マルチリンガルを目指せる女子校
医学部への進学、後悔してませんか?
ここまで大変なことになるとは思いませんでした。
子供に申し訳ない。
「地方では医師不足を訴えている地域も有る」のは、昔と比べて医局の支配が弱まり、都会から地方医大へ進学した医学部生が、多く都会へ帰ってくるからでしょう。
旧六医大の新潟大学医学部ですら、地域枠以外で新潟に残るのはごくわずかのようですから、もっと伝統もない新設地方医大などは惨憺たるものでしょう。
病院グループ総帥 中田総院長のyoutube
や
医知場ちゃんねる
の最新動画を見た方がいいですよ。
11万床削減で、医師の長期的なリストラ効果についてや
外来についても言及しています。
ちなみに、一日当たりの外来数はここ20年で30%減少しています。
今から医学部進んで大丈夫ですか?
20年後、勤める病院なんてありませんよ。
開業医という形態すら残っているかわかりません。
赤字構造の業種に、乱造された医師が集まったら、今の給料水準が維持されると考える方がおめでたいでしょう。
ここは、すでに医学部に進んでしまって、今さら方向転換できない子をもつ保護者が多数います。それを差し引いて読むのが賢明でしょう。
確かに、今後の人口減少と医療費の個人負担増額は避けられないので、今はともかく将来の受診控えは増加するし、すでに糖尿病性腎症の患者相手に実施された臨床試験の予後比較で、AIが専門医に勝ったという結果も出ていることから、医師の需要は減少する可能性は高いでしょうね。
ただし、医師にも本当に志をもって医師になった人間もいる一方、なんでこんなのが医師になったというのも少なからずいるので(おそらくは高給をあてにして医師になった?)、そういう人から淘汰されていくので、必ずしも悪いことではないかもしれません。
AI化によって、株や先物の売買は行われているし、医療においてもレセプトの審査や。介護度の判定は行われています。放射線科の読影、病理医の組織診、細胞診、内科医の病気の診断や治療法等、内視鏡の異常部位の発見も含め、心電図の異常の指摘等、既に、人間を超えています、最近では。患者が医師の受診前に、おおよその病名をITで調べていることが多いです。この状態で、患者が減り、医師ばかり増産すれば、未来は悲惨になります。
確かに昨今のAIの進歩はすさまじく、的確な症状を教えれば診断名をあげてくれますが、1つの確定診断ではなく複数の候補をあげてくれますが、限界もあります。
①「しんどい」とか「気分が悪い」などではあまり役に立たないので誤った結果になることもある。
②複数の候補が出るだけでそこから一つに絞り込むことは簡単ではなく、そのためには医療機関での再ケチャ画像診断が必要になることが多い。
③AIの診断だけで治療をして誤った場合、AI側では責任が負えないので責任を負える存在(つまり医師)が必要になる。
結局、AIは医師の労働を減らすことはできても駆逐することはできず、むしろAIをうまく使う医師の必要性はより高くなる、逆に言えばAIを使えない医師は淘汰されていくということで、医師の過労から考えればAIと医師の共存は可能です。
今、医学部合格の半数近くが女子だと聞いているのですが、となると、男性医師は引くて数多なのでは?というのは甘い考えでしょうか?
実際に女医さんは、どうしても男性医師と同じようには働いていません。
子供が出来たら残業はしないし、当直もしないし、緊急でも土日は出て来ません。
そんな感じの働き方しかしないのに、給与はそこまで大差ない。
それなら、女性医師より男性医師を雇用したいと考えるのが普通かな?と思うので、男性医師で外科系に進めば、そんなに酷いことにはならないだろうと思っています。