一番乗り｜掲示板スレッド

訂正があります。後で訂正しようと思いながらも投稿してしまったので。

＞造形大は総勢2000人ぐらいのこじんまりした大学で少人数指導体制。浪人生が比較的多いせいか落ち着いたイメージの学校。一匹狼には合っている大学でしょう。バウハウスを手本に作られた学校で、日本では知名度が低いようですが


・まず「知名度が低い」を訂正します。「低い」ということは決してありません。「多摩美、武蔵美に比べ、残念ながら知名度が今一つである」に訂正させてください。失礼しました。


・学生数が「２０００人ぐらい」を「１０００人ぐらい」に訂正します。もっと小規模でした。



失礼しました。

中国からの国費留学生は、東京藝大（美術）には必ずいます。交換なのかは忘れたけれど 多分 相互に結んでいるリンクがある模様


ヨーロッパやラテンアメリカからの方は たま〜に日本画、(ごくごく稀に 工芸の)院にいますが
皆さん不満を呈してます。曰く「何も教えない。」

ドイツなどの造形大学とは
ずいぶん技術を叩き込む厳しさも、システムも異なる様子。

多摩武蔵野には コリアンはいらっしゃいますね。一定数の華僑（シンガポール、マレーシア、台湾など）も必ず一定数います。交換ではなく、これは学校方針なのだと思いました。アジアの未来を考えてということではないか、と‥（入るレベルはともかく皆さん数年計画で日本語学んでから実技、
やる気かつ富裕層、
社会貢献の意思ある方々なのでしょう）

残念ながら 日本人美大生との交流は今ひとつです。日本人美大生は未成熟なキャラと語学力の場合が多いため、
学食などでもほとんど交流できてない。

コリアン、華僑ともに私美大には女性留学生が主流です。

大学としてそれら文化交流の果実を受け取る、まではまだ行ってないと思います。

いずれも母国ではお嬢様層（兄弟が医師、姉妹は皆欧米に留学など‥）で
「日本の、この美大（藝大）を高評価して来日しているのか?」と問われれば おそらく違うような印象でした‥（多分 「近かった」「治安が良かった」「親御さんが日本ならと了承してくれた」等）
アジアでの評価‥、個々の作家を取り上げれば各校に優れた方はおられ、本当にまちまちでしょうが、
日本の美術市場はマーケットが非常に小さく、
美術商品の消費者も香港、バンコクなどと比べても内向きかつ未成熟、
（さらに企業雇用も縮小傾向）の認識は厳然とあるとは思います。

多摩などは同点なら「院に進みたい人は、外国人を優先することがある」と聞きました（←伝聞）

‥おそらく、技量が同レベルであれば
ガッツや 積極性、
（渡航するほどという）努力や、
ポテンシャルを見ているのでは。


ともかく、
スレ主さんは
教員も視野に、って油画傾向のある方だと感じますので、
岩絵具やいろいろ一通り触れる埼玉大学教育学部美術科、などもご検討下さい。
ザックリ、持ち偏差値60前半（無勉、素で）あるなら 教育学部美術科系を勧めます。
私美大教養科目は選択肢が少ない上、教授たちも 日々の糧vs美大で教養を教える意義 の狭間でディレンマ、投槍です

失礼しました。更にもう一点訂正させていただきます。

＞バウハウスを手本に作られた学校で、日本では知名度が低いようですが、ヨーロッパでは意外に名前が知られている大学です。

バウハウスがよく知られているのであって、造形大が海外で有名というわけではありません。
海外で有名な日本の美大なんてありません。

誤解される文章でした。

精神的にもハンドルネームどおりかと言われれば苦しいですが、年齢的には、ということで。
多摩美の絵画系でした。
今も芸大油画科が「日本で一番競争率の高い学科」であった頃と序列が同じなら、
実技試験に求められるレベルは、試験の質量からいって、
確実に東京芸大が高く（番狂わせや不調の不合格はあっても、逆の合格はまずない）、
他をやや引き離していると思います。

しかし前の方が書いているように、
求められるレベルは、専門科によって、大学順位が入れ替わる部分もあるでしょう。
それは、早稲田、慶応、等の「一般の」大学でも同じでしょう。


その意味で「一般人にもわかる」ランク付けをやった書き込みは、わかりやすく楽しく読めました。
個人的には、ＩＣＵ、上智＝東京造形　と思いましたが。
（早稲田慶応に受かる学力でも、ＩＣＵ、上智の特殊な問題に太刀打ちできない場合あり。東京造形大も、ポリシーのしっかりした実技試験を課す印象があります。）
（多浪で残念の実力派でも、いったん美術「大学」を目指したら、やっぱり、「桑沢」はないかなー？）


それくらい、最初の方の書き込みを読んだら、美大の難しさって、知られていないのだなという印象でしたので。


また、これらの「美大」と、教育系大学の美術学部は全く別物です。
実技試験に求められるレベルも、全く別世界です。
したがって、併願ということはまずあり得ないでしょう（時間と経済の無駄。ちょっと美大予備校のパンフレットを見ればすぐわかると思います）
芸術学科の実技も全く別物です。他科の学生からみたら、あれを実技とは呼べない（失礼！）

ですので、科を無視してランキングを語ることはまあ実質的な話にはなりませんね。


美大が何も教えないところ、というのは、乱暴ないいかたですが、ありますね。
実技の世界には、職人のような「教わるより盗め」のような昔気質なところがあります。
学科の教授陣には、意外な有名人がいたりするのですが、これもマスで生かしきれるほどの学力のない美大生が多いのがアダですね。
社会に出ればいかに一般教養、学力が、実技とともに必要であったか、身にしみることになるのですが、美大の中にはそういう教養主義的な風とは別な、「感性主義」とでもいうような風が吹く傾向がありますね。
これも若さの愚かさか、視野の狭さか、と「いいおとな」になって気づいた苦い経験ありです。