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【4392384】地方国医の卒後の心配

投稿者: 教えてください   (ID:dsai10ipNEg) 投稿日時:2017年 01月 10日 17:57

関西から地方国立に進学した5回生の息子のことでお伺いします。

昨年の夏には、まだ関西に戻る気で病院見学もしていたのですが、
この冬休みに帰ってきて

「希望している病院は人気がありいけそうにない。
自分のように運動部の部活もしていない、先輩との繋がりも少ない、
これで、いけそうな病院を探して、無理に関西に帰ってきても
何もやらせてもらえない。関西は学閥が強い。
だから、今の地方に残る。いずれは戻ってくる」

このような事を言いました。
息子は、整形外科に長く通院していたこともあってか、
最初から整形外科を希望しています。
病院実習でも整形が一番興味があると言ってます。

関西の病院に帰ってきても ちゃんと手術の経験など積めるのか不安なようです。
地方ですから囲い込みのようなものもあるようで、ここにいれば
しっかり指導してやる。経験を積んでそれから地元に戻ればいい。
と言われているそうで、だんだん息子もその方がいいのか?と思い出しているようです。

身内に医師もいないので誰にも聞けず、息子が言っている事は正しいのか疑問です。

地方から関西に戻っても 雑用ばかりやらされて、使い物にならない医者になる
と思っているようです。
性格的にも融通がきかない控えめタイプです。

しまいには、こんな事なら浪人してでも最初から関西の大学に行っておけばよかった!とまで言います。

整形外科しか考えてないようなんですが、
やはり関西の大学出身の方と同じような扱いは受けにくいのでしょうか?

実際はどうなのか、正直に教えて頂けると助かります。

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  1. 【4396902】 投稿者: CBT  (ID:KsONL8IDcnU) 投稿日時:2017年 01月 14日 10:15

    厚労省の医師需給分科会もビジョン検討会もまだ明確な方針を出していないと認識していました。
    ソースや内容などご教授ください。

  2. 【4396914】 投稿者: CBT  (ID:KsONL8IDcnU) 投稿日時:2017年 01月 14日 10:22

    現在、医療過疎県である埼玉や茨城は、その気になれば、筑波大出身でなくても働き口に困ることはありません。
    基幹病院幹部の色分けが、今医学部を志望する人が40台になるときにどうなっているか、誰にもわかりません。
    筑波は良い大学と思いますが、TEX開通による首都圏アクセス、旧帝大並の設備や研究予算投入、が、大きな理由と考えています。

  3. 【4397142】 投稿者: 教えてください  (ID:dsai10ipNEg) 投稿日時:2017年 01月 14日 12:35

    CBT様

    大変詳しく教えて下さり感謝致します。

    もう5回生も終わる今の時期に
    こんな質問して、無知過ぎて恥ずかしいのですが・・・

    >現在、大学の医局に入局せず、大規模病院で専門の修行を開始することは可能です。弊害はあまりなく、あるとすれば、博士号を取得しにくくなること、くらいでしょうか。また、勤務地は、就職した病院に限定されます(アルバイト診療除く)
    多くの医師は、自大学とは限りませんが、大学の医局に所属して、専門の修行を開始します。


    全国各地にあるような大規模病院でも専門医資格は取れるということですか?

    特に出世も開業も望んでいない場合でも
    博士号は取得しないと困ることはあるのでしょうか?
     

    > 地方の大学の医局に所属した場合、関西の都会には関連病院がほとんどないことも予測されるので、医局に所属している以上は、関西の都会に戻ることは相当に困難です。医局を替わるか、やめるか、という選択(サラリーマンでいうと転職に相当)になるでしょう。


    「医局を替わる、やめる」
    それは、若い30前後の医師が簡単にできることなのですか?
    (気が利かない、不器用な息子がそんなこと可能なのか?)
    本人は技術を学んだら関西に戻ると簡単に言いますが、
    まだ学生だから軽く考えているとしか思えません。
    本人が言っている「いつか」は永遠にこないのではないかと
    心配でたまりません。(戻りたいのは本人の希望です)

  4. 【4397169】 投稿者: ど素人  (ID:ty9IAznkmcI) 投稿日時:2017年 01月 14日 12:59

    そもそも医師として大学院へは個人の意思のみで入学できるものではないのでしょうか。医師として大学院へ入学する際、医局に入っていないといけないのでしょうか。
    例えば後期研修と大学院通学は併用で4月スタートできないのでしょうか。

  5. 【4397179】 投稿者: 何もわかってない母ですが…  (ID:cRpj3cv40EU) 投稿日時:2017年 01月 14日 13:03

    長男は近畿国公立大出身で卒後3年目、自大学の医局に所属しております。
    ここは、詳しい方ばかりで、医師家庭でもなく、長男の話だけで何の意味も
    ない情報かも知れませんが…
    前期研修は大学病院ではなく、外病院で研修を受ける人は多いですが、大学
    からは「前期研修が終われば大学に帰ってくるように」と言われ、ほとんどが
    戻ってきているそうです。
    ポリクリの時から、各科の先生からスカウトがあり、前期研修も大学病院でした。
    研修が2年目に入った頃には、所属する医局は決まっていました。
    大学病院の前期研修も医局も他大学(関西出身の地方国公立出身。地元私立出身)
    の方も多いようですが、やはり自大学出身は何かにつけ優遇されます。
    大学生の頃から馴染みの先生ばかりですから。
    うちは医者家庭でないので、継がせる病院も開業資金もありません。
    一生勤務医です。
    長男は、大学病院で生きる道を選択しました。
    それを上の先生方もご存知なので「一緒に医局で頑張ろう」と誘ってくださって、
    研修医の時に専門医、大学院、留学の話をしてくださったとのことです。
    長男は、「なぜ自大学の医局に行かないのか?絶対に不利なのはわかっている
    のに不思議だ」と言います。
    医師と言っても進む道は色々です。
    うちの長男のように勤務医で大学病院に残りたいのなら、自大学に残るのが
    一番なんだと思います。

  6. 【4397208】 投稿者: 専門医制度  (ID:16j6n4r.njg) 投稿日時:2017年 01月 14日 13:22

    CBT様、都市部への流入制限は専門医機構の情報で各種医師サイトでご覧になれます。
    お子様が医学生であれば当然知っていることだと思います。

    この流れは、個人的印象ですが、都市部出身、女性を中心に、都心の眼科皮膚科などの進む医師の増加が引き金になっていると思います。
    メジャー外科内科は、医師募集に苦労しております。入局が少なく、更に少ない医局員に負荷がかかり、ブラックとなり、更に敬遠されると言う、負のスパイラルになっている現状があります。

    今後は都心部の眼科皮膚科などの研修に規制がかかると言うことです。都心部で医師をしたいならハードな外科内科を、楽な眼科皮膚科を選ぶなら地方を、と言う二択となり、良いとこ取りが出来なくなりますね。

    親族に医師がいないのであれば、お子様にお聞きになると良いと思います。



    スレ主さま、医局の脱藩の難しさは医師なら皆知っています。あらゆる手を使い阻止しようとします。
    医局の面子を立てる大人な対応が必要です。

  7. 【4397247】 投稿者: 専門医制度  (ID:16j6n4r.njg) 投稿日時:2017年 01月 14日 13:46

    スレ主さま、お子様のように、性格的に不器用だとしても、比較的大変な整形外科で症例を積みたいとのこと。
    何ら心配はありません。今後、医師が増えようと、義務が増えようと、順風満帆な医者人生です。

    ターゲットは、厚労省サイトでも見れるように、
    「フリーランス医師」です。
    眼科皮膚科などでバイトで食いつなぎ、医師の使命感も何もない「楽して稼ごうとする」フトドキモノの医師や医師志望者が、排除されるだけです。

    地元に根付き、頑張ろうとするスレ主様のお子さんみたいなタイプはまず心配がありません。


    都心の私立大を出ても、専門医に枠ができるので、また、その大学には次期後継者を育てなくてはならないので、眼科皮膚科であっても、医局に貢献できそうな研修医優先で、自大だからと言って優遇されないです。

    これからの医師には、より強い奉仕の精神が求められます。

  8. 【4397351】 投稿者: CBT  (ID:IeV96gnsnXk) 投稿日時:2017年 01月 14日 14:45

    スレ主さま

    基幹病院にもいろいろあり、病院全体が特定大学の関連病院になっているところ、科ごとに大学医局に紐づいているところ、大学と独立色が強いところがあります。
    最後の例で、私の知識では、有名どころでは、聖路加、亀田総合、横浜労災などがありますが、内部にはいってみるとそうでもない(大学の医局色がある)科もあったりして、複雑のようです。
    しかし、これらの病院は、独自にシニアレジデント(後期研修医、専修医など)を募集していますし、大学医局で雑用に追われるより、かえって技術を磨ける、という考え方もあると思います。

    なお医局の替わり方ですが、子供の周囲では、脱藩、というほど大げさではなく、なんとか平和裏にやっているようです。
    ここで注意しなくてはならないのは、医局は絶大な力を持ちながら(持つ場合もある、というほうが適切でしょうか)、なんら法的バックグラウンドを持たない、単なる任意団体である、ということです。
    従って、医局の運営は、トップの教授の胸先三寸、所属する医師の人事も、医局をかわるときの対応も、医局や教授により区々、ということです。
    一般に、医局をやめても医師として職を得ることが難しくなくなってきたので、30年前のように、医局を抜けたら就職も開業も妨害される、などということはなくなっています。
    もちろん、若手のうちにやめることは歓迎されないです。

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