アスリート｜掲示板スレッド

おっしゃる通りです。
このレベルではなく、(比較はおかしいのはわかっていますが)有り得なさでいえば井上尚弥や大谷翔平レベルの[有り得なさ]と思ってスレを立てました。

ラグビーの方の本が出ましたね。
SNSでの絶賛と、アマゾンのレビューの差が極端すぎて、
読んでみようかと思ってしまいました。

この人の評価については、ヤフー記事(今回の本出版に絡む)のコメントやYouTubeでも知ることができます。
まずはYouTubeで医学部受験塾代表と順天堂内部の学生との対談あたりからご覧になるといいかと思います。

東大生は勉強が「余技」みたいなタイプも結構います。
理Ⅲはかなり難しいので、出来る子がかなりしっかりやらないと合格できないことも多いですが。
それでも、理Ⅲ合格が「余技」の方も皆無ではないでしょう。

現実的に考えて、大学受験合格レベルの勉強はそれほど凄いものではありません。
スポーツとは比較できませんが、中学スポーツならば「余技」で勝てても、高校スポーツ、大学スポーツになると、さすがに真剣にトレーニングを積まないと優勝は難しいでしょう。

それに比べると、東大合格は「余技」でも可能なレベルだと思います。
子供の友人でも、東大受験が控えているのに、受験には関係ない中国語やスペイン語を学んでいたり、交響曲を作曲している方がいました。
気晴らしになる、ということもありますが、受験勉強に全精力を傾けずとも東大に合格出来る受験生は意外に多いと思います。

子供の場合も、そこまで凄いことはありませんでしたが、大学受験勉強の傍らで好きな哲学書をかなり読み込んでいたりしました。
哲学科に行きたいのかと思ったら、やはり受験は理系。
行く気はなかったものの、冠模試では理Ⅲを志望に書いていてＡ判定でしたので、そういうレベルだったのだと思います。

子供が言っていたことで、印象深いことがあります。
それは、「受けられる筆記テストで、受からないものはないと思う」というもの。
どんなテストでも勘所がすぐにわかるので、最小限の勉強で合格レベルには達することができる、という意味のようでした。
入学試験や資格試験のようなわかりきった試験は、合格出来るのが当たり前なのだそうです。
だからこそ、面白みはなくて、大学で学んでいる「答えが出ない」「答えが出しにくい」学問が面白いのだと。

「余技」で大学受験を乗り越えられる人間にとっては、実は二刀流でも何でもないのだと思います。
自然体で大学には受かっていると思いますから。

そう言えば、三段跳びで優勝した医学部の方は、理Ⅲ志望ではなかったようですね。別の国立医学部志望だったそうです。
センター試験を受けて結構出来たので、そこから志望を東大理Ⅲに変えて現役合格です。
東大の問題を対策したのは１か月半程度。
いわば「カジュアル理Ⅲ受験」で合格しています。

能力が高いと言えばそれまでですが、やはり「余技」で理Ⅲに受かっていると思います。

本人の努力もそうですが、生まれつき持っているものがあるんですね。素晴らしいことだと思います。