高2が体験!金沢探究レポート
今後、医者が失業することはありえますか?
ここ数年、どの産業もお給料が上がっていますが、医者はむしろ少し下がっている気がします。
確かに少子化の日本で唯一ひとが増えている業種で不利なのはわかります。
ニュースを見ると、病院がどんどん統合されたりして、働く場所がなくなっているようです。
それでも、どこの病院も、ガラガラで患者さんがいないので、まだまだ病院は減るみたいです。
年収800万まで落ちても安定していればいいやと思いましたが、働く場所がなくなってきているので、失業することも考えられますか?
今、企業内の昇進レースに異変が起きている。すでに先輩社員を後輩が追い抜く「年上部下」「年下上司」は珍しい光景ではなくなっているが、そのレースに途中から割り込んできたのが中途採用組だ。大手サービス業の人事部長はこう語る。
「ビジネスモデルの変革や新規事業への進出を目指し、優秀な中途を積極的に採用している。一方、35歳以上の在籍社員はいわゆる管理職適齢期に当たるが、ハッと気づいたら、専門性が高い優秀な中途にポストを奪われる事態も起きている」
大手企業を中心にこぞって中途採用数を拡大している。日本経済新聞の2025年4月時点の「採用計画調査」によると、2025年度の中途採用比率は過去最高の46.8%に達したと報じている(2025年4月14日)。
例えば、日立製作所の26年度の採用数は新卒815人に対し、キャリア採用は930人と新卒を上回る。またホンダも2025年度の採用数は新卒採用が約1000人、キャリア採用が約1500人と中途採用が新卒をはるかに上回っている。
中途採用の主な理由は新卒採用の減少の補填、新規事業やソフトウェア領域の即戦力獲得、社員の高齢化による歪な社員構成を補正などさまざまだ。しかしその結果、大量の中途採用者の流入は当然、在籍社員の出世を脅かすことになる。
食品加工業の人事担当者はポスト争いの状況をこう説明する。
「デジタル担当の新部署を立ち上げる際に、必要な能力を持つ中途採用を多数採用している。その結果、中途採用組が部長に就いた例もある。在籍社員からすれば採用時はがんばってドラフト1位で入ったのに、10年経ったらFA扱いになり、新入り選手にポストを奪われる。複雑な心境だろう」
既存の社員にとって不幸なのは、ビジネスの要請によって中途に高い専門性を求めていることだ。特にAIなどデジタル技術を活用するためITエンジニアなどのIT関連スキルのニーズは高い。




































