三育（横浜、東京）｜掲示板スレッド

息子がOBです。
1学年1クラス、しかも1クラスが定員20名の小規模な学校で、児童の皆さんは
ほとんど全校が顔見知りではないでしょうか？
保護者が学校に行くと、色々な学年のお子さんに「〇〇君のお父さん/お母さん、
こんにちは！」と挨拶されるような、アットホームな雰囲気です。

入学前には情報が少なく、「お弁当に肉や魚を入れてはダメなのか？」とか、
「宗教色が強すぎるのでは？」などと気にしていましたが、全くの杞憂でした。
お弁当の食材に制限などは全くありませんし、宗教教育についても、聖書の
勉強など、キリスト教系の学校として一般的なものだと思います。
むしろ、折にふれて子ども達が歌う讃美歌には、本当に心が洗われる思いが
して、学校に行く時の楽しみでした。

特色の一つである英語教育は、一年生の時から、カタカナ英語を覚える前にまず
ネイティブの先生の英語を耳で覚える為、発音の良さには感心させられました。

宗教的な面で三育独自といえるのは、毎週土曜日の午前中は、教会への出席が
義務付けられている事です。
ウチの子は喜んで土曜の教会に通っていましたが、習い事や進学塾、ご家族での
外出などへの制約になると感じる保護者の方もいらっしゃるかも知れません。

系列の中学として、関東では茨城県に全寮制の「北浦三育中学校」がありますが、
こちらへの進学は少数派で、他の皆さんはほとんどが外部の中学校受験でした。
この点についても、人によって受け取り方が違うかも知れません。

私立小学校を選ぶ上では、学校の校風・雰囲気が、お子さんの個性や、ご家庭の
考え方に合っているかどうかが、とても大切だと思います。
少人数教育をお考えで、学校行事に積極的に参加できる保護者の方には、OBの
親として、是非ご検討をおすすめします。