中学受験 失敗｜掲示板スレッド

よう、ずいぶん宵っぱりだな。
開成は残念だったな。しかし海城もいい学校だろ？　え？そうでもない？　もし君がそう考えるなら、開成だっておそらく君にとってはツマラン学校に違いないぜ。

＞僕の中学受験での収穫は、中途半端な自信を失った事、それだけです。
＞失敗作に自信なんて要りませんから。

そうでもないぜ。おそらく君は山ほどいろいろな収穫を手にしたはずだ。そのうちにそれが何か、判る時が来るんじゃないかな。

さて、受験の失敗の苦しみに関しては、実は俺はよくわからないんだ。俺は受験に関してあまり真面目じゃなかったし、なにしろ全部第一志望に合格してるんだ。（凄いだろ？でも君よりは偏差値は低いぜ。今の海城なんか、当時の俺は合格できなかったろうから）
その代わり、俺の10代20代の女運の悪いこと！　墓碑銘に刻みたいね、「伴侶と巡りあうまでの女運最悪だった男、ここに眠る」。
「女にとって裏切りは、アクセサリーみたいなものさ」とは、かのルパン３世が峰不二子に贈った名言だが、俺の周りには何故かたくさん峰不二子がいてねえ。アクセサリーをばんばん供給し続けたよ。

受験運と女運の比較はできないだろうが、１打数ノーヒットなんて、スランプのうちに入らない。２打席目のために球筋を見た、というところだ。
そんなことより、明日を充実させるんだな。晴れるぜ。

東大に入って、開成なんて見返してやれ！

現城生さん

冷静に考えてみよう。受験の合否というものは毎回出題が違う一回きりのペーパーテストで決まるんです。だから受験の合否が君の実力や学力を現わしているものではないのです。ましてや中学受験は１度のチャンスしかない。運半分といってよい。それをもって、人生の価値のように考えるのは間違いだし、君の文面を読むと今度は東京大学でそれを繰り返えそうということ、全く変わっていないのではないでしょうか？

本当につけるべきなのは、学力だったりそれ以前に、自分が成長すること、自暴自棄になっている暇はないと思います。まだ想像できないかもしれないけど、人生は今後死ぬまで、最初から引いてあるレールに乗れば安心というものではないのです。乗ったと思っても脱線することもあり、サーフィンのように今与えられた環境で一番よいものを常に選択をして、継続的に波に乗ってゆくものです。そして、波に乗っていること自身を楽しまなければいけません。　サーフィンはどこかへ行くことが目的でなく、振出しに戻っても、大きな波に乗った、楽しんだという事実は残るでしょう。そんなものですから、今の海城で精いっぱい楽しみ、成長することが大事なんですよ。

最後に自信を失ったという話ですが、「自信」は「経験」から生まれると考えるべきだと思います。なにか成し遂げたことによって「自信」が生まれると考えがちです。すると成し遂げなかったことで自信を失う。そうではない。自信はこれだけ勉強した、とかこれだけ困難なことに挑戦したという経験から生まれるものです。受験に合格しようとしまいと、中学受験の準備をして、受験したという同じ経験をしたことには間違いありません。　「受験に成功した自分」と「受験に失敗した自分」で　結果は違ったかかもしれませんが、成功した自分が失敗した自分より、学力で優れているわけでもなんでもないでしょう。それより、結果に固執して成長することを止めてしまったら、それこそ差が付きますし、成功したことで驕ってしまい成長を止めれば同じことになります。
今までやってきたことに自信と誇りをもって、前を向いて歩きましょう。勉学だけでなく、いろんな意味でそうですよ。

文章、上手！
才能あると思う。

他者との比較による中途半端な自信に頼るのはもう止めたらいい。
君くらいの人間なら根底にしっかり自分を信じるもの(アイデンティティ)も実はあるはずです。
開成や東大の看板がなくても君という人の価値は揺るがないんだけど、今はわからないかもしれない。

本を読もう、そして社会で活躍している、またはしていた過去から現在までの先達に目を向けてみて。経歴は実に様々。

君は本当にこれから。
まだ始まってもいない。
もっと図太くいこう。

開成合格を目指して数年間過ごして
勉強そのものは好きじゃなかったの？
もしそうだとしたら、自分が本当に好きなことは何か、考えて。
で見つかったら、それを一所懸命やって（他人の生存権を侵すのは×）。
見つからず、どんなに自分の中を掘り返しても高偏差値をマークして、自分にその類のレッテルを貼り付けることしか見当たらなかったら
さあ、今日から猛勉強だ！
中学から死ぬ気で勉強したら東大なんか楽勝だよ。
後者の場合、けっこうしんどいと思うけど。だってどこで欲望との折り合いをつけるか、微妙だもんね。どこかで
「まあこんなもんでしょ」ってごまかさないといつか先細って生きていけなくなるから。

受験生の母です。

苦しかったですね。思いを吐露するのに時間がかかってる。
でも、一人の母親として、私はあえておめでとうと言いたいです。
この時間を過ごしたことで心は必ず広くなっているから。

世の中には、勝って広がる世界と負けて広がる世界、両方あると思う。
後者は、誰も望んで得ることはできない、ましてや勝者には決して感得できない、
天からのおくりもの。
この苦しい時がなかったら、うまくレールに乗ってちやほやされていたら、
将来の優しい君はいないかもしれない。

生老病死、理不尽なことに苦しむ人々が沢山いるこの世の中で、
人の痛みに寄り添える、さらには助けることのできる強い人になっていってください。
文面から、なんて賢い生徒さんなんだろうと思った。
貴方ならきっとできる。

愚息も来年はどこかの中学生です。
かっこいい先輩でいてください。