40代の皆様、専業主婦を続けますか？｜掲示板スレッド

ライフスタイルの多様化で配偶者控除という仕組みには偏りが出てきたので、
配偶者控除は廃止し、全員基礎控除とします、でいいのではないか。



専業主婦撲滅キャンペーンのような旗を上げる必要性は？
一時的にしろ、国策的に専業主婦を増やすことをしておいて、
社会情勢が変ったら、思想を変えろといわんばかり。
まるで魔女狩りのようだ。


どなたかも書かれていたが、今30代の主婦と50代後半の主婦では
これまで生きてきた社会も、これからの可能性も大きく違う。
老若関わらず介護などがあれば正規雇用もままならない。

「子供をたくさん産んで、介護もして、フルタイムで働いて
税金も払いましょう。」

辛いなあ。

国民年金の3号制度はやっぱり、年金のお金を収めている人からすれば、
恵まれ過ぎ。だからこそみんな手放さないで、扶養内で働いているんだろうけど。でも年金足りないんだからやっぱり全員に払って欲しい。払わなくていいのは子供だけで。あるいは、少子化をくいとめるためにも、子供3人以上いる専業主婦は、払わなくてもいいことにするとか。。。

この分では、近い将来、配偶者控除は無くなるでしょう。
（それ自体は大したことではないとしても）
それを旗印に専業主婦バッシングが強まるのではないかと思います

一方で、労働法も改正されて、
一生低賃金の派遣労働者だらけになるとか、
正社員も残業なしの定額働かせ放題になると言われていますね

労働者がこのような状況なので、
労働していないように見える扶養の主婦に対するバッシングは加熱しそうです

今日の日経は、インタビュー記事で
インタビューに答えて扶養控除は経済に実害といったのは
なかむらのりこさん（ポピンズサービスという保育派遣会社の経営者）です。

保育者派遣は、扶養範囲で働くために仕事を控える人が多く、
業務に支障が出ているそうです。

しかし
では、ポピンズで保育者を全員正社員で雇うつもりがあるのか？というと、
それは絶対に無いと思います。

低賃金の派遣労働者を抱えているから、
事業所は仲介手数料で利益を出せる。
今は保育業界がブームで人手不足ですが、
ブームが過ぎれば雇用調整でやめさせるためにも、
正社員になんかできないでしょう

保育者派遣が人手不足なのは、
重労働で責任が重いのに、低賃金だからだと思います。

上の方のおっしゃることも確かにそうですね。

そういう意味では恵まれているのはやはり正社員。

しかし、専業主婦をしているのは大抵は、ご主人はしっかり正社員の人ですから、二重に恵まれているような。

夫が非正規だったりすると、妻もおちおち専業主婦なんてしてられませんからね。

しかし、だからといって非正規化が良いと思っているわけでもなく。
やっぱり生活の安定は重要だから。

専業主婦も二種類あると思います。遊んでいる人（遊んでいるのに負担をしない人）、育児に介護に大変な人（配偶者控除くらいないと、っていう人）。

経済界は、
・現在は人手不足なので、安い賃金でもう少し長時間主婦に働いて欲しい
・でも、景気が悪くなったら雇用調整解雇したいので、正社員はできるだけ雇いたくない
・景気が悪くなるたびに失業者が増えるが、それは自己責任でなんとか乗り越えて欲しい

政府は
・一番とりやすいサラリーマンから更なる税金をとりたい
・自営業、やくざ、宗教法人からとらなければならないのはわかっているが、とても難しい課題なので後回し
・政治家や公費の削減もしなくてはいけないが、難しい課題なので、後回し
・年金資金のために、主婦も長時間働いて（可処分所得は増えないけど）、年金資金を労使折半で入れて欲しい
・夫の収入が幾ら高くても厚生年金は頭打ち、今後は二人分の厚生年金がないと老後破綻確実で、そういう家庭が増えると政府も困るから、厚生年金を入れて
・もしくは、厚生年金は破綻確実だけど、自分が担当大臣の時に破綻させるのは嫌だから、時間稼ぎのために働いて

という感じでしょうか。

専業主婦というのは、全く仕事をしていない専業主婦と
いわゆる非正規のパートである「専業主婦」のことを指すのですよね。


そもそもパート労働者は、日本以外では男女平等を目指すための一時的な移行措置として導入されました。

でも日本では違いました。　ケア労働者(家庭の家事、育児、介護などをする人）の受け皿として
パートが利用されました。政府にとっても安価な賃金で雇用できるし、保育所や介護施設などの莫大な福祉政策の負担が減るのですから、いいことばかり。
しかしながら社会情勢が変わると手のひらを返すように。

>低賃金の派遣労働者を抱えているから、
> 事業所は仲介手数料で利益を出せる。
>今は保育業界がブームで人手不足ですが、
>ブームが過ぎれば雇用調整でやめさせるためにも、
> 正社員になんかできないでしょう

税金はとるけど、身分はそのまま、ということですよね。


パート労働者は　ケア労働者の受け皿ということで断然女性が多いのが現状。


>インタビューに答えて扶養控除は経済に実害といったのは


同じ女性のクチから出たのは残念ですね。

フルタイムの正社員で週に５日目一杯働いています。
３人の子持ちです。
とにかく毎日必死で帰って、家事・育児しています。

専業主婦は大変なのだ、とはよく主張される話です。
では専業主婦の方々は、我々が日中仕事として働いているほどの密度と緊張感、責任を持っておられるのか。周囲の専業主婦を見ていると疑問を持ってしまいます。

仕事をしていると、疲れたから今日はこの辺までにしましょう、とか、今日は体調が良くないので、ちょっとお昼寝しましょう、なんてできません。
失敗すれば顧客に土下座せんばかりに汗かきながら謝り、時として訴訟にも巻き込まれる。
熱が多少出ようが、全身怠くて動くのが嫌だろうが、何としてもやり遂げなければならない。

これと同じ感覚で専業主婦をされているのであれば、それはそれで立派だと思います。専業主婦は仕事だと胸を張って頂いても説得力があります。
税金払えないんだから半人前、なんて誰も言いません。

但し、今までそういう専業主婦の方は、残念ながらたまたま私の周囲には1人だけしかおられませんでした。
私は、彼女こそ専業主婦の「仕事をしている」と尊敬しています。