幼稚舎実力主義？｜掲示板スレッド

ご自分で始められてご自分で終わられてご苦労様です。

お家柄といえば、嵐の櫻井くんは幼稚舎の出身ですよね。
芸能活動しながらきちんと４年で出られましたね。
優秀なのね。

うちも、コネなしで受験して合格をいただけませんでした。別の私立小にご縁をいただきましたので、そちらにいくと子供も言っております。しかし、先日、書店で面白い本を見つけました。お父さんの目でお受験をとらえた本で「わが子を名門小学校に入れる法」という、確かPHP新書から出ている本です。その中に幼稚舎のことが詳細に載っておりましたが、やはり、幼稚舎が最高とは言わないまでも、いい学校であることは分かりました。我が家には年子の子供がおり、来年また受験です。掲示板で拝見する皆さんのご意見や「わが子を・・」の内容を参考にしながら、また頑張ってみたいと思っております。

幼稚舎は慶應大学の附属でまあそこそこ普通にしていれば全入、というところがいろいろと言われてしまう理由なんでしょう。確かに才能溢れる子もいれば大人になっても幼稚舎出たことしか自慢できない人も沢山いるんですよ・・・世界狭いです。30過ぎてまだ幼稚舎のことばかり言っている友人に会うと情けない事もありますね。

友人の子（英・日のハーフです）が数年前イートンに特待生（日本で言うところの）で入りました。父方の家柄からイートンに入ることは産まれた時から決まっていましたが、同じイートン内でも教育レベルが格段に違うクラスのようです。世の中には本物のサラブレッドも沢山います。階級が違う人は最初から考えにも無いコースです。そう思えば日本はかなり平等な国です。誰でも受験は出来ますから。

なんだかアドヴェントさん以降の書き込みを読んでいたら、
幼稚舎はもちろん慶応そのものに嫌悪というか寒々しいものを感じてしまいました。
子供の進学先にはなんとなく流されて幼稚舎も視野にいれていたのですが、
やはりそれ以外を受験させることにします。
慶応に進学させるなら大学か、せめて高校からですね。
庶民の家の子には早稲田のほうが居心地よさそうです。
老婆心ながら、ほんとうに幼稚舎出身の方たちなら、
母校の一般的評判を落とすような書き込みをされるのは、
どうかと思います。
掲示板に書き込みなど普段はしないほうなのですが、
どきどきしつつ思わずしてしまいました。

　幼稚舎受験に懐疑的云々は本題からずれていますね。
幼稚舎を受けるか受けないかは、家庭の教育方針の違いから出てくる問題であって、これから、受験にのぞまれる方々にはあまり関係ないのでは？
東大至上主義もよーくわかります（我が家も同じ考え・環境だと思いますので）。
ただ、これは友人の弁護士の話ですが、慶応も東大に負けじと立派なロースクールを設置したので、究極の資格獲得の基礎を確保するには、幼稚舎から慶応に入れるのも手かもしれないとのことでした。
まあ、世の中には『慶応』をめぐっていろいろな考えがあるのでしょう（ロースクール入試と幼稚舎入学を同列に考える方が無理と思うのですが）。
個人的には、５−６歳児の人生設計を親がすること自体、難しいような気がします。


　で、本題です。
私も今年、「実力」で合格されたお嬢さんを知っています（ご両親は慶応出身者ではありません）。
お母様のお話では、年少から続けていたお稽古ごとは体操教室のみで今年の夏頃から、慶進会の模試を受けながら、個人塾の夏期講習で準備（？）をなさったそうです。
もともと利発なお子さんだったので、あまりお教室で
準備せずとも合格できたのだと思います。
慶応幼稚舎も良い子をちゃんと選んでいるなと感心し
ましたよ。ご参考までに。

↑[慶応幼稚舎も良い子をちゃんと選んでいるなと感心しましたよ]

そのように思われてしまいましたか。甘いです。
慶応側も、１００パーセントがミエミエの縁故者では、批判の声が尚更高まってしまいますよ。私学補助金申請にも影響が出てしまうじゃないですか。
知力に関係なく考査するのも大変な作業ですよ。基準の設定が曖昧で。

例年３〜５パーセント程度の、あれ？って言う社中無関係のお子さんが敢えて入ってくるのは、そのせい・・・

本当に、慶応でも良いというその筋のご家庭は、水かさ増す塾高や大学でさ〜っと・・・

要するに、将来に伸長不安をもたれている２〜３番手の社中組ですね。この段階は。

>幼稚舎のときに勉強の習慣が無いから、勉強の癖がついていないだけです。

勉強の習慣付けができないって、「普通」の小学校じゃないよ。
とっても恥ずかしいことなのに、平然と言ってのける君、正に幼稚舎出身だね。
長時間机に向かえない「特殊」な子供を大量におしつけられて、
附属諸中学の先生方が、どんなにリハビリに苦労なさってることか。
しかもオムツの世話をしながら、中学受験で入ってくる高偏差値の子との
調整をつけねばならないから、高度な授業をやりたくてもできないジレンマ
に苦心惨憺なさってることに、思いが及ばないのか？
合格なさった保護者に申し上げたい。「お」受験でトレーニングしたことは
確かに「知育」にはプラスに作用しましょうが、放置していては持ち腐れ。
アインシュタインだってファインマンだって、学習を放棄したらタダの人で
終わっただろう。折角の才能を伸ばしたかったら、どうぞ幼稚舎に背を向けて
勉強させて下さいな。最初は読書だけでもいいから。特殊な塾も不要。
とにかく机に向かわせてください。慶應内進も成績で振り分けられるから
テキトウにやってるとテキトウな学部にしかいけない。
今や慶應ブランドだけで世の中渡れないのは自明の理。
もし小学生から「まともに」勉強させてれば医学部だって夢じゃない。
（それをやって、医学部行ったり、塾長になる幼稚舎出の「突然変異」種も
実際いるではないですか）
中学や高校での更正・リハビリは、本人も大変です。これホント。

幼稚舎教育が完全に勘違いしてるのは、福澤精神の遵守を謳いながら
福澤先生が終生学問に打ち込んだ人であることを、軽視・無視していること。
ご幼少の頃から漢学を学ばれ、長じては長崎・大阪の適塾で寝食を忘れて
蘭学に打ち込みまれた、そのお姿を何故範としないのか？
文武両道、知育偏重の排除も結構だが、何故「武」に傾倒し「文」を軽視
するのか？水泳で金メダルでもねらわせるのか？
地頭がいいのなら、何故英才教育を施して才能を伸ばしてやらないのか？
所謂受験用の教育を排除するのも結構。でもその代替に真の学問の扉を
開き導くことが・・・ま、幼稚舎出身の教師ばかりだから能力的に無理か。
教師はもとより幼稚舎生は、どうしても代々「世襲」になる。
近親結婚の如く、代を重ねるごとに加速度的に劣化が進行する、即ち
親は自身の体験を基に、自分のコピーを再生産できたと思い込んでいるが、
さにあらず。再生産はクローンではなく、遺伝子コードを読み違えて
劣化することがわかってない。これを矯正し、外部と共生できるか否やは
すべて、保護者各位の教育如何ですぞ。
ある意味に於いて、幼稚舎の教育は究極の「ユトリ教育」であろう。
しかしユトリ教育の実相は、無能者に対する非情な切捨てである、
ということに、どうぞ気づいてもらいたし。