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投稿者: 国立附属好き (ID:ksi7tNVQnpw) 投稿日時:2017年 09月 02日 16:54
「国立教員養成大学・学部、大学院、附属学校の改革に関する有識者会議」で、国立大附属については、特に筑駒、学附、筑附等を念頭に、「特定の層しか入れない学校」と批判され、共働き家庭なども含めて、だれもが入れる学校にしなければならないとの提言があったとの話がメディアで話題になっています。
東工大附属については、国立教員養成大学の附属ではありませんし、試験による選別はあるものの、筑駒や学附ほどの難関の試験とはなっていないこと、そして科学技術高校としての新しい教育の在り方を築いてきて(たとえば、課題研究を全国の工業高校に広めたのも本校の成果と聞いたことがあります)、国立高校としての在り方に比較的忠実なのではないか、と個人的には思っています。近年は、グローバル×テクノロジーという新しい領域も目指していますし・・・。ただ、この提言は国立教員養成大学以外の附属学校についても言及されているようで、気にはなるところです。
今後、この辺りの影響はどうなのでしょうか?皆様はどう思われますか?
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【4689292】 投稿者: 私感ですが (ID:3L5zcuiZdfc) 投稿日時:2017年 09月 02日 17:22
その提言というのは、義務教育期間のことを中心に考えていると思われます。
ですから、問題となるのは附属中学(あるいは小学校)でしょう。
高校は義務教育ではないので、そもそも「誰でも入れる」という考え方自体がそぐわないのです。
従って、提言は、東工大附属にはあまり関係ないものと思われます。
今でも、それほどの難関でもありませんので、勉強の仕方さえ間違えなければ(”誰でも”は言い過ぎでも)入れますよ。
誤解を恐れずに言えば、全国で一番難しい”工業高校”なのです。
工業高校の将来を見据えて、研究が行える学校はここしかありません。
それだけに非常に重要な高校だと思います。 -
【4689338】 投稿者: 国立附属好き (ID:ksi7tNVQnpw) 投稿日時:2017年 09月 02日 18:38
私感ですが、さん、早速ありがとうございます。
なるほど。高校であれば、どんな高校でも通常、選抜試験はありますし、あの提言は当てはまらないのですかね。
新聞報道で、参考情報として筑駒や学附、金沢大附属等の高校の東大・京大進学実績が掲載されていたので、高校にも関係があるのかと思っていましたが、これらの高校は附属中学がありますから、確かに中学の議論をしていたのかもしれませんね。
私も東工大附属は、新しいタイプの教育を行う稀有な高校として、国立大附属としての存在意義を提示できているんじゃないかな、と個人的に思っています。 -
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【4689615】 投稿者: 教育実験 (ID:H/vbys4uD6Q) 投稿日時:2017年 09月 02日 23:58
意義としてはここにあるのではないかと思います。技術者を養成することが目的であるならば、高専がその役割を果たしているわけですし。
国立附属の専門高校という点では東附と藝高だけですよね。 -
【4690199】 投稿者: 国立附属好き (ID:ksi7tNVQnpw) 投稿日時:2017年 09月 03日 16:44
教育実験さま、ご回答ありがとうございます。
そうですね。教育実験こそこの学校の使命だと思いますし、そこは実践できているんじゃないかな、と思います。
通常の工業高校や、国立高専との違いをどのように出していくか、が重要ですね。すでに、(普通高校+国立高専(の3年分))÷2、みたいな状態はできているのかな、と思いますが、それに加えてプラスαは何なのか。一つは、近年ではスーパーグローバルハイスクールの取り組みなのかな、と思いますが、他にも細部を見ていけば、いろいろあるんじゃないか、と思います。