開成のめんどうみ｜掲示板スレッド

開成は「普通」の学校です。
出来る子がいますが、必ず塾通いをしているのではなく、塾通いをする子もいる、しない子もいる。
そういう意味で「普通」ですよ。
必要以上のカリキュラムもありませんし、進路指導も普通（通り一遍）です。

普通のことをやっていて東大に1/3ぐらいの子が合格する学校と考えていいと思います。
出来る子が多くいるだけの学校で、それ以外は極めて普通だと思います。

ですから、普通では満足できない場合には、別な学校の方がよいと思います。
面倒見がいい学校はいくらでもあると思いますから。

進度は早いです。
宿題も小テストもまあそれなりに。
筑駒はよりは面倒見がちょっとだけ良いかな。
あくまでもそれなりにです。
塾なしで学校におまかせにしたいなら聖光か巣鴨がよいかも。

えーっと聞きたいのは学習面だけ、みたいだから
・教員にもよるだろうが、反復演習を目的とした宿題はない、ことが多い。
・授業中の理解度を小ステップで確認する目的の小テストはない、ことが多い。
　　　　　　　　　　　　　　　　↓
◎各自目標を持ち課題を自己設定して進んでいくのが前提
開成だけではなく一定レベル以上の学校なら、自己責任が当然。
保護者にもそれら一切を承知したやせ我慢タイプが多いと感じる。
開成志望者保護者で「めんどうみ」とはトホホとしかいいようがない。

普通の学校さま
それなりにさま
知ってることだけさま

色々教えてくださってありがとうございます。
出来る子が多く集まる普通の学校なんですよね…

理解度をみるテストや反復のテストなんかはない方が、子供は喜びそうです。反復練習は大嫌いですから…でも、親的にはテストがないと家庭学習嫌いな子が何もしなくなりそうで怖いのです…めんどうみって可笑しな言い方でしたね。スミマセンでした。

話は少しずれますが、私は、海外の大学に興味があり息子も海外留学させたいのですが開成の英語の方はどうでしょうか？１.2年前に英検２級はとらせました。
先日、説明会に行った学校では留学生も多く短期間の交換留学などをしているそうで興味深かったのですが…
開成に英語を求めるのはトホホですかね…

息子は、最近反抗期で親のいうことはあまり聞き入れてくれません。今は、開成合格に向けて受験勉強を頑張っているので見守るだけですが、中高６年間が学校と塾だけの生活にならないかが少し不安です。
教えていただいた開成の保護者の皆さまありがとうございました。

中高６年間を学校と塾だけの生活にするかどうかは、ご本人次第ではないでしょうか。
開成祭をご覧になれば一目瞭然ですが、
開成のほとんどの子たちは部活動を大いに楽しんでいますよ。
通塾率が他の学校と比べて特に高いような印象も受けません。

息子は運動部と文化部を掛け持ちし週７日間ビッチリ活動しており、
試験前以外はほとんど勉強しません。
それでも塾に行きたいとはまったく言いませんし、
成績もまあまあで授業も楽しんでいるようです。

男子はやる気にさえなれば、高３で一気に伸びます。
「モチベーションを上げてくれる環境」が大事なのではないかと思っています。

開成は自主性を尊重する学校であり、生徒が何かに関心を持って自ら勉強することを求める学校なのだと思います。ただし、面倒を見るべき状況に陥ってしまった生徒に対してはきちんと指導をしてくれると思います。
開成は、多くのＯＢ達が生徒にいろいろな話をしてくれますので、生徒が何かに関心を持つ機会にはとても恵まれた学校だと思います。そして、生徒一人一人が優れた才能の持ち主であり、お互いに刺激しあうことが何よりも素晴らしいと思います。
中学受験の視点で考えると、学校が確り勉強の面倒を見てくれて、塾と同じような宿題も出してくれ、安心して楽に東大等に合格させてくれる「面倒見が良い学校」が良いと考えがちなのではないでしょうか。
私も当初はそのように考えていました。
学校説明会に数多く行くと、学校によっては、大学合格に必要なカリキュラムをしっかり組んで、学校と保護者が協力して東大等の大学に合格させることに主眼を置き、実績を伸ばしている学校もあるかと思います。
しかしながら、これから大人になっていく生徒に対して面倒見が良すぎて、学校と両親が面倒をみてしまっては、「過保護」になってしまい「人間力」の成長機会を逃してしまうと考えることも可能かと思います。
極端な例えで言うならば、学校と保護者の力添えで一流大学にわ受かったものの、あまり明確な目的意識もなく、自らの意志で就職する力も希薄で、就職まで親が口を出すようになってしまうかもしれません。
開成は、自主性を尊重し、自ら考え自らの意志で行動できる「人間力のある生徒」を育てたいのではないかと思います。
入学すると保護者は「子離れ」を求められ、高３の先輩から、ボートレースの応援歌や効果を叩き込まれ、直ぐに熱い運動会の練習で鍛えられ、開成の一員として逞しく育っていきます。
運動部に入ってクタクタになるまで体を動かしてほしいとのことですが、体ばかり動かしすぎて、逆に勉強の心配をしなければならない部活も多いようです。
開成の先生が「見守ることに徹している」と仰るのは、そういうことなのではないかと思います。

開成祭の生徒会コーナーをご覧になったことはありませんか？
通塾率や携帯電話保有率やら保護者の気になるテーマのアンケート結果が集計されていました。

通塾に関してですが、学校の勉強を補完する目的で通塾している人はいないのでは？愚息も入学以来、通塾経験はなく、運動部で汗を流す毎日ですが、定期考査ではクラス上位ですし、数学の各種コンテストでも一定の成績をおさめています。
英語も中学入学後に始めましたが、あっという間に2級まで取得できました。
勉強は、授業を集中して聞き、わからないところだけを確認して、定期考査前に復習する程度です。
英単語は、通学中に単語集を覚えているようですが、何を使っているのかわかりません。先輩から聞き付けて購入したものだと思います。

開成の授業は楽しいそうです。

通塾は各家庭の考え方でしょう。
開成の授業で十分高い学力が得られます。
但し、高度かつ速い進度の授業ですので、理解力や好奇心が求められます。