PM2.4という私大医学部群｜掲示板スレッド

医学部医学科の不適切入試問題に関しての話題です。
文部科学省は11日、昨年以前の入試で本来なら合格していたはずの人のうち43人が今春、計8大学に追加入学したとの調査結果を公表しました。追加入学者数は、一連の問題の発端となった東京医科大が最も多い24人で、金沢医科6人、北里4人、昭和3人、岩手2人、日本2人、神戸1人、順天1人となっています。
PM2.4（学費2400万円以下の私立医科大学）では、昭和3人、順天1人でした。思ったより少ない気がしました。すでに他大学に入学している学生さんは、敢えて1年生からやり直すことをしなかったのでしょう。それにしても東医の24人はずば抜けています。

順天堂大学昨年度入試結果の発表がありました。女性の合格率が男性を上回りました。文科省による「性別による不適切な扱い」が是正されたのだと思います。また順天堂は「年齢による不適切な扱い」も指摘されていたのですが、こちらに関しては未だデータが提示されませんでした。たしかに世論的には「年齢差別」はあまりクローズアップされなかった印象はあります。順天堂大学ってある意味スマート、ある意味狡猾だなあって思います。

PM2.4（学費2400万円以下の私大医学部）本年度の受験日程がほぼ出揃いました。
1/21（火）国福、2/2（日）日医、2/5（水）慈恵、2/19（水）慶応
です。順天は未発表です。

因みに順天堂定員130名ですが、入り口が多岐にわたっているので注意が必要です。①一般A方式　61名、②前期センター利用　10名、③一般B方式　10名、④センター・一般独自併用　20名、⑤後期センター利用　5名、⑥地域枠センター利用　東京都10名、新潟県2名、千葉県5名、埼玉県7名、静岡県5名　、⑦国際臨床医・研究医枠5名程度。
日医も新たにAO入試枠を実施することになりました。

ここ数年（医学部を含め）私大の入試枠は細かく分かれ複雑怪奇でありますが、PM2.4も例外ではないようです。学生さんは自分に有利なフレームを選んで、受験することが必要になってきます。また細分化されることによって一般入試枠の定員は減り、偏差値は上がります。これも気に留めておいた方がいいでしょう。

私立大学医学部駿台全国模試偏差値（２０１９年６月発表分）
７４慶大
６７慈恵
６６順天堂Ｂ、大阪医セ
６５順天堂Ａ、順天堂セ後期、順天堂セ前期、日本医前期、日本医セ後期併用、大阪医前期、防医
６４昭和セＢ方式、関西医科大セ
６３自治医科大、 昭和大Ⅰ期、関西医大前期、関西医科大セ併用
６１国際医療、国際医療セ
６０産業医科セ

B方式って定員10人英語資格、検定試験枠だ。二次は小論文と英作と面接。この枠の偏差値が高い！ってのに意味があるのか？

偏差値が…という問題ではなく面接が大切なのでは？

なるほど。
こういう大学では、面接が大事なのね。

学費から考えて親の資産はある程度必要ですが、それより、グローバル指向、英語重視、でしょうね。

一次の英語比重が過大(英語200＋25、理科200、数学100)、加えて二次に英作文もあります。
出願最低ラインはマイルドですが、恐らく英検準一級をかなり超える層の戦い、数学と理科に穴が無ければ帰国(ただし英語圏現地校などできっちり英語を鍛えた人)が有利と思われます。

順天堂は急速に学会における地位も上げようとしているように見えますのでグローバルに活躍する研究医を養成したいのでしょう。