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【3785714】医者、余るらしいよ

投稿者: うちは一応受けますよ   (ID:0eoT0kqw4t2) 投稿日時:2015年 07月 05日 23:15

厚労省の発表によると、

人口10万人比で、医者の人数は、

1990年  171人(今の50代の親世代の医者が医学部卒業)
2000年  201人
2012年  227人
2020年  264人(今の医学部生が医者になる年)

OECD平均 280人

2025年  292人(今の高校生が医者になる年)
2030年  319人(今の中学受験生が医者になる年)
2040年  379人

※さらに東北と成田に医学部ができる予定。

※歯科医師の人口10万人比は、74人(OECD72人とほぼ同じ)

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  1. 【3833834】 投稿者: もう少し正確に言うと  (ID:WwYqZvjIeHU) 投稿日時:2015年 08月 29日 23:58

    昨日まで、今後の医師の需給予想について書いた。

    その後の書き込みに関して、若干説明したい。

    まず、医師の仕事がロボット化されるかについてであるが、これは100%あり得ないと言える。外国人に代替されることもないだろう。
    それだけ、医療はコミュニケーションスキルが重要であり、固有の文化の規定を受ける。
    たとえば、病状を説明するのに、「しみるように」「やけるように」「うずく」「ずきずき」「いたみがひびく」など微妙な表現が診断を左右するので、外国人が日本に参入することはかなり困難だと思われる。
    同様の理由で、日本の医療ツーリズムがうまくいかないと思われる。同じアジア人でも日本とは慣習や対人スタイルも全く異なるので、本格的に産業化するまで、他国の人を対象とした医療が確立するとは思えない。
    逆に言うと、医療は国内完結的であるから、人口と医師の増減である程度、需給関係が明確化される。
    もちろん、医療事務に関しては、IT化が進むため、主婦バイトとしてもお勧めしない。


    ドクターGをもって、医療は高度との記載があったがこれも若干実情とは異なる。あれはあくまでショーである。
    日々の医師の外来はルーチンワークである。手際の良さと、患者だけでなく他職種とのコミュニケーションンが、診断力よりも重要である。
    診断が困難なケースは、一人でウンウン考え込まれては、外来機能が停止するし、診察を受けている患者も不安がる。
    おおまかなあたりをつけて、紹介する能力の方が重要である。

    最後に、ぼろもうけしていた今までの医者と今後の医者を比較されても困る、或いは、ぼろもうけしないだけで、他職種より実感として医者の方がましだと判断したとの意見について説明したい。
    今、40代の医者は、50代60代の医者を見て、うらやましいというケースが多い。開業であれば、薬価差益などで今では考えられないような利益をあげ、開業を軌道に乗せるのも容易であったし、競争相手もいない時代を生きたからである。ところが、40代の開業医は、今後20年はクリニックを維持していかなくてはならない状況にあるが、迫りくる診療報酬改定にびくびくし、落下傘開業にもおびえている。40代勤務医は医師不足の時代を若手として生き抜き、今は管理職で報酬には恵まれていても疲れている。いつかは今の60歳代の医者が勤務しているようなのんびりした病院で勤務したいと夢を見ている医師も多い。一方、昨今の病床削減のニュースをみるにつけ、自分たちが60近くになったらそんな病院は多分ないことはわかっている。前のスレにあったように医師の年齢別の収入をみれば、今の50代60代の医師がいかに恵まれているかお分かりだろう。しかし、40代の医師は今の収入がこれ以上は上がらないことを知っている。今でも十分とは言えるが、昔は、もう一段収入が伸ばせたのだ。今は現状キープを目指すしかない。

    話を戻す。1980年代に医師になったものが一番良い時代を生きたことがお分かりになっただろう。では、当時の医学部の偏差値を見てみよう。国公立医学部は昔も難関であったが、いわゆる駅弁医学部は、名古屋大非医学部と同じ偏差値だった。私立医学部などは、日東駒専どころか無名私立大と同じ偏差値にあった。私立文系全盛期で、「シャインズ」などサラリーマンがアイドルになれた時代だった。誰も医学部が有望などというものはいない状況だったのだ。しかし、当時には高齢化社会は既に予見されており、老人が増えていくのは容易に予想できたことだ。一方、生産人口は老年人口を支える余裕があるほど十分存在し、財政も健全であった。医者になれるのは、学年で400人に一人と限られていた。これだけの好条件が医者の将来にはそろっていたのだ。
    他業種はどうだっただろうか?海外に無限の市場を相手に輸出主導で外貨を稼いでいた日本であったが、プラザ合意以降、円高にシフトし、産業構造の変革が求められる時代であった。「サラリーマンは気楽な稼業」ではなくなるのは予想できたはずだ。団塊ジュニアなどライバルは多く、競争は激化するのは目に見えていたはずだ。しかし、当時、偏差値を見る限り、秋田大学医学部でなく、名古屋大非医学部を選択するものが多く、私立医学部に至っては、進学校に進んでまで目指す対象ではなかったのだ。

    過去については、確かに医者の圧勝である。今後もそうだと考えるか、違うと予想するか。
    確かなのは、医療の市場は今がピークで、10年後以降縮小していき、そして、医師の供給はバブル当時の倍以上のスピードで供給されているということだ。そして、医療以外の産業についても今後の見通しは不確定であるが、はっきりしているのは、日本語ができる日本人のライバルは少なく、得られるポストも選べる立場にあるということだ。
    サラリーマンの行く末が不確定で危険?もし、東大や早慶、マーチレベル出身の人材が、家庭も維持できないほどの仕事しかありつけない可能性が高いという未来が待っているとしたら、その時の日本はどうなっているだろうか?誰が、公務員の、そして医者の給料を払うというのだろうか?
    一般的な産業の需給状況は変動しやすいが、医療は変動が少ない。ただ、医療は他業種の繁栄の上に成り立っているのであり、影響は必ず受ける。

    私が「適性」と何度も書いたのは、今後は医師も二極化し、適性があれば今と同等の所得を得られるが、適性がなければ、サラリーマン以上につらい状況になると予想しているからである。

  2. 【3833864】 投稿者: 緑十字  (ID:UH4TAgxq/h6) 投稿日時:2015年 08月 30日 00:38

    〉サラリーマンの行く末が不確定で危険?もし、東大や早慶、マーチレベル出身の人材が、家庭も維持できないほどの仕事しか
    〉ありつけない可能性が高いという未来が待っているとしたら、その時の日本はどうなっているだろうか?誰が、公務員の、
    〉そして医者の給料を払うというのだろうか?

    卵が先か鶏が先かで意味不明。誰にもわからない。
    それに適性適性と他人の心配まですることないですよ。
    淘汰される医師はされればいい。そのくらい考えてないんですか、お宅は。
    異業種から来る者としてリスク管理を考えていなかったかと問いたいところです。
    怯えてばかりいるんじゃねえ。

    大体親としてサラリーマンは所属する会社に馘切られたら社会的にほぼ終わりだが医師は現状そうではないと言っているにすぎないのですが。

  3. 【3833907】 投稿者: もう少し正確に言うと  (ID:WwYqZvjIeHU) 投稿日時:2015年 08月 30日 01:36

    夜更かし中です。

    緑十字様、他業種からの医学部合格おめでとうございます。

    同じ私は医療人ですが、同じ医学部生を持つ親として質問があります。

    今後、例えばの話ですが、
    お子さんが、30歳まで500万、30~40歳で800万、40~60歳まで1000万の収入になった場合でも、
    医学部を選択して「親として」良かったと御判断されますか?
    基本的条件として、激務度は現状とほぼ同様とした場合です。もちろん、退職金はなく、若くて優秀な医師が充足しているため、60以降の雇用は厳しいという場合です。

  4. 【3833913】 投稿者: 緑十字  (ID:UH4TAgxq/h6) 投稿日時:2015年 08月 30日 01:44

    例えばの話には乗りませんよ。絵に描いた餅だからです。またビジョンとリスク管理については個々の問題です。あなたの言う適性というのもね。そのような予想を建てるのであればしっかり対策すればいいのではありませんか。それとも自信がないのでしょうか。一度医業以外のサラリーマンを経験されることを提案いたします。

  5. 【3833944】 投稿者: 産婦人科は世襲  (ID:xsShlRnRQeQ) 投稿日時:2015年 08月 30日 05:29

    産科は人口の半分の女性の80年生きる人生で、たった2から3年程度関わる仕事で
    、少子高齢化の日本では、儲からない事を覚悟した上で、ボランティアする気持ち
    で、選択する科目です。さらに、小泉時代に弁護士を3倍に増やして、米国の様に
    訴訟天国にするは、医療はサービス業とほざいて、モンスターペイシェントやただ
    でさえ安い医療費を踏み倒すやからも山の様に増えた現在では、最もリスクの高い
    職種です。しかも、大学病院等では、小児科医、麻酔科医等のバックアップが有る
    ので、感じないかも知れませんが、田舎に行けばそれも無いので、訴訟の嵐で、廃
    業する医院や病院が山の様に有る事も十分に理解して選択する科目です。新興住宅
    街での産科の需要は10年程度で、それ以降は氷河期が来る事も知っておいた方が
    良いです。 何処の産婦人科医局に行っても解ると思いますが、医局員の大半は、
    産婦人科医の子息ばかりで、サラリーマン子息の医師は滅多に居ません。

  6. 【3834003】 投稿者: 緑十字  (ID:UH4TAgxq/h6) 投稿日時:2015年 08月 30日 08:32

    おはようございます。昨日は眠かったので個人の問題としましたが、

    >お子さんが、30歳まで500万、30~40歳で800万、40~60歳まで1000万の収入になった場合でも、
    > 医学部を選択して「親として」良かったと御判断されますか?

    そうですね。
    会社都合で首になると社会的に死を迎え、収入の手立てがなくなるサラリーマンと比べるととても恵まれていると思います。
    あなたはぼろもうけの医者で過去との比較ばかり、うちは辛酸なめてきたサラリーマンで根本的に目指すところも比較するところもリスク管理の考えも違い話が全くかみ合わない。

    また産婦がどうこう書いてる人、うちの子供の大学はもともと医家が多いです。また敢えてサラリーマン家庭から産婦に行く者もいる。逆張りの発想とある理由ですね。ついでにアルバイトもここに書かれた話ばかりではありません。つわものは世の中に少数でもいる。そういう人は在学中から武勇伝がありますが、とにかく医学部の話は来て見てびっくり、聞くと見るとは大違いです。

  7. 【3834028】 投稿者: 無知母  (ID:pJg5Y3FxaAA) 投稿日時:2015年 08月 30日 09:08

    研修医とは様

    スレの流れに沿わない愚問に
    丁寧に教えていただきありがとうございました。

    大学院は4年間ですか! 
    先は長いですね。一人前になるのに10年というのも頷けます。
    在学中のアルバイトに関しては、研修医とは様が述べられた形で話ができているようです。

    ありがとうございました!

  8. 【3834151】 投稿者: あの〜  (ID:56hRptMAlB.) 投稿日時:2015年 08月 30日 11:26

    もうすこし正確に言うとさん
    率直に言うと同じ内容の投稿を2度も3度もクドイ。
    今後30年医師と言う職業は過去30年ほど良くはないだろう。
    今後50年も過去50年ほど良くないだろう。
    そんなことあなたに言われるまでも無く百も承知なんですよ。
    あなたの投稿に共感出来ないのは空理空論であり、イメージによる極論であり医師の地位が凋落するようなイメージを誘導するような書き込みだからです。

    あなたの子供が医学部なのば何故ですか?
    止めて他学部を勧めなかったのですか?
    そう書かなければ医学部残念組に認定されるから?
    医師の年収が500〜1000万でも後悔しないから?
    退職金が無く60歳以降の雇用が厳しくても後悔しないから?
    だとしたら何故ですか?
    その答えは私達と同じはずです。
    あなたの投稿がくどく、うざいと思う理由が解りましたか?

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