認知症はやはり遺伝要素が大きいでしょうか？｜掲示板スレッド

義母と実母、両方ともアルツハイマー型認知症です。
義母は８５歳、この２年ほどで進行して、現在は発語しないぐらいまで進んでいます。実母はまだ初期段階、といっても短期記憶はひどいものです。しかし、普通に暮らしています。
ふたりとも、それぞれ非常に知的レベルが高く、認知症予防にも気を配り努力も怠りない人です。ほかの既往歴もなく、身体的にも年齢よりずっと若い。
実母は今でも、１００から７ずつ引き算をしながら、ウォーキングをしています。料理もつくる、人と話すことも苦にしない。旅行にもいきます。しかし、短期の記憶は、確実に衰えている。

アルツハイマー型に限って言えば、予防しても絶対かからないというわけにはいかない。遺伝かもしれないし、発症するかどうかは、運次第なのではと思っています。遺伝的要素はあるが、いくつかの因子が重なって発症するのではないかと推測しています。

実母と話しているのは、この病気は決して恥ずかしいものではない、ひざが悪い人が正座できないのと同じように、アルツハイマー型の認知症にかかったら、短期の記憶から失うのだから、「頭が悪い」とは思わないように。
年齢なりのことと受け入れて、あきらめること。
義母は、非常にプライドの高い人で、受け入れることができず、苦しみました。
また、進行していく段階で、性格がよいほうにも、悪いほうにも左右しうるとかんじます。

私は、この病気にかかったら、素直に受け入れようと思います。
受け入れられるように、修行です。
保険があるのですね・・・保険より貯金しておこうと思っています。

それにしても、恐ろしい病気だと思っています。末期になると、運動機能も失っていくのだから。幸いなことに、本人は進行したころには、そのことが分からなくなっているというところが救いかなあ。
こういう病気なんだと教えてくれたふたりの母に感謝して。また、医学が進歩して、解明されることを祈りたいと思います。（しかし、不老不死ということはないのだから、まあ、かかる病気としては、悪くないのかもしれません）

いろいろな事例を教えて頂きありがとうございます。
実母は、よくテレビなどで見かける認知症になりにくい生活習慣の人だったのでこれは遺伝が大きいのかもと思ってしまいました。
。

遺伝子検査、なんだか怖くて受ける勇気がなかったのですが、今から出来る事を考える為に受けてみようかなぁと思いました。

また引き継ぎみなさまの周りの方の様子を聞かせていただけたらと思います。
よろしくお願いします。

最近、健康番組をよく見かけます。
認知症もよく取り上げられますが、血糖値の上昇など様々な要因で脳に老廃物がたまり、細胞を破壊していくようですね。
結局は血流、血管の問題なんですかね？
日頃の食生活や運動が予防につながると思いたいです。
聞いた話ですが、認知症は人間の防御機能の面からみると、
歳を取り、死や病や孤独の不安を解消させるために、脳が自然と衰え不安を解消させる、
認知症も意味のある働きのようです。
本当か嘘かわかりませんが、医学でも
脳はまだまだ解明されていないようですね。

その遺伝子の検査はどこの病院でやって貰えるのでしょうか？
費用など差し支えなければ、教えて頂けますでしょうか？

遺伝子検査はリスクがあります。
最大、最重要な個人情報です。
情報漏洩のリスクを十分に検討し、納得した上で検査をすることが大切です。
私は親が厄介な遺伝子を持っていたので、それを持っていた場合に人生の生き方を変える覚悟で受けました。
口内粘膜や唾液のみの簡単なものです。

購入先は全てamazonです。

「ヒト体質遺伝子検査キット 認知症3項目」（株）プロップジーン
11,980円
これでApo-E多型遺伝子の有無がわかります。

「マイコードヘルスケア」MYCODE
26,980円
これはApo-E多型遺伝子の有無はわかりませんが、病気の傾向や体質は見事に出ます。
高性能な占いみたいに感じました。
私のアレルギー体質、酒が飲めない体質、チビの遺伝子など。
長生きするかどうか、認知症になりやすいかどうかなど盛りだくさん。
認知症だけでなく、人間ドックでオプションに何をつけるかの参考にしています。

貴重な情報を教えて下さって有難うございました。
私の親の一人も70代で認知症になり、遺伝が関係するのか少し気になっておりました。
確か若年性認知症のケースは遺伝が関係しているとか聞いたこともありますが、不確かです。

日本ではあまり遺伝子検査の話は聞かないですが、
昔「アリスのままで」という映画を観たときに、直ぐに家族が遺伝子検査をしていたのをみて、
自分も60代になったらやりたいと思っていました。
やる場合には、もっと良く調べ、リスクをよく考えて、家族と相談してからやりたいと思います。
貴重な情報とアドバイスを有難うございました。

認知症は進行性の脳の病気。
今のところ不治の病。薬は多少進行を遅らせるだけ。
それだけの話です。脳と認知症はまだまだ未解明の分野。

頭が壊れても体がぴんぴんしてると、介護する人間が苦労する。
果てしない徘徊とか、弄便とか。

現役介護職様

毎日色々大変だと思います。
色々考えさせられるのではないでしょうか？
でも、本当に大変なのはこれからでしょうね。
団塊の世代から徐々に認知症患者が出だします。
現時点で介護職の人数が足りていないのに、誰が介護をするのでしょう。
認知症の人が入れるのはグループホームですが、どこも満室。
退去を命じられる可能性の高い民間施設はリスクが高すぎますよね。

認知症を治す薬なんて当分開発される見込みもないです。
今アラフィフ、アラフォー世代は絶対に無理そうです。
せいぜい少しだけ進行を遅らせる薬だけ。

そもそも進行を遅らせる意味なんてないと私は思っています。
いっそ、早く進んでくれた方が「死」が早く訪れます。
私の母はものすごくゆっくり進んだので母自身の苦しみも長く続きました。
アルツハイマーの発症から15年で本人はやっと苦しみから開放されました。
でも、娘である私の苦労は続いています。
アルツハイマーになると当たり前のようにアリセプトなどを処方されますが、本当に必要か考えた方がいいと思います。
進行をストップさせる薬ならいいけれど、進行を遅らせる薬は苦しみを長引かせるだけだったというのが結論なんです。
経験したから言える結論です。

今、アリセプトを服用されている親御さんを介護されている方の中には、この意見に不快感をもたれる方もいらっしゃると思います。
その方にはお詫び申しあげます。
あくまで私の経験からの個人的感想です。