THE 名門校　BSテレビ東京｜掲示板スレッド

息子も第一志望は別の学校でした。合格者全体の上位半分以上もしくは2/3が辞退で抜けていると思われます。
息子の周りに補欠合格者が多かったことにも入ってから驚きました。
でもね、うちではないですが、補欠合格から大逆転、現役東大合格いますので、これから受験を迎える方々、頑張ってくださいね。

新聞でも同じような切り口の記事を見た事があります。九転十起をそういう流れで説明しているのかなとふと思いましたが、せっかく質実剛健・文武両道的な独自の良さがあるのに、序列化するようなことはやめてほしいです。

ブラタモリの方が面白かったな。

浅野総一郎の「九転十起」を中学受験の挫折の文脈で捉えるのは極めて近視眼的で浅はかな捉え方でしたよね。
人間の人生に挫折は付き物で、その挫折の度に必ず立ち上がる逞しさこそ創立者・浅野総一郎の人生でした。浅野総一郎はお医者さんの息子として富山で生まれながら大商人を目指して事業を起こすも失敗し、逃げるように上京。そこから再起して、ブラタモリで紹介されていたように120年前の何もないところから横浜～川崎沿岸を全部埋め立て船が通りやすい京浜運河、日本が工業国になるための京浜工業地帯の礎を築いてくれました。その大胆な発想力・実行力にはタモリさんも「浅野さん 凄いね！」と驚嘆していましたよね。
こういった浅野の人生を浅野の先生も保護者も生徒も詳しく知っている人は少ないでしょうから、学校として創立者・浅野総一郎がいかに優れた大実業家であったのか教えてあげてほしいです（せめて入学式の日には校長が話すべきです）。
その浅野総一郎の人生をしっかりと押さえた上で（その人生からの「九転十起」ですので）、創立1920年から100年以上続く質実剛健・文武両道、広い敷地と充実した施設、教育熱心な先生方、全ての男子に居場所がある、スタンフォード・オックスフォードで短期研修が可能なグローバル教育、「愛と和（初代校長がクリスチャンだったため）」など現代的なPRに努めて貰えればと思います。
聖光・栄光落ちがいるとかそんな些末なことは本当にどうでもいいことです。本当にどうでも良いんです。浅野中学・高校は本当に良い学校ですので、自信と誇りを持って益々発展することを願ってやみません。