように、と考えました。

    ですから、中学受験するかどうか、どこの学校に行くかなども、すべて子供任せにしました。
    EDUでは、小学生はまだ未熟なので親が誘導するのは当たり前、のような論調の方が多いですが、その育て方をしていたところ、小学校3、4年ぐらいからはかなり確かな判断が下せるようになってきたことを実感しましたので、高学年になれば、かなりしっかりしてくると思います。

    高学年からは、情報も自分で集めるように仕向けました。
    親が集めた情報では、親のバイアスがかかるのでよくないと思ったからです。
    ネットもフリーにしました。
    情報リテラシーについてはかなり教えて、危ないサイトに近づく場合の心構えもレクチャーしました。
    従って、我が家ではネットのフィルターなどはかけておらず、あらゆるサイトに子供が子供の考えでアクセスできるようになっています。
    しかし、情報リテラシーをかなり叩き込んでしまった反動で、危ないサイトにはまったく近寄らないですね。そこが私的には少々不満です。
    ある程度、危険に近寄らないと、本物の危険を察知できませんから。

    また、小学校は電車通学だったので、車内で大人の雑誌のかなりきわどい広告も見てきていました。
    子供は純粋なので、「〇〇ってどういう意味?」と聞いてきます。
    私はそれをチャンスをとらえて、性教育をしっかりしていました。
    広告の一文をきっかけに、何時間も話し込んだこともあります。
    親が恥ずかしがらないので、子供はかなり大きくなってもオープンにいろいろ話してくれるようになりました。

    受験勉強の弊害とよく言われますが、勉強の弊害ではなく、勉強のために親と会話がなくなったり、何かを我慢して勉強に打ち込むことが、子供を歪ませる可能性があると思います。

    下手に隠したり、子供を危険からブロックしようとすることが、逆にひとり立ちした時に危険が近づいても気づかない子供を作ってしまうのかもしれません。
    EDU的には、反対される方が多いかもしれませんが、子供を守ろうとすると子供は弱くなります。いろいろなものに対して。
    ライオンの子ではありませんが、世間の荒波になるべく早めに放り出すと、強い子に育ちます。

  2. 【5054680】 投稿者: 本当の意味ではエリートではないと思う  (ID:VjuAPtml0/U) 投稿日時:2018年 07月 13日 10:44

    私ごとですが・・。
    大学1年の時、同級生と構内を歩いていると他大学のきれいなお姉さん数人から声を掛けられました。ヨガの達人で空中浮遊できる人がヨガ教室に講演にくるので体験しないかと。リニアやイルージョンのように何か装置があるならわかるけれど念だけで人間が浮かぶわけないと笑ってスルーしましたが同級生のうち浮き気味君が1人が行ったみたいです。その後彼は留年したのであまり詳しくはわかりませんが彼女たちと熱心に話込んでいたのは友人も少なく何らかの闇を抱えている人たちだったと記憶しています。
    オウム信者になった受験エリートたちは周りと上手くいかずに浮き気味だったり学業や仕事に行き詰った人が多かったのではないかな。

  3. 【5054692】 投稿者: 小心者  (ID:hgx7vS3gRcs) 投稿日時:2018年 07月 13日 10:55

    「一部の受験エリートの一部の末路」と加筆したほうが良いと思います。
    自分はあのとき、通勤であの地下鉄に乗りましたが、ちょっとした時間のずれで難を逃れました。
    その幸運もあって、二人の子を育て終わっての感想は「子は育てたように育つ」です。
    良い面も悪い面も、直接にも間接にも、親を含めた環境から大きな影響を受けるものだということです。
    彼らの育った環境も紹介されたと思いますが、すべては分かりようが無い。
    「こうすればこうなる」なら子育ても楽なものでしょう。
    でも「こうする」のは親側の一方的な意志です。
    受験の為に十分な準備をさせたいと思うのはふつうのことです。
    でもそれは大人になるための準備の一つ。
    「合格したら遊んで良いから」はだめでしょう。
    受験して結果が上手く行ってもそれで十分では無いし終わりでも無い。
    あの年に生まれた息子は、いま大学院で「今までで一番勉強している」そうです。

  4. 【5054702】 投稿者: 当時の文章  (ID:sksnXtYGlAo) 投稿日時:2018年 07月 13日 11:02

    当時読んだ文芸誌や記事を思い出してみました。
    たしか、水中で麻原が一時間浮遊するのでみてください、と言った生徒がいたのが養老孟司さんです。当時東大にいて、このことが遠因だったのか東大を辞められ、幼稚園のお仕事などを始められたように思います。教育は大学からでは遅い、と思われたのでしょうか。

    また、麻原はヨガの先生としては優秀だったと聞きます。肩こりが治ってしまい、これは本物だと入信してしまった人がいたとか。世間が狭かったということでしょうか。何か恋愛に疎い人がデート商法に引っかかるような物悲しさを感じます。

    オウム信者は踏み絵の効く人々ではないか、という指摘もありました。ですので、入り口に麻原の写真を敷けば信者の入場を規制出来るのではないかと。え、そんな、と呆れそうな気もしますが、そのようなノリと犯罪が隣り合わせわせにあったのが当時の教団で、今語る難しさだと思います。

    狭い空間で時間がわからないようにして麻原の声を流す。実はこれは洗脳のよくある手であることは、最近になって岡田尊司さんのマインドコントロールという本で知りました。テロリストを生む手法のようです。

  5. 【5054703】 投稿者: 読みました  (ID:FSOwlFRouYc) 投稿日時:2018年 07月 13日 11:07

    >エリートは権威に弱い。権威の名前を出されると、そのことを知らない自分の無知をさらけ出すのが恥ずかしく思い、迎合しようとする。決して「わからない」とは言わない。

    上氏の記事より。

    そしてさらに昨日放送されたドラマでは、林郁夫の元取調官が「閉塞感」という言葉を使われてましたよね。
    コミュニティに属してなければ
    そこから弾かれたら生きていけない
    会社もスポーツ界も何も
    日本人は雁字搦め
    宗教集団じゃなくても
    別のコミュニティが暴走

    自分のダメな部分を受け入れるということ、そして一人でも大丈夫と思える自信を付けさせることが重要なのかな、と記事を読んで思いました。

    我が家はもう子供が成人しましたが、学もあり自分の望む職業にも就け何不自由なく暮らしていたであろう彼らがオウム(麻原)に惹かれ入信したことを思うと、まだまだ安心はできないです。

  6. 【5054737】 投稿者: 大学生親  (ID:pISSEXI0Tl.) 投稿日時:2018年 07月 13日 11:47

    エリートの中でも一部素直すぎたり優しすぎたり、
    モノ(他の事象)を知らない人たちだったのかなぁと思います。

    人づてですが、某大学の教授の中に、当時学生の退学を止められず、今も悔やんでいる人が居るという話を聞きました。
    もうその時点で、彼は教団を信じついていくことを決めていた様に思います。
    いくら成人を迎えていても、私自身はこれは大学や教授の責任ではなく、
    家庭の問題だと思いました。

    良い子に育つ、親思いに育つ、優しさに満ち溢れた子に育つ、、、
    今回の死刑執行された人の中には、
    大学の友人がオウムから離れられなくなってそれを止めに行ったが為に、
    ミイラ取りがミイラになる様に洗脳されていった人も居ます。

    親が出来ることって、学校に入れる事だけではないと思います。
    学校へ行った後、社会でうまく泳ぎきる能力を身につけさせることだと思います。

    世の中、自分の思い通りになんていかないし、
    不平等感だって、無常観だってあるでしょう。
    信条を持つのは良いけれど、怪しそうなものには近寄らないとか、
    優しかったり信じやすかったり、物事疑わないとかだけだとまずいような気もします。きっちり物事や組織でも会社でも見極められないと。
    オウムは本当に非道だったと思いますよ。
    苦行や薬で洗脳して、若者たちを実行犯に仕立てたり、研究欲や出世欲を煽って組織に取り込んで行ったのだから。

    そのやり方に疑問を持つことが生きる力だったと思う。
    洗脳される前に逃げ出すのが生きる力だったと思う。

    本当に、子どもの大学でもおこっていた出来事だと思うと、
    大学に行ったからといって親が安心しきってもダメだなと、
    親バカかもしれませんが思わずにはいられません。

  7. 【5054779】 投稿者: 小心者  (ID:hgx7vS3gRcs) 投稿日時:2018年 07月 13日 12:21

    養老先生のお名前が出たのでひとこと。
    先生のご専門は解剖学でしたが、実際の献体を使った授業で「臓器の位置が教科書と違います」といった学生がいたことを嘆いていらっしゃいました。
    社会の現象を全て体験することは不可能ですが、間接的にはかなりの広さまで可能でしょう。
    そして見聞きさせて終わりではなく、話を聞くといいと思います。
    それも漠然と「最近どう?」などというのはだめです。

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