赤ちゃん取り違え事件の順天堂大学の対応｜掲示板スレッド

>もしくは順天堂側はもう一人の方の調べはついていて、本当に平穏な暮らしをしていると判断したのかもしれませんね。

当時新生児室にいた赤ちゃんは24人。
週刊誌報道では、男性が生まれた日に生まれた男児は2人。
男性と男性の15分後に生まれた２人とわかっているようです。

取り違えのもうお一方の今現在の生活を把握しているかどうかわかりませんが、連絡した場合、当然慰謝料の請求やらマスコミの取材やなんやらで不利益を被りたくないのかな？と勘ぐってしまいます。

〉〉でも、誠意をもって対処したい、っていうコメントなかったでしたっけ？

我が家か実家で取ってる新聞で読んだ記憶です。
病院は、もう一方のご家庭はある程度見当はついているが、あえてご連絡はしない。申し出のあったご家庭には誠意をもって対処したい、とありました。
この記事をきっかけにもう一方のご家族の方からコンタクトがあれば対処するのはやぶさかではないと、書いてはなくても私は受けとりましたけれど。

うちの息子は、ここまで育ててもらったのだから、自分の親は育ててくれた親だから、あえて産みの親を知りたいと思わないって言っていました。

私も、養子であることが分かったあと、産みの親を探し当てるような話は、いつも違和感を覚えます。
産みの親より育ての親の方が大事なのにな～といつも思います。

こういう話、時々ありますね。慶應の医学生の話、新聞配達をされている方の話、他にも。
自分の出生を知りたいという気持ち、当事者にならないとわからないかと思います。
私は、自分の子供が取り違えられていたら、自分の子だと思って育ててきた子も勿論かわいいですが、自分の血を分けた子のことも気にかかり、調べようとすると思います。知ってしまったら無視できませんし、人生は変わるかもしれませんが、どんな結果になっても知らない方が良かったとは思わないでしょう。
病院の対応は納得できません。

1967年1月中旬に、順天堂で産声をあげた男の赤ちゃんって、何人くらいいらっしゃるのでしょうね？
もしかして自分のこと？と、不安に思って過ごしていればお気の毒な話です。
病院に連絡する勇気があるか？
もし連絡しなければ、一生心に引っかかったまま過ごさなければならない・・・

まぁ、年齢を重ねれば父親に激似って場合も多いから、殆どの方は疑うことすらないのかもしれませんね。

（新潮の記事からのまとめ）


夫から不倫を疑われた母親は、男性が小学校入学を機に行われた血液検査を踏まえて、母親は、４５年前に病院に疑念を訴えた際、最初に我が子を抱いた時には顎にうっすらとあざのようなものがあった、と取り違えを訴えて、病院へ何度も足を運ぶ。病院側からは母親の浮気を指摘されて「弁護士を入れて訴えたら」と冷たく門前払いをされる。


その後、父母は離婚。母親はショックと人間不信とで精神病院への入退院を繰り返し、その間、男性は祖父母や親族の家に預けられる。


母親が再婚後は、母親に引き取られる。継父から虐待を受ける。継父と母親との間には弟が生まれ、継父は弟には優しく接することもあり、男性は子供ながらに自殺を思い詰めるほど悩む。中学生になってからは、家計の足しにと新聞配達をする。そんな環境下にあってもなんとか都立高校に合格するが、継父からは「高校に行かせる余裕はない」と反対を受けて、男性は高校進学を断念する。


中卒で食品工場に就職。家を出て、家賃１８０００円で一人暮らしをする。時折、母親が男性の生活を覗いて食事の世話をしてくれることはあったが生活は苦しかった。後に定時制高校へ進学。小さな会社を興して成功、２０代で結婚する。


男性は、自分の結婚を幼いころに別れた父親に報告しようとしたところ、父親から面会自体を拒否されてしまう。同じ頃、母方の祖母や親戚から、自分の血液型が原因で父母が離婚したこと等を言われて、自身の容姿が父母や親戚の誰にも似ていないことも含め、男性は出生に疑問を抱き、母親に「本当にお母さんの子？」と尋ねると、「橋の下で拾ってきた子よ」とはぐらかされる。


母親が男性に疑念を打ち明けたのはそれから２０年後。母親の実姉が介護施設に入居、母親はいつ自分もそうなるか判らないと思い、母親は自身が抱えるある疑念を男性に打ち明けた。


以上が、男性の成育に関する男性側からのお話のようです。


実は、同じ日に生まれた男子の新生児は男性ともう一人だけで、ほぼ個人特定はできている、と記事にはありました。


以前にも、取り違えられたお話がありましたよね。


生活保護を受けるほど貧しい家庭の末っ子として育った方は、非常に勤勉で秀才でもありがんばって定時制高校を卒業、血縁のない兄の介護をしてあげていました。資産家の会社経営者の家庭の長男として育った方は、兄弟四人が私立中高一貫から大学院まで進んでおり、長男として父親の会社を承継、非常に裕福な生活をしていました。


事の発端は、あまりに夫婦に似ていない長男に対して、親の介護に熱心ではなく、出生の疑問を抱いた母親の度重なる発言もあって相続を契機にして、弟たちによる血液鑑定がきっかけでした。


ここでも、実は育てのお母さんたちも「おかしい」とこぼしていたんでしたよね。自分が用意していたのと違う産着が着せられていた、とかなんとか。貧しい家庭の方のお母さんも、足の指が違うこと、ニキビ体質など、男性だけ、他の子供たちと異なる部分を度々指摘して「一体誰に似たんだい？」と話していたのだとか。


子供たちの出産時、私はたまたま陣痛がとても短くて意識もはっきりしていて比較的元気で（軽かったのかも。処置後は歩いて部屋に戻ることができました）、へその緒がついたままの子供と会って、へその緒を処理した後はカンガルーケアとして胸に抱きしめることができたので、しばらく顔を眺めていました。が、まさか後の取違を疑って真剣に見たりしていません。髪の量が少ない、肩からお尻にかけて蒙古斑があるなぁ、鼻の穴が可愛い、と漠然と感激していただけです。


私個人的には、お腹の中で自分以外の生命を育てる感覚や感動は、産後に赤ちゃんを育てる感動とは異なるものがありました。


後から成長するにつれて、顎、頭、鼻、唇、耳の形、足の指、骨格、背格好、なんだったら髪質とか、皮膚の肌合とか、父親にも母親にもあまりに一箇所も似ていない場合。もしもさらに血液型まで違ったら、私ならかなり悩むと思います。


例えば、産んだ我が子を事情があって手放した後に、養子を迎えたという場合。血縁のない養子を愛することと、産んだ我が子のその後が気にかかることは、相反することでしょうか。元気でいるかな、もし会えるものなら一目でいい、会ってみたい、母親がそう思うことがおかしいとは私は思いません。


まして今回のお話は、病院側から勝手に子供の取違いをされてしまった場合、ですもの。


素朴に。
こういう出産に関して「私の実の親は？」とか「私の実の子供は？」と取違を起こした病院側に尋ねる場合。病院側の開示できない理由として挙げる「個人情報」を考えると、謎です。
「個人情報」って。自分の親や子供に関する情報を自分が問い合わせて教えてとお願いしているだけなのに。一体誰の個人情報になるのかしら？と不思議でした。


事実を明らかにすると、実の親や実の子供に混乱を招く可能性はあるかもしれませんが必ずそうなるとも限りませんし。上記の６０年前の取違事件では、貧乏なご家庭の末子として育った方は、どちらのご兄弟とも交流なさっている、とか。

たしかに、さんは何歳？
取り違えられた母親はおばあちゃん世代？
私にとっては母親世代だけど。
ちなみに私は男性と同い年、子供は中学生。
カルテもあるんだし、
戦後のゴタゴタだからって片付けられる時代じゃないですよ。

（新潮の記事によると）
病院側は、取違いのもう片方の家庭の平穏を乱すということ、厚生労働省には報告をするから公に隠蔽するわけではないと話して、実の親と子をほぼ特定できる状況にも関わらず（当日に生まれた男の子は、男性とあと一人だけだから、取違いはおそらくこの二者間で起きたと推認できる）情報開示はしないと回答、二回目の話し合いの席で病院側から、金銭による解決をしたいと提示してきた、とのこと。母親は度重なる話し合いで疲弊してしまった、ということでした。


（病院では記事が出る前までは動きはなくて、記事が出てから厚労省に報告したらしいですが）


記事によると、新潮に取違いを漏らしたのは病院関係者だそうです。


男性は新潮からある日直撃取材を受けて驚いてつい当事者だと認めちゃったということでしたが、詳細については濁していました。


最初の記事が出た後。
病院のホームページでは謝罪の言葉が書かれているけれど、病院側からは男性方には、病院関係者から情報が漏れたことに対する謝罪の言葉はなく、代わりに、男性による守秘義務違反があった時にはしかるべき対応を取る旨の通知があり、男性は、誠意に欠ける対応のように感じて改めて記者の取材を受けた、ということでした。


男性は５０代、母親は７０代後半だそうで、「本当の親が知りたい」「50歳をすぎて本当の親を知っても、いまさら人生は変わらないでしょう。それでも知りたい」「ギリギリ間に合うかもしれない」「母だって本当の子供に会いたいはずです」「私は最後の親孝行に、母の本当の息子も探したいんです」ということでした。


母親が男性に打ち明けたきっかけは、実姉の介護施設入居でした。
それまではずっと明確に伝えて来なかったけれど、自分が亡くなる前に取り違えがあったかもという疑念（母親からすれば確信に近いものだったでしょう）を、当事者である男性には知らせておいてあげたい、という、やはり親心からのよう。


取り違えられて育てられた子供と親がお互いに嫌っていて実の親や実の子供を探したいというわけではなくて、むしろ、お互いを思いやる気持ちがあってのこと、と思いました。


時間は巻き戻せませんが、事実を知らせることはできると思うのですが。


連投、すみません。


職業上の守秘義務違反ではなく、こういう二者間の合意による守秘義務に反した場合のペナルティについて。金銭的な相場等はあるのでしょうか。例えば、この男性の場合なら、頂いた金銭を取り敢えず一旦全額返金して、改めて慰謝料と情報開示を求めることは可能なのでしょうか。とてもお気の毒です。