私立でホームスクールを認めている学校は？｜掲示板スレッド

感染防止のためのオンライン授業等ではなくホームスクールですか……
ギフテッドのため学科は自宅で、行事のみ学校に参加する、といったところでしょうか？

2020年開校の新設校ですが、江戸川区の私立「東京シューレ江戸川小学校」は、ホームスクーリングを認めていると思います。文部科学省の特例校で、東京に２校しかない、小・中一貫の不登校児向けの特例校の一つです。

（もう一つは、八王子市の高尾山学園なのですが、公立の小中一貫校のため、八王子市民にならないと利用できないようです。最近、調布市に特例校ができたようですが、中学校の分室という形なので、小中一貫の「学園」という形では、まだ２校だと思います）


「私立の文部科学省の特例校」としては、東京シューレ江戸川小学校が東京で唯一かと思います。「私立の不登校児むけ特例校」ということで開学してますが、江戸川区では「唯一の私立小学校」ということで、人気があります。


葛飾区・江戸川区は、私立小学校がないエリアなので、近隣で「自由な校風の私立校に子供を通わせてみたい、教育熱心なご家庭」の方が、わざわざ入学してくることも多いです。特に、「東京シューレ葛飾中学校」の方は、教師の質が高いこと・教師の意欲が溢れていること・東京東部に「自由な校風の私立校」が少ないのもあって、非常に人気があります。

（東京西部だと明星学園・和光学園、埼玉南部だと自由の森学園など、「制服なし・校則なし」の学校がいくつかあるのですが、東京東部には東京シューレ学園くらいしかないので。上記の大正自由教育系の私立校に比べて、東京シューレ学園は小中一貫校で、高校がついてない分、生徒がよく勉強に取り組んでいます）


ホームスクーリングで勉強している人も多い（週５登校じゃない人が多い）ので、千葉・茨城などの近隣の県から、遠距離通学されている方もいます。（通信制高校・定時制高校の義務教育版とでもいうのでしょうか？通信制高校のように「週５登校じゃない」人も多いですし、定時制高校のように４時間授業なので、授業時間が短いです）


他の方が指摘されたように、「英才児（ギフテッド）というか、とにかく頭が良すぎる」、「勉強ができすぎて、一般の小学校が合わないお子さん」とお見受けされるお子さんも通っておられます。

ただ、やっぱり、私立小学校と学習塾の「ダブルスクール」状態の方が多いので、学費に関しては「私立小学校・学習塾で、ダブルにかかる」と覚悟されていた方がいいと思います。（共働きなどで「とにかく、子供を長時間あずかってほしい」、「できるだけ、学費はかけないで学力をつけたい」というご家庭には、合わないと思います）

新設校さん

2か月の前の登校にすみません。
東京シューレ江戸川小学校、葛飾中は人気があるということですが
不登校特例校なのに、実際は不登校でなくても入れるということでしょうか？
人気があるということは入試があり、不合格の方もいらっしゃるということですよね？

どういう基準で合否を決めているのか、
ご存じでしたら教えていただけると助かります。
(実際に学校に問い合わせても見ようかと思いますが)

また東京シューレ江戸川小学校は今は小4からしか入れませんよね？
不登校でもないのに、よりよい教育を求めてわざわざ転入される方もいらっしゃるのでしょうか？

基本、文科省の不登校の定義(年間欠席30日以上)に当てはまる子が対象のようです。
これを満たさなくても保健室登校や部分的に登校している子なども出願できるようです。
出願の際に在籍校の証明書？が必要なので、嘘はつけませんね。

合否の基準はお答えできませんと募集要項には書いてありました。

シューレ小学校もおそらくこれに準ずるのでは？と思います。

先に開校している、東京シューレ葛飾中学校では、「東京シューレ葛飾中学校に入りたいけれど、欠席が足りなくて、受験資格がない（泣）」という方、けっこういます。「年間30日以上の欠席がないと、出願できない」ので、東京シューレ葛飾中学校に入りたいがために、わざわざ欠席する方もいると思います。


東京シューレ江戸川小学校も、「東京シューレ江戸川小学校に入りたいけれど、欠席日数が足りなくて、受験資格がない！（泣）」という事象が起きてまして、「欠席が足りなくて、受験資格がないので、あきらめました」という方もいれば、「東京シューレ江戸川小学校に入りたいがために、欠席日数が足りないのを、わざわざ休んで、受験した」という方もいます。

先生方が、意欲的で優秀な方が多いので、東京シューレ江戸川小学校は人気がありますよ。

我が家の場合は、「より良い教育を求めて、わざわざ東京シューレ江戸川小学校に転校した」というケースです。我が家だけではなく、他にも、そういうお子さんは何人もいらっしゃいます。

（「年間３０日以上の欠席があって、在籍校からの証明書を出していただかないと、受験資格がない」ので、在籍校から証明書を出してもらいました）


自分が打ち込みたいスポーツ・音楽・美術・芸能活動などがあって、定時制・通信制の学校に通いたいお子さんには、すごく良いと思います。

高校になると、定時制高校・通信制高校がありますが、義務教育課程の定時制・通信制はないので、

現状で、「小学生・中学生だけど、授業時間の短い定時制の学校に通いたい」・「小学生・中学生だけど、ホームスクーリングができる通信制の学校に通いたい」となると、東京シューレ学園に進学希望になると思います。


以前から、「東京シューレの先生は、意欲的で優秀な先生が多い」と噂になっていましたが、その通りだと思います。「少人数制の習熟度別・個別学習」なので、かなり勉強はやりやすいと思います。

うちの子供は、英検の準２級の学習をしている最中ですが、以前の小学校だと、「小学校の授業の英語は、幼稚園児みたいな英語のお歌を歌うので、それに付き合わなくてはいけないから、小学校の授業がしんどい。自分にあった英語のドリルがやりたい」といっていましたが、

今は、学校の英語の授業中に、英検の準２級の単語集・英文法のドリルを持ち込んで解いていても、まったく問題にならないので、「すごく勉強しやすい！」「学校が楽しい！」と喜んでいます。

（他のお友達は、海外育ち？なのか、ネイティブ並みに英語ができる方もいらっしゃるので、うちの子はどちらかというと英語ができない方です）

英検の準２級の単語集を授業中に持ち込んでやってても怒られないし、中学受験の塾のテキストを持ち込んでやってても怒られないですし、東京シューレ学園が用意してくださっている教科書・問題集を使っても良いですし、学校の用意してくださっている授業に参加しても良いので、すごく勉強しやすいですよ。

合否の基準は「不登校児」が最優先だと思います。

ただ、本格的な不登校まで行かないけれど、「行きしぶり」、「保健室登校」、「学校が合わない」というお子さんでも、定員に欠員があれば、いれてもらえるかもしれません。（正直なところ、合否の基準は、合格した受験生にもわからないと思います）


「落ちこぼれ」も、「浮きこぼれ」も、「習熟度別・個別学習」、「少人数制」だと、どちらも解決できると思います。