麻布人気｜掲示板スレッド

わかってないな〜。

そういう、開成の「バンカラ」つていうのが嫌な生徒が増えてるんだよ。
それつて、「バンカラ」の押し付けじゃん。
「バンカラ管理教育」でしょう？
違うの？
だから柔軟な麻布に人気が出てくるんだよ。

バンカラの押し付け？
誰も押し付けてないやん。
好きな生徒が受験すればよく、嫌いなら他校を受験すればいい話。
入学してから「押し付け」「強制」っていうのは、偏差値しか見てない愚か者だって言ってるんだろ？
麻布は素晴らしい学校だし、武蔵だってある。
自分の好きな学校を選べばいいんだよ。

「自由の質」です。
麻布の「何物にも制限されない自由」は、学生運動の結果自ら血を流して勝ち取った自由であるところに起因していると思います。
言わば、フランス型の自由。

一方、開成の自由は、進学実績を上げるにつれて学校の姿勢が管理型から自由型に切り替えて行くという進学校の必然的な変化に、145年の長きに亙る歴史と伝統が相俟って出来上がったものでしょう。
こちらは、日本型かな？

偏差値だけでなく、学校の生い立ち、歴史と校風を子供の適性に照らして研究することが大切なのでしょう。

無論、どこの一貫校に入っても6年間は過ごせますが、自分に合った学校で学ぶことにより人間が変わり、6年間の充実度合いが変わるのだと思います。

麻布の自由、乗りこなすのは至難の技ですが素晴らしいと思う、開成の私です。

開成のふんどし教育、なかなか印象的でした。

男を磨くという点では、かなり効果がありそうですが、昭和の香り（それも戦前かな）がプンプンしますね。
中学受験をくぐり抜けた、ナヨっとした生徒には、ちょっとキビシイかも。
やや虐待っぽい感じ。
女子ならストリングビキニを着せて水泳の授業をやるイメージですね。
男子のふんどし姿はとてもりりしくて、そのケのある先生の目の保養になること請け合い。

硬骨漢を育てるには、いいかもしれませんが、空気が読めない人は阻害される世の中、結構貫くのは大変です。

製造業のハードパワーより、サービス業のソフトパワーが重視される時代に需要は限られていると思います。

その点では、今後ニーズが高まるのは、麻布かな。

それでも、どんな子にも居場所がある懐の深さがあるのが開成なのよ。
先輩・同級生とも緊密だしね。
こぼれ落ちたら、学校も引っ張り上げようとしてくれる。
好き嫌いがあるのは麻布と同じ。
でも、そんなことを言われるのは名誉なことだと思うよ。

上の「自由の質」さんの分析が当たっていると思いました。
麻布生：本人の本来持ってる気質がより強くなって卒業する。欠点部分については本人の自覚があれば多少６年間で是正されている場合もあるが、基本そのまま。長所が思い切り伸びる環境。
開成生：制限自由の中、どうやって個性を出すか結構ちみちみ工夫をしている。ただし表立って声をあげて、ちゃぶ台返し的大改革しよう発想には至らない。ここでは革命は流行らないし、小賢しい修正主義者になる。

我が家の分析です。
それと「麻布は信長、開成は家康型でしょ」とも。ベタですが、結構大枠は当たっていると感じます。

ふんどし締めたお尻の美学。
開成男児、ここにあり。

いつの間にか開成との比較になっていますが…
あえて比較をするのであれば、開成は、日本で最も団結力があり、上は天下国家から身近では仲間に対する共助の考えも含め、日本という社会を支えていくべき教育を、生徒も含めた全員で作り上げていくイメージがあります。
一方麻布は、個の成長を自らの力で成し遂げていくバイタリティや、異質なものとの遭遇を、どう取り込んでいくかといった個人の力を高めることを、大きな実験室で日々取り組んでいるイメージです。
それぞれキラキラ輝いていますが、その輝き方の違いが、学校のカラーなのかなと感じます。
偏差値的な比較や、外部的な学校のイメージ分析は、現在塾に行って偏差値と日々戦っていらっしゃるお子様をお持ちの親御さんには切実に必要なものですし、当然お子様の将来残してあげる財産をどうするか真剣に考えなければなりませんので、十二分にしていただく必要があると思います。
でも、学校入ったあとはほとんどのお子様は、その雰囲気に染まっていきますし、それぞれどんなお子様でも居場所のあるいい学校だと感じますので、お子さんにとってはどの学校も楽しくいい学校ではないでしょうか？
なので、あまりこの麻布版で、他校の悪口や子供の学校の悪口を見るのは、悲しくなってしまいます。ここの書き込みは、今まであまりギラギラしていなかっただけにとても残念です。
開成がいい、麻布がいいというお話をするのであれば、今受験生を持った親御さんが参考になるようなそれぞれの良いところを出していただけるといいのになと感じます。