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投稿者: ひまわり (ID:xi2lyBwmqzM) 投稿日時:2019年 01月 02日 22:21
「皇位は、皇統に属する皇族が、これを継承する」
これで良いのではないでしょうか。
-
【5409010】 投稿者: ひまわり (ID:AuHYBisCK6Q) 投稿日時:2019年 04月 22日 20:31
こんばんは。
>確かに、家といいますか摂関家としては道頼が継いでいますよね。
すみません、頼道でした。
蒲公英様
平安期、女子は母親から家屋を含めた財産を相続し
男子は家名を受け継ぐことになるのでしょうか。
いずれにしても冷静にかんがえると様のお話にもあるように、「女系の意識の欠落 」とは言えないのではないでしょうか。 -
【5409057】 投稿者: 蒲公英 (ID:Rk1C2BHBvkU) 投稿日時:2019年 04月 22日 21:10
こんにちは。
「父母、娘夫婦、外孫という、まさに母系親の共同体」ということは、やはり父はいるのですね。
母系親の共同体は、父の家という認識ですか? 母の家という認識ですか?
息子も娘もいたら、息子は養子や婿養子に出して、娘に継がせるのでしょうか?
長男以外が養子や婿養子に行くのは少し前の時代ではよくあったように思います。
娘だけに焦点を当てて、「母系」というのはどうも妙な気がしてしまいます。
有力者がいて、自分の家を盤石にし拡大するためには娘が重要だった。
例えば、自分の息子は絶対に天皇になれないけれども、娘が産んだ孫はなる可能性がある。
当時はあちこちの家に妻がいる状態だから親の共同体にとどまるとしても、
特段母系で代々継がれるわけではないのではないですか?
神話も男がいて、女がいて、子が生まれ、子が継いだような話になっていますから、
女を語る部分で父と娘が登場しても不思議ではない。母と娘ではないですよね。
産まれた子は男子の話が多い気がするし、メインはやはり男性なのだと思えます。
最高位の皇室も、時には皇女が有力者の息子に嫁いだりした(婿入りなの?)のでしょうから、
その子どもが皇位についたならば、女系もあったことになります。
その他非礼なことならばいくらでも考えられますが、必要とは思えません。
万世一系といっても傍系もありですが、代々の系図が残された以上、
今の時代の女系の正当性を説けばいいと思います。
少し関係しているだけでスーッと権威を利用したい人が寄ってくる。
いつの時代も同じなのでしょう。
国民が決めるならば、まずはそこをしっかり警戒しないといけないと思います。 -
【5410092】 投稿者: 蒲公英 (ID:Rk1C2BHBvkU) 投稿日時:2019年 04月 23日 18:58
こんにちは。
> 平安期、女子は母親から家屋を含めた財産を相続し
> 男子は家名を受け継ぐことになるのでしょうか。
ひまわりさま、ありがとうございます。
ご説明を読んでも、どうも腑に落ちないのです。
母親の財産には父親の財産が全く入っていないのか。
男子は家名というのは父親の家名なのか、母親の家名なのか。
男子は無一文で、いつもどこかの女性宅に養われる身になるのか。
こういうケースもあったというものでなく、
これがあちこちどの家でもそうだったのか。
子を産む女性が実は強かったのはわかります。
今だって各家単位で見れば、たぶんそうだと思うのですが、
当時のお話を聞いていると妙に男子の扱いが軽んじられていて、
どうも当時のシステムとして機能していたように思えないのです。
まあ、たぶん私の理解力が足りなくて納得できないのでしょう。
どうもありがとうございました。 -
【5410174】 投稿者: ひまわり (ID:AuHYBisCK6Q) 投稿日時:2019年 04月 23日 20:11
こんばんは。
蒲公英様、
>当時のお話を聞いていると妙に男子の扱いが軽んじられていて、
軽んじられてはいないと思いますよ?
仰る通り、日本は歴史上男性がメインだったのは間違いないんです。
でも、女性が家の柱であった時代が存在したのも間違いではないという事も視野に入れて頂きたいと思います。
家の在り方の概念も時代時代で変化していますから、その流れを「こうでした」とお伝えするほどの知識が私にはないので、
蒲公英様の疑問にお答えできなくて申し訳ないです。
繰り返しますが、財産や家系が父から子への継承がメインの歴史の中で
「母から子への継承もあったんですよね」、という事もお認めになった上でお話しできればなと思います。
「軽んじている」というつもりでお話ししているつもりはありませんのでご理解下さい。
>少し関係しているだけでスーッと権威を利用したい人が寄ってくる。
いつの時代も同じなのでしょう。
国民が決めるならば、まずはそこをしっかり警戒しないといけないと思います。
ここが蒲公英様の心配事の核心ですよね。
以前、男系継承ならそこまで心配することはないというレスを頂戴していましたが、
男性皇族の方が権威を利用されにくい、女性皇族の方が利用されやすい、という御心配ですよね?
とはいえ、それでも男性皇族とはいえ警戒すべきで、そこは差はあれど男女同じだと思っています。
前からお尋ねしたかったのですが、男性皇族がよからぬ輩から利用されない為の警戒とは、どのようなものでしょうか? -
-
【5410193】 投稿者: ひまわり (ID:AuHYBisCK6Q) 投稿日時:2019年 04月 23日 20:25
蒲公英様
皇室全体が権威を狙って利用する輩から守るために
どのように警戒すればいいんでしょうね? -
【5410667】 投稿者: ひまわり (ID:AuHYBisCK6Q) 投稿日時:2019年 04月 24日 08:15
おはようございます。
>最高位の皇室も、時には皇女が有力者の息子に嫁いだりした(婿入りなの?)のでしょうから、
その子どもが皇位についたならば、女系もあったことになります。
他スレでも何度か書きましたが、典子女王の嫁ぎ先である出雲の千家家は一度女系が入っているんです。
正確には祖父から孫への継承だと思います。
家督争い?があって分家したばかりの事ですが、養子でもなく婿養子でもなく(系図には娘の婿である男性は入っていません)
えっと、娘が嫁いだのか婿養子だったのかは分りません。当時、何があったのか興味深いですね。 -
【5411279】 投稿者: 蒲公英 (ID:Rk1C2BHBvkU) 投稿日時:2019年 04月 24日 18:49
こんにちは。
> 女性が家の柱であった時代が存在したのも間違いではないという事も視野に入れて頂きたいと思います。
否定しているのではなく(全くしていません)、「時代」で話されると疑問なのです。
その時代にはこういう形態もあったという話ならばわかるのですが、
それがメインとなると、どう稼ぎ出していたのかとか素朴な疑問がわいてきます。
卑弥呼のような職業?の家ばかりなら別ですが・・・。
「系」というからには、母方で家が何代も何代も続くことを意味しますよね?
通い婚だから女性の家がクローズアップされたし、家は娘を利用したと思います。
女系メイン、あるいは、特にこだわらない混在の家があったとして、
すでに揺るがない最高位の皇室の女系の可能性とどう結び付くのでしょうか。
皇室にも女系があったかもしれないけれども、表面化していないし、
表面化させなかったことを見るしか術がありません。
過去での対抗は不利ですし、そこで対抗してはいけないとすら思います。
> 男性皇族がよからぬ輩から利用されない為の警戒とは、どのようなものでしょうか?
え? 私は男性皇族の心配は特にしていないのに答えるのですか?
よからぬ輩は女性ですが、あまり心配しない理由もすでにお話ししてきたと思います。
皇室全体を守る話ならば、今までどおり天皇につながる血筋以外の男を入れないことでしょう。
絶対安全とは言えませんが、千年以上の実績もある回避策です。
皇室を守るために苦慮を重ねた結果があの代々の系図と私は理解していますし、
苦慮なさったのはその時代の皇室の方々だと思っています。
ですから、変えるならば皇室の方の御指示でと思います。 -
【5413186】 投稿者: 冷静にかんがえると (ID:QE.N3AVgRo6) 投稿日時:2019年 04月 26日 13:31
蒲公英 さん
>「父母、娘夫婦、外孫という、まさに母系親の共同体」ということは、やはり父はいるのですね。
>母系親の共同体は、父の家という認識ですか? 母の家という認識ですか?
息子も娘もいたら、息子は養子や婿養子に出して、娘に継がせるのでしょうか?
長男以外が養子や婿養子に行くのは少し前の時代ではよくあったように思います。
>娘だけに焦点を当てて、「母系」というのはどうも妙な気がしてしまいます。
う~ん、、おそらく「家」という意識よりは「祭祀」という 業の継承に重きが置かれたのではないか、と思います。ここに「家(イエ)」という概念を用いると、これは母系・父系というより世襲原理となり、別概念となる気がします。
例えば母系原理では血統を基礎として、祖母から孫への継承を可能とし、傍系継承をも否定しません。対して世襲は「家(イエ)」を単位として、親から子への継承となり、傍系継承は基本的に含まれません(排除はせぬとも直系優先)。
そして重要なのは古代豪族の世襲原理が、儒教の影響を受けた後発的なもので、律令制、あるいはそれ以前からの皇位継承原理として意識されていたかというと、疑問であるということです。
一方で、例えば記紀において天照になぜ配偶者がいないか、現実の皇位継承に当てはめてみる(天照=持統、瓊瓊杵尊=文武とする説が有力)と、これは母系原理として祖母から孫、しかも譲位です。藤原不比等の政治的思惑があるにせよ、天武天皇の皇子には大江皇女との間に二人、太田皇女(持統姉)との間に一人、新田部部皇女との間に一人と、男系継承が可能であったにも関らず、持統所生の草壁を唯一の例外として、皇統が天武天皇の系に繋がれることを拒否しているようにも捉えられる(「天皇制を読み解くー母系原理と女帝の進化」、平山朝治ー筑波大学経済学論集 所収)。
天智天皇からの直系に母系継承(草壁皇子は即位されていない)が融合された例と見ることができます。
ところで規範として今上天皇若しくは新天皇のご意向を伺うこと、男系継承についてのお考えを示されることについてですが、わたしは女官制度改革を為された昭和天皇の御代で、既にご意向は定まっているものと思います。
古典、皇室の歴史について造詣深き昭和天皇が、起こり得る将来について何の懸念も持たれぬとは考えられません。男系継承に拘ること自体、このご意向を看過した「不敬」にあたるのではないかとさえ言える気がいたします。
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