キリスト教について｜掲示板スレッド

キリスト教の学校をいくつか（お受けになるつもりで無い学校のも）学校別でご覧になると、結構この趣旨のレスを読む事が出来ると思いますが・・・。

私は生後３ヶ月で洗礼を受けたカトリック信者です。カトリックの女子校に小学校から高校まで通っていました。もちろん３０年前に小学校受験をしました。

一番分かりやすい違いは、カトリックは神父様でプロテスタントは牧師様ということでしょうか。カトリックには修道女（シスターとかマスールとも言う）もいます。それからカトリックはミサですが、プロテスタントは礼拝です。
プロテスタントは８００くらいの宗派に分かれているので、それぞれ違うと思います。カトリックに近い宗派もあれば遠い宗派もあります。
いずれにしても、自分を犠牲にしても他の人の幸せを願う宗教ですので、そこに賛同できない御家庭はやめたほうが良いと思います。

ご希望の学校が属している宗派の教会の、
礼拝、ミサに行ってみるとよくわかると思いますよ。
大体、学校と似た印象なのではないかと思います。

大学があるかないかにもよりますが、総じてプロテスタント校は授業料が高い、カソリック校は授業料が安いという印象を受けます。
カソリックは修道会からの援助が大きいのかな。

宗派の違いについては詳しい方に説明をお願いするとして・・・
子供の受験時に、複数のキリスト教系学校を見学した感想を書かせていただきますね。
無宗教の家庭から見た一意見と思ってください。

すべてのキリスト教系小学校を見たわけではありませんが、
プロテスタントとカトリックの違い、というより
学校によって宗教色の強く出るところとそうでないところの違いを感じるほうが大きかったです。

なんとなく、カトリックは厳格・プロテスタントは自由、というイメージを持っていたのですが
カトリックでもあまり宗教色を感じない自由な雰囲気の学校、
プロテスタントで宗教色が濃く荘厳な感じ、という印象の学校もありました。
もちろんその逆もあります。

ですので信者さんでもない限り、カトリック・プロテスタントという括りにこだわらず
いろいろな学校を見て、雰囲気を実際に体験してみるのがいいと思います。

見た目の大まかな違いは、皆様が書かれている通り、
カトリックは神父様・シスター、ミサ、５月のマリア祭がビッグイベント、祭壇にはマリア像・聖母子像(マリア様重視？)
プロテスタントは牧師・チャプレン(シスターはいない)、礼拝、クリスマスが盛大、祭壇には十字架(マリア像が無い、聖書重視？)
などでしょうか。無知なもので細かい間違いはどうぞ大目に見てお許しください(汗…)

宗派の違いではなく学校の雰囲気を重視しようと思いました。
わかりやすいアドバイスいろいろ、みなさまありがとうございました。
小学校選びを機にキリスト教について理解も深まりました。
子供の成長とともに私自身も知識と精神面、幅広く成長していきたいものです。

主人がプロテスタントの信者です。
で、娘はプロテスタントの幼稚園からカトリックの小学校に通っています。

主人が所属する教会はプロテスタントの多くの宗派の中でも、かなり自由な考えの教会のようで、同じプロテスタントでも厳しい宗派からみるとまるで別物らしいです。また、同じ宗派でも、牧師先生のお考えによって随分雰囲気、活動の仕方が違うものです。

逆に娘の学校はカトリックにもかかわらず、あまり宗教色を強く出さない学校です。カトリック信者のお嬢さんもお母様も全体でみればほんのわずか。もちろん、宗教の時間は必修と課外があり、課外宗教は信者と非信者に別れます。非信者の生徒に宗教を押し付けるのではなく、自然に学んで欲しいという姿勢のようです。それでも、「宗教の時間はいや」というお嬢さんもいらっしゃいます(もちろん、課外宗教は受講しなくても良い)。ちなみに、お寺のお嬢さんも入学してらっしゃるそうなので、宗教に関係なく、本当に心やさしい子供になれば良いとのお考えなんでしょう。

娘の学校のお隣にプロテスタントの中高一貫校がありますが、こちらはかなり宗教色が強く、キリスト教徒でなくとも、その考え方に全面的に賛同できないご家庭はかなり精神的に辛いと聞きます。実際、どういうものなかはわかりませんが･････。

｢宗教色の濃さ薄さ｣様がおっしゃるように、非信者の方がなじみやすいのは宗教色の濃さ薄さによると思います。また、宗教色の濃い学校でもその教えや活動がどこに向かっているのか・・・・・、学校の子供たちに向かっているのか、海外の難民救済に向かっているのか･･･などによっても違うと思います。もちろん海外難民救済が嫌なのではありません。娘の学校も活動されていますが、その仕方にもよります。

本当に個人的なことになりますが、私は、主人が所属する教会で結婚式を挙げたにもかかわらず、その後、その教会の牧師先生、教会員の方たちのかかわるにつれ、大変疑問に思うことができ、その教会の敷居をまたぐのも嫌になってしまいました。

知り合いの方でカトリック信者にもかかわらず、教会から遠ざかった方がいます。その方が「ある方が信仰の道で、『人』に躓かないように。『人』ではなく、『キリストの教え』を見るようにといわれたんだけれどねぇ････｣と教えてくださいました。その方はあるカトリック系の学校に通ったことによって、キリスト教がほとほと嫌になってしまわれたそうです。｢洗礼も受けているのにね･･･」と寂しそうにおっしゃいます。が、まさに私もそのパターンなのです。
学校選びにおいて、どの方もこんな深刻なものではないと思うのですが、その学校に合う合わないは、プロテスタント、カトリックの違いではありません。その学校のお考えがどのようなものか、それをご自分の目でお子様と一緒にご覧になることが一番だと思います。お子様も小さいながら感じるものはあるはずです。

ちなみに娘は、自分が通った幼稚園(プロテスタントでもかなり原理主義の教会付属）の礼拝や主人が通う、こじんまりとしたプロテスタントの教会の礼拝より、学校や学校近くのカトリック教会のミサが大好きです。楽しそうにマリア様や天使様の絵を書き、昨日の七夕の短冊にも「世界が平和になりますように」と自分から書く子供になりました。もちろん課外宗教の時間も大好きです。
日常生活でキリスト教に躓いた私も、娘の学校は大変居心地がよく、自然にキリスト教に触れることができます。本当にありがたいことと思っております。

納得される学校が見つかることをお祈りいたします。