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【7600710】下位私立医学部か、それ以外の道か

投稿者: サラリーマン家庭   (ID:dSrvF6gkTxA) 投稿日時:2025年 01月 13日 12:06

医学部志望の浪人中の息子がいます。

サラリーマン家庭かつ実家が裕福ではありません。
神奈川県在住で、世帯年収2200万円です。
夫婦共働きで、妻も正社員です。

国立医学部目指していましたが、
どうも届かないのではないかなという気がしてきました。
去年も下位私立医学部には合格していたのですが、
今年も下位私立医学部しか合格いただけなかったら
どうするか、を考えています。

防衛医大はだめでした。

4000万近くの学費なので、
家を担保に教育ローンを組むとか
そこまですれば出せなくないのですが、
とはいえそんな資金繰りで大丈夫なのかと。

それ以外の道だと、獣医学部もしくは薬学部を考えています。

とはいえ、医師かそれ以外の道では、人生でやれることが違う、と思いますし。

教育ローンを組んででも医学部に行かせる方がいいか、
身の丈にあった道を選んだ方がいいか、ご助言ください。

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  1. 【7600753】 投稿者: 悩みますね、、  (ID:JxzUq1dT5nE) 投稿日時:2025年 01月 13日 13:12

    悩ましいのはよくわかります。
    私は勤務医で、質問者様よりも年収は低い状況ですが、長女は理系から企業就職、もう一人は私立医学部に進学しました。

    学費ですが、貯蓄によりますが、2200万あれば、おそらく支払いはできるのだと思います。学費で4000万近くとなりますと一人暮らしが必要になり、おそらく追加で1000万から1500万かかります。留年のリスクは必ずあります。うちの子もほとんどの時間を勉強に充てていますが、再試にかかり、毎回ひやひやしています。ポテンシャルが高く要領がよいタイプでないと留年の一年は金銭的に覚悟しておかないと親のメンタルが持ちません。

    うちは祖父母からの学費の援助がありました。これがなかったら私立の医学部は検討しなかったかもしれません。

    次に、医師の職業についてです。私が医学部に入学する頃は、学年200万人いる中、定員は7500人程度でしたが、現在は、110人に1人医学部に進学していて、世界でもまれにみるスピードで医師を養成しています。かつ、団塊世代の医療需要がなくなる2040年問題もあり、今よりも収入が落ちるのは不可避であるという見方が、多くの医者の共通認識です。収入が落ちるだけとは思えず、社会的地位や転職のしやすさなどの「守りの資格」としての魅力も減少するでしょう。現在、医療機関の7割が赤字であり、地方を中心に病院の統廃合の計画が進行していますし、中小病院のベッドの稼働率も70から80%で建て直しできず、閉院予定の医療機関も多く、勤務医の勤務ポストが少なるなるのは避けがたい状況です。開業医も、都会では競争相手が多く、地方は人口減少で、利益を確保することが難しくなりつつあります。10年前などはだれがやっても軌道に乗せることが出来たのですが、外来需要の減少と、物価高と人件費の高騰、金利上昇も頭の痛い問題です。

    このように、医者という仕事も、かつてのようにバラ色ではありません。平均年収1400万とも言われていますが、医師数の増加と人口減で下がる可能性もあり、さらにインフレで実質的には大幅に目減りするかもしれません。現在でも、地方などは特に、当直が出来る医師のニーズは多く、場合によっては破格ではありますが、上記のように、人口減少に伴い、病院も統廃合する(すでにしている)ので、「田舎に行けば稼げる」時代でもなくなるでしょう。

    祖父母の学費贈与があったので子供の私立医学部への進学を決意しましたが、親が同金額を子供に贈与し運用した場合を計算してみてください。費用対効果という意味では、私立医学部に行く行為は、利回りを低く見積もっても、経済的に不合理であり、採算度外視ということになります。子供への贈与は毎年の110万だけではありません。もちろん、内部留保が数億ある法人化した開業医の先生にとっては、経済的な合理性があるのかもしれません。

    このように、損得で判断するなら、事業継承と祖父母からの支援以外は、ありえない判断となります。

    なお、去年、既に4000万クラスの医学部を辞退して浪人したとのこと。本来は、損得抜きに医学部か他学部かを判断すべきでしたが、仕方ないですね。

    あとは、医師という仕事にどれだけあこがれややりがいを感じているか次第と思います。
    利回り計算をしていると、私立医学部の学費がいかにとてつもないか恐ろしくなりますが、それ以上に医師という仕事に魅力を感じるかだと思います。

    薬学と獣医をあげていますが、どうでしょう?薬学はすでに過剰気味で資格の価値は剥落しつつあります。かつ、6年間の勉強はかなり熾烈です。獣医は、医師とはかなり業務内容が異なると思いますが、、割り切れるかどうか。

    医学部以外なら、むしろ工学部などがおすすめです。長女の就活を通じて、昨今の人手不足で、面白いように内定が大手から得られます。様々な働き方が考慮されています。
    どうしても医療にこだわるのであれば、歯科はどうでしょう?東京科学大歯学部なら学費をかなり抑えれらます。「歯ばっかり」という気持ちになるかもしれませんが、医師も、眼科や耳鼻科、泌尿器など専門分化して、内科など一部の科を除き、特定の臓器しか見なくなるのは、歯科と変わらないです。

  2. 【7600757】 投稿者: 受験の本質  (ID:vBNihR0Q33.) 投稿日時:2025年 01月 13日 13:33

    個人的には、私立医学部に進学することをお勧めします。
    ご本人が医師になる意志が弱く、親などが熱心であれば別ですが(中退などのリスクが高くなるので)下位医学部の合格の可能性がなければ、国公立大はほぼ無理でしょう。

    私立大学医学部を難易度順にランキングを作成し、そこに国公立大医学部を入れる場合、トップが東大・京大になり、次に慶應の医学部、その次から国公立大の医学部が順次入り、最後の琉球大の後に順天堂などが入る形になります。つまり、国公立大医学部に合格するというのは、慶應以外の私立に全部合格するくらい学力が高い必要があります。
    というのも、国公立大医学部の受験生は国公立大志望者ほぼ全員が対象であり、医学部がだめなら他の国公立大理系学部に合格する人がたくさんいるからです。千葉大医学部は東京大学の理科1・2類よりも難関とされています。また、医学部は「全国どこでも良い」という人が結構おり、上位と下位の偏差値の差があまりありません。

    上記のことは既にご存じかもしれませんが、はやり国公立大の医学部に合格する受験生は1年前の段階で私立中位医学部の合格点は取れていないと厳しいです。
    よく私立医学部は倍率が非常に高く、また入試問題も難しいと言われていますが、あれは嘘です。ほぼ医学部予備校が「医学部予備校でないと合格が難しい。専門的な指導を行うから予備校の学費が高くなる」という予備校の利益のための宣伝にすぎません。確かにトリッキーな問題はありますが、国公立大学医学部に合格する人が私立医学部に不合格になることはまずありません。確かに倍率が高いので「まさか」はありますが、3校受験して全滅はあり得ません。入試問題をご覧になれば分かりますが(下位私立医学部の)数理は、そこそこの高校の定期試験レベルで、英語は高校入試に毛が生えた程度の問題です。
    この1年で私立上位医学部(順天堂や慈恵)の合格が難しいようでしたらもう1年勉強しても国公立大はほぼ無理でしょうし、場合によっては何年やっても不可能な可能性が高いです。どの段階の学校の入試でもそうですが、難関校の入試は「難しい問題を解ける」必要があり、これはセンスやトレーニングの方法が大事で、全員がマスターできるものではありません。難関校や難関資格に合格できる人にはこうしたセンスなどが備わっており、単純に覚えるべき事項が覚えられずに前年度は不合格になっているだけであり、それらをマスターすればしっかり合格します。頑張っても合格しない人はセンスが不足していることになります。ボクシングや将棋の世界で年齢制限があるのは、そうしたセンスのない人が何年も粘っても合格しないと分かっているからであり、ある意味諦めさせる為でもあります。

    私立医学部はある意味、富裕層の特権とも言えます。もし私立の医学部も国公立化したら(最近地方の私立大学を国公立化するように)、難易度は間違いなく跳ね上がります。学費が下がり、国公立医学部専願の人も受験するからです。文系学部でも国公立化されたことにより(学費が多少安くなっただけでも)偏差値が20程度上がることも珍しくなく、そうなったら、帝京医学部でも旧帝大の非医学部クラスになるでしょう。
    私立医学部に入学できるということはそれだけの特権を与えられていると自覚されるべきです。医師の正解では「国公立にあらざれば医師にあらず」のような感覚はいまだにありますが、それは医師の世界の中であって、世の中ではそこまで違いはありません。

  3. 【7600839】 投稿者: 通りすがり  (ID:Qik.yO8lJlE) 投稿日時:2025年 01月 13日 16:11

    我が家は息子が国立医学部です。
    YouTubeのWakatte.TVに、私立医学部のインタビュー動画がいくつかあがっています。在学している学生像が見えてきますので、視聴してみることをお勧めします。

    あと、ホグワーツ志望多浪さんの出演しているトマホークさんのYouTubeも面白いです。10浪して医学部を目指しているホグワーツさんの動画ですが、最終的に、富山大学に追加合格します。アルバイトをやりながらの浪人、実家のサポート無し、普通ならどう考えても医学部に合格できそうもない?若者が浪人を重ねていくんですが、なぜそこに願書を出した?!と思えるような無謀な出願も見受けられます。なかなか好青年で楽しめますよ。

    我が家は完全な一般庶民なので、国公立以外は度外視でした。だから願書の出し方を誤れば、どんな優秀な人でも不合格になりますし、逆に願書の出し方がドンピシャであれば、ミラクルは結構あります。スレ主様の息子さんは昨年、下位?私立医学部に合格しているなら、国立も視野に入れたらどうでしょうか。出願戦略は親がやることなので、共働きで大変でしょうが、河合が主催する「二次出願のポイント」講座は塾生でなくても参加できますし、全力でサポートをすれば、チャンスは十分ありそうですが。

    的外れなアドバイスでしたら、すみません。

  4. 【7600888】 投稿者: お子さんの意思は?  (ID:oglK5QR3IYU) 投稿日時:2025年 01月 13日 17:41

    お子さんの意思が書かれていないため、よくわかりません。

    親御さんが開業医で、将来後継ぎになれる場合は別として、親がサラリーマンの場合、勤務医はかなりの覚悟がないと大変だと思います。

    だから、お子さんの意思が大事なのです。

  5. 【7600947】 投稿者: 我が家もサラリーマン  (ID:KSK5Hgi16ac) 投稿日時:2025年 01月 13日 19:44

    地域枠は検討されないのですか?

    お子さんが、どうしても医師になりたいという希望をお持ちであれば検討するのもアリかと。

  6. 【7600974】 投稿者: もう少し状況が分からないと  (ID:OEPaDOzfY1M) 投稿日時:2025年 01月 13日 20:36

    適切なアドバイスが難しいと思います。例えば、駿台や河合塾の全国模試を受けていると思いますが、高3の時の偏差値と浪人して現在の偏差値(1年でどれだけ学業が向上したのか)、駿台とか河合塾と言った大手の予備校に通っているのか。通っているのならどの校舎でクラスは何処か。例えば、駿台の市ヶ谷は、国公立医学部に強いと言われますが、一番上のスーパーαで無いと上位国公立医学部はなかなか厳しいです。神奈川県との事ですが、私立か公立の受験校だったのかとか教えて頂けますか。
    国公立医学部は、本当に無理なのか、私立医でも偏差値と学費は概ね相関性があり、御三家+国際医療福祉大、中堅、下位私立医ではかなり違います。一番安いのは国際医療福祉大の6年間で1850万円で一番高いのは川崎医大と東京女子医大の4500万円です。スレ主様は、主に金銭面で私立医に行かせられるかどうかをお尋ねになっておられていて昨年は下位医大にしか合格しなかったとの事ですが、1年浪人して、進歩がゼロとは思えないのですが。4500万円と1850万円では、資金計画も相当変わると思います。
    勿論、最悪のケースを考えて4500万円の工面を考える事も必要かも知れませんが、それよりも、先ずお子様の狙える国公立は本当に無いのか。私医にしてもどのレベルかを良く研究されるべきではないかと思います。
    因みに、我が家は、サラリーマン家庭で共稼ぎでは無く、子供の受験の時は、年収1200万円ぐらいでしたが、医者は1年でも早く医者になった方が良いと考えて第一志望を首都圏の国公立医学部。落ちた場合はなんとかお金の算段をして私医に行かせるつもりでしたので私医は中堅以上を多めに受けさせました。結果的に首都圏国公立に現役で合格しましたが、私医は、日医、国際医療、昭和に合格し、慶應、順天のご縁は頂けませんでした。東邦大は願書を出しましたが受けませんでした。保険として特待生の取れた国際医療に入学金を支払い、捨てました。
    首都圏国公立は超難関ですが、地方国公立、特に地域枠は、色々と毀誉褒貶がありますがならば何とかなる可能性もあるのではないでしょうか。
    もう少し情報を頂ければと思います。

  7. 【7601010】 投稿者: 私立医推奨  (ID:jyD00mwHRCY) 投稿日時:2025年 01月 13日 22:03

    私立医学部進学をお薦めします。
    まず理由を述べますが、ちょっと解せない点もあり、受験の難易度に関する私なりの意見もあり、この点は後半に書きます。

    なお、子供二人私立医学部(御三家)、世帯年収2000万円台後半でした。

    理由
    下位の私立医学部に昨年度合格し、それから一年浪人、実力が伸びていない。
    もう一年浪人したら実力一気に伸びることは考えにくく、むしろ退行すると考えるべきです。今回決めないと、たぶん永遠に医学部には無縁。

    医師の将来についてネガティブな指摘があり、もっともとは思いますが、医師の世界だけを見ておられるようにも思います。
    私見では、医学部にギリギリの学力であるほど、医師になるメリットは非常に大きい。理IIIでなくても東大理系楽々合格の実力なら、医師になっても、学者になっても、エンジニアになっても、文系に転じ企業経営しても、まあうまくいくでしょう。起業はハイリスクハイリターンですが。
    私立医学部ギリギリの実力、すなわち早慶の理系下位か理科大や上智理工程度にギリギリでは、ぐっと収入の期待値は下がります。
    もちろん、企業にはいって大ヒットを飛ばし役員への階段を駆け上がる可能性はある。しかし、平均的には、製造業やIT企業で管理職に到達するかどうか、ピーク年収1000万はどうか、という感じかと思います。
    一方、医師の世界は奇妙な世界で、最先端研究をやったり高度医療をやったりする人の給与は低く、開業医や市中病院の方が給与は高くなります。下位私立医学部だから収入の期待値が下がるわけではない。
    生涯年収を比較すると、今は医師の圧勝。将来、平均値が逆転するとは思えません。

    余談です。従来型の鉄鋼や電機やインフラ企業では、課長になりそこなうか(大卒でもほんとうの課長になれる人は半数を切るケースもあります。瞑目だけ課長と名刺に刷らせて対面を保っていますが)、課長で終わるか、部長で終わるか、執行役員になるか、それぞれ、生涯年収は1憶以上違います。役員になり、グループ企業の社長になると、さらに一億なってものではなく差ができる。同期で同じ大学卒で、生涯年収2.5憶と6億、なんてことはざらにあります。この差に比較すれば、私立医学部の学費なんて小さい小さい。

    医師をあきらめてどうするか。歯科医や獣医師や薬剤師は、医師の代替にはなりにくいです。歯科医は一部で揶揄されるほどひどい状況ではなく、この仕事が好きならそこそこの生活ができるほどの職場はあります。
    しかし、医師になれなかったコンプレックスを引きずることになる。

    工学系は上に書いた通りです。

    ここからは疑問点
    他の方も書かれているように、国公立医学部が思わしくない場合、なぜ一足飛びに下位私立に行くのか疑問です。
    御三家+順天堂、昭和や東邦や大阪医や関西医や医福祉、日大や東医など、と、学費と偏差値はほぼ逆比例し、難易度も相当に異なります。
    家計の収支を計算して、この程度の学費の私立まではあり、と決める手もあります。その中で複数校受験すれば確率は上がります。

    それから資金ですが、資金計画が遅すぎます。教育ローンを組んでも、とありますが、私立医学部の入学手続きはけっこう期間が短く、合格発表後1週間(後期であれば数日)後に数百万の入金が必要になります。その後、半年に一回、数百万の支払いが来る。今動かないと、手遅れになりかねません。

    私立医学部の難易度について。慶應以外の私立医学はすべての国公立よりやさしい、なんてことはありません。ただ、何校も受けられるというメリットはあります。

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