芸術系就職を見据えた中学進路を悩んでいます｜掲示板スレッド

都立工芸高校には知人のお子さんが何人か通っており、子どもも
文化祭で似顔絵を描いてもらったりしていたようです。
（描いてくださったのは知人のお子さんではなかったようですが）

子どもが通っていた工業高校から美大（ムサタマ）に進学する人もいました。
ほとんどの人が理工系大学に進路を決めてしまうため、レアなケースかもしれません。
先輩のなかには就職せず、アーティストとして活躍されてるかたもいらっしゃいます。
共通しているのはやはりご本人の努力...といったところでしょうか。

うちは美術選択でなかったので実情は判りませんが、桐朋女子の学校見学行った時、美術予備校？通わなくても美大に合格できる授業内容です、って言ってましたよ。

もし、そこまでの高レベルな授業じゃなかったとしても、美術得意な子とかも沢山居て、普段から良い刺激を受けることができます。
美術系だけじゃなく、色々な分野で力を発揮する個性的な友達に恵まれるのが、桐朋女子の一番のウリです。

絵が得意なこは、体育祭の垂れ幕の下絵を任せられます！例年、その図案でクリアファイルを作成して生徒に配布するようで、自分の書いた絵がファイルになるって……ものすごく嬉しいですよね！

ちなみに、うちの娘、城東地区から6年間、通いました。一時間ちょっとでしたが、すぐ慣れたみたいです。

桐朋の宣伝からは外れて。

どなたかも仰っていましたが、現時点で娘さんが切望してるのでなければ、美術に特化してる学校や、附属を見据えて選ばない方がいいかな、と個人的には思います。
他の選択肢が狭まってしまうからです。
専門分野は学校外で学んで、私立中学に拘らず、高校、もしくは大学受験で狙いを定めるのも手かな、と思います。

ムサタマから早慶受け直し、毎年いますよ。
仮面浪人で東京藝大はお約束というか、
美大予備校がそのように刷り込みする場合もあり、当然 いるのですが
こっそり ムサタマの校風が嫌でとりあえず普通に行けた早慶、もいるのです。

逆も勿論聞きますが。マーチ落ちてから浪人時になって初めて美術予備校に通い、
ムサタマヘ、とか。クロスしています。
すごい例では、多摩のクラフトの院を辞めて後、志して美容師になられた方がいました。
根気と努力としか…人徳も関係ありますし、
芸大生、美大生は英語があまり出来ない人も未だ多いため、
何か国語かを話せる美大生が出てきたらマーケティング的に非常に強いと思います。
どうかご本人と下調べを共に、そして
慎重に行ってくださいね。

息子は偏差値70ぐらいの高校にいますが、進路指導で、私立の美術大学を志望している生徒には東京芸術大学か筑波大学を勧めてます。
中学受験で進学校の場合、最初から私立美大に行きたいという希望はあまり好まれないかもしれません。
学校的には、美術だけでなくて、ほかの教科もしっかり勉強してほしいといったところです。

ちなみに私の姉は、東京芸術大学が不合格でしたので、某難関私立美大の油絵科を卒業してまして、今は美術の教師をしてます。
美術の先生は視野に入らないかもしれませんが、公務員ですので、美術予備校時代の友人、大学の同級生の中では一番安定していて給与がいいと思います。

メーカーや企業に入ってデサイン業務につくという道もありますが、大手はかなり狭き門ですし、基礎学力ないと他の部署と打ち合わせとか厳しいです。

ネット系やIT系のアートディレクターのような仕事は、若ければ入りやすいですが、場合によってはスピード重視の量産ができる人が重宝されたりという面もありますから、就職しても辞めてしまう方が多いです。

また、皆さんが希望するようなデサインを主体とした仕事やアートディレクターのような仕事は、「美人」のほうが有利という側面があります。
先日、盗作疑惑でネットを騒がせた銭湯絵師の女性も、美人でしたので、大手企業のイベントに呼ばれたりしてましたしね。
友人で、美大卒で広告代理店で働いている方も美人です。
こんなことを言っても仕方ないのですが。

個人的には、ちゃんと東京芸術大学を目指して、英・国・社・理・数まで広くしっかり勉強しておいたほうがいいと思います。
いろんな意味で。

女子美に娘がお世話になっております。通学時間で女子美を断念されたとのことでしたが、城東エリアのお子さんはもちろん、もっと遠方から通っているお子さんもいらっしゃいます。皆さん通学時間の不安を上回る魅力を感じて選ばれたようです。

中高6年間美術はもちろん、様々な経験を通して個性を伸ばしていただいていることに感謝しています。多様性を認め合う雰囲気の中で素敵な友人にも恵まれ休日なんていらない！と言いながら本当に楽しく通っている姿を見ているので、スレ主様にぜひ一度学校に足を運んでいただきたく、コメントいたしました。

美術大学の付属ですが、普通科のため、他大学の美術系でない学部に進学される方もいますし、先生方もそれを応援してくれます。美術を専門にしているから選択肢が狭まるのではなく、自分の好きなことや興味があることをきっかけに、むしろ可能性を広げてくれる学校ではないかと思います。女子美大に進学した場合の就職先については説明会等で詳しい資料や体験談の載った冊子をいただけるので、参考になると思います。

　私も娘もM美大デザイン科卒です。就職は大丈夫ですよ。デザイン科卒でちゃんと本人が就職活動すれば普通のお給料もらえるところ（一部上場の企業内デザイナーとか限定しなければ）、なら絶対に入れます。

　2人とも小学校の時は勉強できたので日能研63以上の学校卒です。学科は余裕でした。でも、東京芸大を筆頭に美大の入試って　学科が3割弱なのでほぼ実技の力で決まります。筑波、千葉大（工業デザインだけですが）は学科のみですけど、東京芸大は偏差値的に50あれば楽勝、実技ができれば43あれば受かると言われています。

　桐朋の美術が素晴らしくても毎日はないでしょう？美大予備校って、高３でも毎日4時間くらい実技やっていますので、桐朋行って週1度授業あっても受かるはずないです。浪人生は週6日6～8時間実技やっています。それでM美看板学部だと（最近、色々な学部ができて字はいりやすくなりました、看板デザインは工芸工業デザインと視覚デザイン、空間デザイン）で3人に2人が浪人生。

　どこの高校、ってほとんど関係ないです。1校から2～3人来ているところはありますが、ほとんど1人。どこの予備校がいいか、しか関係ありません。

　女子美は・・どことなく女子美だな、ってわかる画風あるんですよね女子だけだからか？・・自分の子ならそういう癖みたいのを中学生のころからつけたくないので、女子美にはやらないと思う。女子美大は造形大が良くなってきたこともあり、かなり楽に入れるようになってきたので大学受験だけを考えると下から行かなくても。

　また、お嬢さんはうまいんだと思いますが、上には上がいるもので。下手にそういう子が集まる学校に行き、現実を知り、腐ってしまう可能性も・・

　娘の入学式のカルチェ財団で働く方のスピーチで、私の両親は芸大出で、私もいくつものコンクールで優勝、惜しくも藝大には入学できなかったけどM美大医入学してみんなをびっくりさせてやるぞ・・という意気込みで入学しましたが、入学1週間で上には上がいる、自分は才能のかけらもない一般人だったと思い知らされました。‥と言うようなものがありました。

　本当にそうなんですよね。ただ、デザイナーは職、ですのでそんな卓越した才能なくてもやっていけますよ。でも、最低ムサタマ位受かるくらいの実技力ないとその後やっていくのが大変です。高2か３からの毎日の基礎訓練は絶対にやっておくべきです。大学に入ると展開する方ですので、基礎訓練やる時間ないので、美術予備校は必要な時間だったと思います。

　まとめ。通いやすくてお嬢さんの気持ちに合うような学校に行くのがいい。今後6年でお嬢さんは色々なものと会えると思います。美大受験で大切なのは美術予備校選び。（６年後だと、今、いいと言われている予備校が変わる可能性もあります。）

小学生のお絵描きで入賞、というのは、美大芸大受験レベルから振り返ると、全く意味ありません。

受験に必要なのは、デッサンです。
中学生のうちに、きちんとしたデッサンを習いに通われると良いでしょう。物の見方を養うことが大切に思います。見たままを描く、という難しさもさることながら、ありのままを見る、ということがこれまた難しいのです。

美大芸大受験生全体では、高2からデッサン基礎を始める人も多いようですが、実力はある程度描いた枚数に比例しますので、レベルの高い大学を目指すなら高1スタートでも普通です。

あと、高3からの受験対策は、志望する専攻によって大きく分かれますので、それまでに自分のやりたい分野を決める必要があります。

中学生のうちから、様々なものに触れて様々な体験をして、やりたいこと・好きなことに対するアンテナを高く張り巡らせてあげられるといいですね。

日大付属高校→女子美大卒です。

スレ主さまのように考え、日大付属高校に入学し、日芸デザイン科への内部進学を希望していました。

20年以上前の話になるので、今はまた違うのかもしれませんが…。
当時、付属から日芸デザイン科への内部進学は1名くらいしか枠がなく、いざ蓋を開けてみると、全付属からの内部受験者は20名以上…！
付属だというのに外部受験以上の倍率で、不合格になってしまいました。

統一テスト（日大の全付属生が受ける日大進学のためのテスト）の成績も、普段の成績も、悪くはなく、外部の美術予備校にも高2から通いましたが、上には上がいたのですね。

美大受験用の予備校に通ってはいたものの、
日大進学のための教科の勉強（美大受験には必要のない、数学もやらなければなりませんでした）にも時間を取られていたこともあり、実技も中途半端な仕上がりで、ムサタマは不合格。
女子美には合格できましたので、女子美に進学いたしました。
当時は、受験に失敗した気持ちでいっぱいでしたが…
結果、女子美はとても私に会っていて、充実した学生生活を送りました。

今も親しくしている友人たちは、付属からの女子美生も多くいらっしゃいますが、
結婚後も美術に関わるお仕事を続けている方は付属生のほうが多いような気もします。
アートが染み付いているような雰囲気で、素敵です。
少し頑張れば通学できる距離でしたら、女子美の付属も再検討されてはいかがでしょうか？
日大の付属を選ぶよりも、確実に近道ですし、女子美付属生の話を聞いているととても魅力的な学校ですよ。2代、3代と通われている方も多いそうで、納得です。

もちろん、受験を頑張って、芸大、ムサ美、タマ美を目指すのもすばらしいですよね。

ちなみに、私自身はデザイン科卒業後、デザイナーとして就職、寿退職し、現在は子育てをしながら自宅でデザインイラストの仕事をしています。
家庭と両立し、自分のペースで好きな仕事ができる、女性にはとてもおすすめな進路ですよ。
頑張ってくださいね。