他大学への進学は難しいのでしょうか？｜掲示板スレッド

去年は東京医科歯科大や慶応医、防衛医大など医学部だけでなく、早慶にはコンスタントに数十人の合格者を出してます。
また、早慶上理はじめ有名私大への推薦指定枠もあり、学習院大だけでなく、その気になれば他大への選択肢も豊富な大変素晴らしい学校です。
ただ、戦前の旧制7年制高校時代は東大など旧帝大へ無試験で行けた学校だったわけですから、もっと東大進学者が増えてもいいのにという感じですね。

学習院出身の者です
正直に言うと、学習院の授業形式は大学受験対策のようなものは一切ありません。
1部の単元を深くやるというのが先生方のやりかたで、進度もだいぶ遅いです。そのため高３の文系の授業はパワポを作って発表することがほとんど、理系は高３にもなって受験で使うことの無い日本史をやらされる始末。しかも週6日きっかり授業があります。
(普通の高校は高三にもなれば受験対策がメインとなり、4限までの日が多くなり、週五日以下になります。)

それでは、何故このような圧倒的不利な状況でそこそこの進学実績があるのか。それは推薦です。
某推薦向け予備校(月100万以上かかるとされる)に通わせ、入りたい名門大学教授の講義合宿(80万くらいの参加費)を受けるとほとんどの人はその大学に入れるそうです。かなりグレーな話ですが。小論すら書かずに親の財力を働かせてるということですね。
学習院は裕福な家庭が多いため躊躇わずグレーな入試で入る人も多いようです。
もちろんちゃんと自分の力で合格を勝ち取っている人もいます。ただ半数以上はグレーな場合もあります。
私が入学前に知りたかったと思っていたことなのでご参考になれば幸いです。私は一般で受験して外部に出たのですごく苦労しました。
そして学習院大学に進む人にとってはパラダイスなのでめちゃくちゃおすすめします。

この学校の場合、中等科から高等科へは約8割しか内部進学出来ません。高等科から大学へは4割から5割弱。
残る3割は外部進学、3割浪人ってところでしょうか。
ちなみに当方、高等科内進基準未達を中3の12月に宣告され、1カ月で高校受験勉強し、なんとか別の都内中高一貫校に滑り込んで、同レベルの都内の某大学に通ってます。
大学附属だからと言って甘くみると学校側は容赦なく生徒を切り捨てますので要注意です。
ただ、この学校に通って、受験勉強とは縁の無い真の意味での学問を先生方の研究分野について深く学ぶことが出来て人間的には大きく成長させて貰ったと感じてます。今の自分があるのは間違いなくこの学園生活があったからと感謝しております。

学習院高等科を受ける生徒は学費を心配する家庭状況ではありません。そして偏差値だけで決める学校ではない。伝統、格式、品、環境など。

リーズナブルなんて考えている家庭はそもそも学習院は選びません。

>中等科から高等科へは約8割しか内部進学出来ません

これはないですね。一学年２００名ほどですから
８割だと４０名にもなってしまいます。
中→高はよほどでないと進学できます。
出るのは成績不振者、不登校、さらに上の高校を目指す方々ですが
ここ最近は１０数名。数年前までは５名前後でしたから。

伝統、品、格式、恵まれた環境、同窓の絆、申し分の無い立地、、私立独特の華やかさ、偏差値や学費では計り知れないものが目白の杜には有りますよ。

他校への進学を前提としない、半分しか学習院大学には行けない、ある意味厳しい。
でも、学習院しか学べない環境があるから。プライスレスな経験つめる。