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【7055677】「中高の外部受験率」と「IBクラス」について

投稿者: 悩める母   (ID:rEqGMKrQ6As) 投稿日時:2022年 12月 31日 14:12

玉川学園の小学校を検討しています。
他校併願せず、こちらのEP受験を考えています。

小学校の教育に大変魅力を感じ、また中高バカロレアで英語で主体的に学んだ後、海外または国外を自由に選んで欲しいと考えています。
そんな中、inter eduの古い掲示板で、中学•高校についてネガティブな内容を拝見しました。「中学、高校に進学しない生徒がかなり多い」「その理由は、偏差値の面での不安から」という内容です。2006-2009年と、古い投稿です。


過去の掲示板「外部受験について」
https://www.inter-edu.com/forum/read.php?316,524612,page=20

質問-----------------------------------------------------
•現在の状況として、中高内部進学せず、外部受験される生徒さんは何割くらいですか?(EP出身の生徒さんはどの程度外に出られますか?)
•中高でバカロレアクラスに通われている生徒さんや保護者の方の感想、満足度について、お話お聞かせいただけないでしょうか?EPクラスについても知りたいです。
-------------------------------------------------------------

小学校の説明会では中高のバカロレアクラスについては、情報収集が難しく質問させていただきました。
中学受験は考えたくないですが、「入学後にこどもが学び足りないと感じる状況ならば、外部受験を考えざる得ない」と危惧しています。

よろしくお願いいたします。

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  1. 【7056716】 投稿者: EP保護者  (ID:TNb02HC4jJs) 投稿日時:2023年 01月 01日 19:18

    明けましておめでとうございます。BLES/EPに子ども達を通わせております保護者です。

    EPクラス、BLESクラスが始まったのは2015年で、その前とその後ではかなり状況も入学する生徒の質も変わって来ています。
    BLES以前のIB入学者は、中学に入ってから初めて英語での大量のレポートに終われ、泣きながらこなしたとか、ついていけなくて一般に変更した、またIBの点数が出ず大学は一般受験したケースなど数多く聞きます。
    一方、2015年入学以降のIB生は、まだIB2年目が最高学年ですが、授業の理解度やレベルも以前と比較してかなり上がっているとのこと。IBに残る率は、入学時と比較して8割5分という印象です。その内訳は次のような感じです。

    まずBLESに入った後、2年生、3年生くらいで玉川に合わないと感じてインターや他の私立へ編入された方、どの私立にもいると思いますが、中学受験のため公立に転入する方、合わせて1割強くらいです。
    英語を期待してBLESに入った方の中には、当然ですが玉川の英語はインターほどのレベルではないため、期待はずれでインターに転出する方は一定数います。小学校受験で英語力を全く問わないため、小学校から初めて英語をやるという生徒も多く、授業はその子達にも合わせて実施しますし、生徒達の日常会話は日本語ですし、仕方ないことかと思います。以前もコメントさせて頂きましたが、全人教育や学びの技、個性とホンモノを大切にする教育など玉川学園の教育方針に賛同するより、英語だけを目的とするなら玉川学園には合わないかもしれません。

    中受で辞める子ですが、EPクラスは宿題が多く、また4年生以降は授業時間が長く、受験塾のスタート時間に間に合わないだけでなく、英語での課題も多く中受に役に立たないので、中受に向けて辞める方は一定数います。実際に辞めた方も直接存じておりますが、偏差値が低くて辞めると言うのとは違うように思います。

    最後に、BLES(EP)クラスだったけれど、6年時から一般(JP)に変更した方が3、4名いました。これは本人の選択なのか、成績が追いつかなかったからなのかは分かりません。IB進学に必要な成績は年々厳しくなって来ておりますので、脱落組は一定数は今後も出るかもしれません。

    偏差値が理由で辞める、というのは余り聞きませんが、公立よりは明らかに生徒のレベルは高いと思います。我が家は子ども達全員玉川ですので、他の私立は存じませんが、学年末のテストでは全国平均より校内平均の点数の方がずっと高いですし、実際優秀なお子さんが多いと感じます。

    参考になりましたら幸いです。

  2. 【7056797】 投稿者: 悩める母  (ID:dmQYMUcNkQs) 投稿日時:2023年 01月 01日 22:04

    あけましておめでとうございます。
    年始からEP保護者様のご返信、大変励みになり、よい新年になりそうです。本当にありがとうございます。

    「偏差値を理由に辞めるお子さんはいない」「公立より明らかにレベル高く優秀なお子様が多い」とお話伺って安心し、大変魅力を感じました。
    玉川の教育は、子どもらしく伸び伸び、探究心を育みながら育ってほしいという我が家の考えに一致を感じています。一方で、サラリーマン家庭でやや背伸びしてEPに入れるため、英語に関しては、ある程度学園に期待しています。

    以下、EP保護者様の忌憚なきご意見を聞かせていただけないでしょうか?

    ●我が家は、インターレベルの英語力は求めていません。理由は、本人のやる気やコミュニケーション力があれば、英語はパーフェクトでなくても、海外には出られるのでは?という考えからです。

    ただ習い事の費用や時間を学校にかけるつもりで入学を考えているため、学校に英語は任せたく、一定レベルを求めています。
    具体的な目標として、5年生で英検2級程度(CEFR B1)、その後高校卒業で英語準1級(CEFR B2)を考えています。
    色んな英語塾に話を聞き、「公立小+習い事英語週3の場合、4年までに英検2級程度(CEFR B1)を取る→4年から中受勉強」が理想パターンとのこと。
    玉川EPの場合、5年(ダメなら6年)までに2級(CEFR B1)に到達できたらよいな...と思いました。
    英検がすべての指標ではないと思いますが、愚直な数値化でお恥ずかしいのですが...

    質問:
    EP1年生の英語レベルは様々と思います。EP保護者様の印象として、「5年•6年までに2級(CEFR B1)は、インター幼稚園出身でなくてもクリアできそう」と感じられますか?それとも差が埋まらず、インター卒でないと厳しいでしょうか?
    また、高校卒業時に準1級は実現性ありそうでしょうか?

    背景:
    玉川の説明会で、2020年のEP5年生66人(4年生?肝心な所が曖昧ですみません...)のCEFR成績を拝見し、ReadingはB1=4人、A2 =44人が上位。ListeningはB1=11人、A2=53人が上位と聞きました。
    B1は少ないので、インター卒だけが断トツという雰囲気なのか気になっています。(我が家はインター幼稚園ではなく、英語はカタコト程度です)


    ● IBコースは、ディスカッションや、探究型という点で魅力を感じていますが、実際いかがでしょうか?
    授業や雰囲気、感想などを教えていただくことは可能でしょうか?
    英語を学ぶのではなく英語で学ぶ、発表や議論を重視して学びを深める授業は行われていますか?

    質問背景:
    正直な迷いとして、玉川受験以外の選択肢として迷うのは、「公立小に進み、中学受験で広尾学園や三田国際のようなインターコースのある学校を目指させる」という道です。こうした中高は、ディスカッション形式で生徒が主体的に学ぶ印象があり、玉川IB同様に、英語「で」学ぶ学校 という印象に近いと勝手に感じています。(幼稚園の今から中高説明会に参加するのも気が引けるので、情報がなく、私の抱いた印象が合っているかわからないのですが)

    ただ、上で挙げたような学校のインターコースは人気で倍率も高く、インター幼稚園卒で公立に進む子達がライバルになるので、英語力的にも今から自信がありません。また、英語未経験の場合も偏差値が高いので、我が子が将来目指せる学力に育つのか、そもそも中学受験を親から強制せずに高学年もこどもらしく過ごせたらいいな...と思うのです。

    こうした理由から緩やかに英語力を伸ばしていき、同じくディスカッション重視で探究型の授業が受けられる印象である玉川学園IBコースに魅力を感じるようになりました。


    長くなりまして申し訳ありません。
    いろいろ想像しながら英語面+総合教育面で玉川学園EPという選択肢に至りました。
    中学高校IBに知識なく、妄想で判断してしまってるもあるかもしれないので、リアルな声を教えていただけたら幸いです。

    新年から長文投稿大変失礼いたしました。
    何でも有難いので、お手隙がございましたら、率直な感想を聞かせていただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

  3. 【7056885】 投稿者: EP保護者  (ID:ahiuucO9nro) 投稿日時:2023年 01月 02日 00:49

    悩める母様

    私自身も玉川学園に子ども達を通わせる前は色々と悩みがございましたので、共感致します。
    それぞれの質問に一つづつお答えするのではなく、総合的に返信致しますが、お役に立てれば幸いです。

    インター幼稚園卒でなくても小5で英検2級に達するかですが、我が子達も日本の幼稚園ですが、小4、小3時にそれぞれ英検2級に合格しておりますので、可能とは思います。また、インター幼稚園卒のお子さんは多くが小3までに、早いお子さんは小1で2級程度は合格しており、クラスでそのような会話が出ることで、子ども達の刺激になっているように思います。
    またネイティブの担任の先生からあれだけの英語のシャワーを毎日受けているせいか、3年生にもなると英語での会話が自ずと出てくるという環境も良いのだと思います。

    もちろん、お子さんの語学への興味や、学校以外に英語環境がどれだけあるかも影響しますので、全てのお子様が必ず5年次まで英検2級レベルに達するとは限りません。子ども達や他のお母様方に聞く限りでは、5年次に英語がそこまでのレベルに達しないお子様は、親御様がそこまで英語教育にご熱心でなかったり(英語にこだわりはないけれどEPをたまたま選んだという親御様はいらっしゃいます)、お子さん自身がまだ幼く自律して勉強をすることにご興味持てないのかな、という生徒さんのように思います。それもお子さんの個性であり、クラスの中でそれを差別することも、強制することもなく、個性を伸ばすのが玉川学園の素晴らしいところと思っております。

    広尾学園のように、英語教育は素晴らしいと思いますが、自然の豊かさはある程度限られる都会での教育を好むのか、玉川学園のように、ディズニーランド10個分?の広さで、多摩丘陵に自然豊かで四季の中で、虫や動物、植物と触れ合いながら育つのか。
    これは親御様の教育に関する考え方の違いが現れるところかと存じます。
    玉川学園はBLES開始前から国際教育や英語に力を入れており、海外留学も以前より非常に多いですが、玉川学園を選ぶ理由は、決して英語だけではないと思います。子ども達の個性と夢を大切にし、多様性を本当の意味で大切にする全人教育。ホンモノを大切に、戦前から世界一の体操選手や水泳選手、プロスポーツ選手、芸術家やデザイナーを世界中から招聘し、子ども達に直接教育を授けてきたホンモノへのこだわり。JPでもEPでも小学校1年次から、子ども達が自分で情報を収集し、自分で意味を考え、発信することを大切にする学びの技。国際色豊かで外国人の親御さんも多く、多様な子ども達がいる環境。玉川学園を志望し、残っている親御さんに共通しているのは、英語以上にそれらの教育方針に共感していることです。英語、というか、EPのようなバイリンガル教育というのはあくまで二の次であり、それ以上に大切なものを玉川学園の教育に感じていると思います。中学の偏差値が低いことが気になる親御さんも多いと思いますが、中受せずに残る選択をする皆様は、同じように感じているように思います。

    広尾学園や三田国際のことはそこまで存じませんが、英語以外の玉川学園の教育方針、こだわりに共感できるか、ということがとても大切ではないかと思っております。

    子ども達に最高の教育を授け、自分達で道を切り拓ける力を育んで欲しいという思いはどの学校に行かれる親御様も皆同じかと思います。悩める母様のことを存ぜず、色々と書き込んでしまい、大変失礼致しました。少しでもお役に立てましたら幸いです。

  4. 【7057232】 投稿者: 玉川jpです  (ID:kNmD/drv3pM) 投稿日時:2023年 01月 02日 14:52

    こちらで質問させてください。
    EP保護者さまの書き込みを見て、入学が楽しみになりました。当方玉川jp入学予定ですが、jpでいる限りIB→海外大学は可能でしょうか?

  5. 【7057560】 投稿者: 悩める母  (ID:wBDxKw.0hDc) 投稿日時:2023年 01月 02日 21:16

    EP保護者様

    年始のご多忙な中大変親身なご返信くださり、有難い限りです。
    お子様ご入学前のご自身の悩みも振り返りながら、現在の状況、思いをお聞かせいただき、大変励みになります。
    英語については、EP保護者様のお話で安心いたしました。
    玉川の教育についても改めてお聞かせいただき、素敵だと感じました。日本で自分自身が育つ中で、他人と同じことがよしとされ正解を押し付けがちな教育にずっと窮屈さを感じてきたので、一人ひとりの個性を大切にする玉川学園の教育にはとても魅力を感じています。
    学びの技や敷地の恩恵に預かり、小学校のみならず、中高でも自分らしく探究し、自分の考えをしっかり述べられて違う考えを尊重できる子に育ってほしいと感じます。

    小学校の説明会は何度も参加しておりますが、中高に対しては話を伺う機会がなく、不安にもなりましたが、EP保護者のような素敵な保護者様とお話することができ、きっと素敵な保護者、子どもたち、先生方が一体となって築いている学園であることを身近に感じられました。
    遠方で学園の方と接点がない私どもには、とても貴重な機会となり、お正月休みの時間にお話を聞かせてくださったことに心より感謝いたします。
    本当にありがとうございました。

  6. 【7057750】 投稿者: EP保護者  (ID:z8dY/CCjMV2) 投稿日時:2023年 01月 03日 00:59

    玉川jp様

    BLES開始した2015年入学者以降は、EPからIB、JPからはSecondary(一般)に行くことが想定されていると存じております。JPからは5年次の成績などで数名のみIBに進学しているという認識です。
    元々IBを本格的に英語で学ぶ場とする、もっと露骨な言い方をすれば、玉川学園としてIBスコアを上げるためBLESを開始したとも伺っているので、現時点では、IBには原則EPから、ただし英語で教科を学び発信することに十分耐えられる実力を持つ(英語力とは限りません)一部のJPの生徒のみIBに進学することを想定していると思います。

    BLES以降の現6、7年生で、JPからIBを希望したが進学が叶わなかったお子さんがいるのか、またそのお子さん達が中受することにしたのか、逆に成績が振るわなくても親御さんがIBを熟知しておりお子さんをサポート出来る方で、先生との話し合いの中でIB進学が決まった方がいるのか、など正直分かりません。

    学校としては、単なる英語力向上という意図でIBに進学させることは避けたいと考えていると思います。IBは非常に負荷が高く、また一般の日本の大学受験との両立は相当優秀な学生さんでも困難ですので、真剣に海外大学への進学を検討しているか、余程IBに執着がない限り脱落してしまうからです。
    海外大学と言ってもアメリカの大学を志望している場合、IBは大学進学後に必要な実力をつけるには役に立ちますが、受験には直接は役に立ちません。
    結果としてIBの学業を疎かにして、IBスコアが下がってしまうのは、学校としては避けたいことかと思います。

    IBに行かずとも、一般からも海外大学進学者は昔からおりますので、JPからSecondary、海外大学という線は十分にあります。
    アメリカの大学に進学したいなら、その方が楽しい学生生活を送れる可能性すらあります。
    本当にIB進学を希望しているのか、は親御様としても良く調べ、お子様の性格や特徴を踏まえて良く考える必要があるのかと考えております。

    余り関係のないことも書いてしまったかも知れず、申し訳ございません。お役に立てましたら幸いです。

  7. 【7057756】 投稿者: 玉川jpです  (ID:r59W5V916mg) 投稿日時:2023年 01月 03日 01:11

    夜分遅くに、大変詳しくご返答くださりありがとうございます。
    今年入学にも関わらず、こちらで分かることが多く本当にありがたいです。
    今後ともよろしくお願いします。

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