対コロナ・理Ⅲ鉄門東大医学部恥ずかしくないか?｜掲示板スレッド

北里柴三郎は、ドイツに留学しコッホ門下で破傷風菌の発見やジフテリア治療法確立など世界の医学史に残る発見を行い、日本に帰国します。
ここで東京帝国大学は徹底的に北里を拒否します。それは、北里の東大の師匠筋であった緒方正規東京帝国大学教授の脚気細菌説を否定したためです。
これを見かねた福沢諭吉が私財を投じて伝染病研究所を設立、これを東大が乗っ取ると、北里は慶應義塾大学に医学部を設立して北里を初代の医学部長に招聘しました。

今も、慶應で公式の場で先生と呼ぶのは福沢諭吉と北里柴三郎の二人だけで、塾長であってもXX君と呼びます。
（だからといって、学生が教授にXX君と呼び掛けてにらまれても、私は責任を持ちません）

その後、東大は、医学部教授の青山胤通と医学部卒業後陸軍軍医総監であった森林太郎は結託して北里の業績を否定する似非論文を量産、北里のノーベル賞受賞を潰しました。
鈴木がビタミンB1を発見する前にも疫学的には玄米や小麦（ビタミンB1を含む）の有用性は明白だったのですが、森林太郎はかたくなに白米に固執し、日露戦争では27000人の陸軍軍人が脚気により死亡しました。
その後、当時何万人もの兵士を死なせた恐怖の病であった脚気に対しては、農学部教授であった鈴木梅太郎が必須のビタミンB1を単離し脚気の治療法を確立しました。
しかい、欧米のほとんどが支持し効果も実証されているにもかかわらず、東京帝国大学教授の青山と陸軍軍医総監の森林太郎は徹底的に反対し糾弾し、鈴木梅太郎のノーベル賞受賞も潰しました。
森林太郎が鈴木梅太郎に対し、「農学者が何を言うか、糠が効くのなら小便でも効くだろう」と暴言を吐いたのは有名です。

現在と同様、当時も、東京帝国大学医学部教授のメンツは、何万人の兵士の命よりもはるかに尊いものなのです。
それが証拠に、何万人の兵士の病死をよそに、森林太郎も青山胤通も名誉に包まれて余生を送っています。
もっとも、プライドの高い森林太郎は、陸軍の階級制度で軍医総監は中将と規定され大将や元帥になれなかったこと、陸軍退官後に爵位を授からなかったことに不満いっぱいだったとも言われます。

戦後では、熊本大がいち早く水俣病の原因が工業廃水による有機水銀であることを見出しますが、これを徹底的に糾弾し潰しにかかったのが東大医学部教授だった田宮猛雄でした。田宮は日本医学会長の権力を背景にわけのわからない委員会をつくって水俣病の原因究明を妨害、水俣病患者の拡大を助長しました。


北里大の大村智先生がノーベル医学生理学賞を受賞したのは、北里柴三郎以来の怨念を晴らす快挙でした。

権力争いに負けた側への判官びいきだったんですね。
よく解りました。
有難うございました。

＞順天堂でいくらベストなチームを構成いたとしても陛下の手術は無理です。＜

これ本当か？きちんと説明してほしい。

心臓血管外科の専門医を納得させられるレベルの理由を説明してほしい。

現実が全てを物語っているではないか。

順天堂に天野先生がいると言う優位性を持ちながら何故東大に使われたんだ？

説明してくれ。

医学は科学です。医学者は政治家や実業家何ぞではありません。学内や社会での権

力地位役職褒賞に大した価値はありません。科学者にとって真理、証明、発見、技

術開発こそが真に価値あるものです。

研究に没頭するのが良い学者でもない。

組織の管理者、トップになればマネジメント能力も必要なんです。

山中伸弥さんが良い例です。

医学界で活躍するためには色んな能力技術知識が必要ですが、山中伸弥教授が世界

から称賛されたのは組織管理能力ではありません。外科医にとってオペが上手いか

下手かは画竜点睛の問題です。

研究に没頭しないで画期的な発見はあり得ません。科学者は研究して何ぼの世界で

す。