早慶と美大の就職比較｜掲示板スレッド

たびたび、すいません。投稿者名「工業デザイナーでした」を改めました。
思い出したことが、ありましたので、またお邪魔しました。

私の勤めていた会社は、一応、名の通った会社で、様々な大学出身の工業デザイナーがおりました。
美大以外にも、千葉大の工業意匠（当時の呼び名）や、筑波大出身の方もおりました。美大出身者よりも頭が良くて、人を引っ張っていく力のある方ばかりで尊敬していましたよ。
一般の大学でも「工業意匠」という固い名前で学科がある場合もありますので、検索してみたらいかがでしょう。就職率はピンキリかもしれませんので、ご確認を。


私も高１の時に学校の美術の先生に、美大を勧められました。「家族の中に、美術をやっている人はいたか？」と聞かれ、「父が若い頃、かなり絵がうまかったみたいです。」と答えて、先生が「だったら勉強してみなさい」と言ってくれたのがきっかけです。
油絵科で美術予備校に通いましたが、部活と両立できないと…と甘く考えていたために大して上手くもならず、受験に失敗。一浪することになりました。母に、一浪は許すから、就職率の良いデザインを目指さないか？と言われ、頑張ってみることにしました。たった一年間のデザインの勉強では、有名美大には入れず、日芸に行くことになりました。美大の学費の話も前述にありましたが、日芸は年間の学費が、他の美大よりも30万ほど高かったので、母も悩んでました。その差額の30万は、毎年自分でバイトしたお金から母に払うことで通わせてもらいました。
バイト先で、偶然日芸の演劇科に通っていた男子学生がいましたが、その人は、毎日学校帰りにバイトに来ていて、学費の殆どを自分で払っていました。私の親友も同じバイトでしたが、家庭の経済状況がきつかったので、親に大学は無理と言われ、自分で学費を稼いで通ってました。

自分で学費を負担すると、きちんと卒業しないと…と責任感も湧きます。
学費にもよりますが、私は娘にも必要があれば、学費の一部を負担させるのも、良い勉強になるかなと思っています。

単位交換ですが、早稲田の授業は小手指キャンパスに行って受けるので、行くのに1時間以上かかります。
ですので、交換授業聴講可能は津田塾大学と思います(特別なジャンルの英語授業、数学などの内容)。

早稲田大からも、早稲田キャンパスからなら、1時間半くらいかかるので、国分寺にでも住んでないと難しいです。

武蔵美の公開授業は、デザイン論、美術史や色彩論など理論講義で、実技授業の参加はできません。

早慶(ブランド)とムサタマ(デザイン力)で迷ってるなら早稲田大学芸術学校をお勧めします。稲門会の一員で就職のコネもあり技術も身に付く。良い所ですよ。

誠実にお答えくださいませ。あなた様は日芸は他美大より30万円入学費がやすいと公の前でそう言いましたね。先ず、他美大とはどこでしょうか？
全くの作り話は美大の中で一番学費が安いのが日芸デザイン学科ですね。
なぜ、そんな作り話をしたいのですか？何が狙いなのですか？
話によってはあなたを許しません。ふざけたコメントはするな。

上の方
もと工業デザイナー様の書き込みのことなら「他美大より30万ほど高い」と書いてますよ。
だから差額をバイトで稼いだ、それが自覚にもつながる面も…という文の展開ですよね？
鼻息荒いですが、他人を批判するときはよく確かめてから。
だから美大とか音大とか卒は専門はできても常識のない[削除しました]だと言われるんですよ。
かくいう私もとある美大卒ですが、高校が進学校だったので、同級生たちの知的好奇心の無さというか無教養主義には衝撃を受けました。
早慶に入れるくらいの学力があるのであれば間違いなく学内全体に流れる感性重視と世間とのギャップは感じると思います。立派な教授陣はいるのですが、とにかくろくに本も読まないし語学もできなくて当たり前。
でも、どこでも一流になる人はきちんと個人的に勉強していますし、人は人、自分は自分、という強さが最も大事な分野でもあるので、それくらい克服できないといけないのですが…。


命をかけてでもつくりたいものがある！という覚悟ないと無理、というのはその通りです。
「普通大学」と掛け持ちで考えるような人はいません。また、どうせ目指すなら一流を目指さないと、立ち位置がよくわからなくなるのもその通りです。
首都圏ですと、芸大、武蔵多摩造形女子美以外を「美大」とは呼ばないと思います。求められる実技のレベルが段違いです。
割に合わない、潰しのきかない進路です。

もっともそれ以外の経歴、専門学校卒で、社会に出てから努力と才能と出会い、継続でデザイナーなどとして堅実に活動されている方は結構多いです。なんとなく大卒でない人の方が多い気がします。

途中まで、日芸の質実な方の体験が貴重で
とても深く読み入って人生を考えるような内容のスレッドでしたね。
私はムサビ基礎デ、進学校から小論文と学科とデッサンのみで、簡単に受かってしまう所におりました。
学内の無教養至上主義に驚き、翌年早慶を再受験して移りました。一般教養科目のお年寄りの教授が
講義中の雑談コーナーで とても美大女性を下に見る発言をしたり…その方は音大生を気に入り褒めておられた…のを聴いたりして、
遅ればせに校風を察知した経緯があります。

美大では普通の大学よりも 教授陣、職員のコーポレートガバナンスは ありませんし、協力関係も薄く、家元とお弟子制度のように
なにやら教授同士が対立していたりもしました。
学生にも 多浪の姿を借りた風来坊的な人がいたり、風紀上も注意が必要です。
教務課とのやりとりなどにも、
本人の自覚が非常に求められます。
海外の学生のように精神的に大人、かつ
得るべき情報を貪欲に取るタイプでないと
辛いと思います。
中高までのように従順な姿勢だけですと損をする場面もありそう。
早慶目指す位置にいたような従順なお嬢様でしたら、
アクの強い、常識の無い美大の教授陣の中で、驚くことも多いかと思います。

それでも踏み台にして先に進む。というほど強い個性と、鉄の意志を持っていた方が良いと思います。

造形性を磨くのは純粋に楽しい事です。
成長期の女性が4年間身を置くシステムとして美大は信頼に足るか？と言う事は
真剣に吟味する必要があるかもしれません。

私は、とにかく絵を描くことが好きで美大に進学しました。好きなことを思う存分学べて素晴らしい学生生活を送れました。自分の適性にあった仕事（商品企画）に就くこともでき、本当に美大に行って良かったと思っています。

ただ美大にはお金持ちのお子さんも多く、とくに絵画系は卒業後に就職せず進学する人や、アルバイトをしながら作家活動を続ける人が多かったので注意が必要です。

卒業後しっかり就職して欲しいならお子さんに経済的なサポートは大学までと伝え、将来のことを考えて学ぶよう伝えた方がいいと思います。

就職ならデザイン科がおすすめです。ただ、デザイナーは長時間労働で給料が安く過酷な現場も多いです。「絵やデザインが好き」だけでは体力、気力ともに乗り越えられないことも…。

在学中にデッサン力やデザイン能力だけでなく、企画力、ディレクション能力、プレゼンテーション能力を身につけておくと仕事を選ぶ上での選択肢が広がると思います。基本的なPCスキル（PowerPointなど）とアドビ系ソフトの習得（イラレ、フォトショプ）は必須です。メーカーに就職するなら英語ができると有利です。