マルチリンガルを目指せる女子校
東大合格者数2025
二桁復帰は良かったですが、理系が弱すぎます…。私が生徒だった頃は、まだ理系強めだったのですが。校長も理系担当の先生が多く、帖佐先生は化学、小俣先生は生物担当なわけですから、もっと理系を強化していただきたい。理系のトップ20人(国公立医学部は除く)ほどは東大に合格できるポテンシャルはあるはずだと思います。
文系に頼っているようでは、まだ首の皮一枚繋がっているだけな気がして心配です。
巣鴨の状況は、明日は我が身で認識する必要があると思います。
>渋幕や渋渋等は、帰国子女率がハンパないと思います。
彼らは、簡単に速読できますし、話せるわけで、あとは高度な読み書きを強化訓練すれば良いだけなわけですから、英語にあまり(ほとんど?)時間かけずにその分、他教科に時間や労力を十分に割くことができるのは、相当なアドバンテージだと思われます。
帰国生は英語は強いので、私文には圧倒的に強いですが、その代りに他の教科は圧倒的に不利な状態で入学します。
いくら英語だけできても他の教科が追いつけずに私文に終わる人が多数です。
ですから帰国生の中でも優秀な子に来てもらわないと東大や理系などは増えません。
来てもらうには帰国生にとり魅力的な環境を整える必要があります。
その環境を一番先に整え、優秀な帰国生を総取りしたのが渋幕や渋渋だった訳です。
>塾などと連携して偏差値を挙げていく努力が必要なのでしょうか?
入学レベルを考慮すると中央値の進学実績は十分良いでしょう。しかし、宿題や小テストを従来より多くしたら、中央値は上昇するかもですが、上位者はそれに忙殺されて東大に届かなくなるでしょう。
もし、東大理系を増やすなら発想の転換が必要かもしれません。
やりやすいところでは塾教材の活用比率を高めることでしょう。
また、中央値に合わせていた宿題を、AIレコメンドにすることで上位者の忙殺をなくせると思います。
私も同感です。数学は絶対捨てるべきではないです。
国もSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)教育の推進や、理系学部の増設など、DX、AIが当たり前になってきた現代に併せて、理系人材の増加を推進してますしね。
大手外資コンサルや4大商社なども、今はまだ早慶文系が幅を利かせてますが、大手コンサルの友人曰く「旧帝大理系⇒国立理系⇒早慶理系」と言ってました。時代は迅速かつ確実に変化してます。一橋も理系ともとれるソーシャルデータサイエンス学部を新設しました。この先理系が重宝されるのは間違いないです。
今年は文系が健闘しておりますが、東大文系は普通クラスからの合格者はおらず全員選抜クラスからの合格でしょうか?また一橋も10名ほど合格されているようですが、こちらも選抜クラスからでしょうか?ご存じであれば教えてください。
文系は選抜クラスというよりは国立志望者のクラスが例年1クラス編成されます。東大志望者を筆頭に、京大、一橋、ほか旧帝大、筑波横国等の志望者が集まる混成のクラスです。同じクラス内でも、2次試験の科目によって選択授業が異なります。
授業はどうしても上位層に寄せたレベルになりますので、高2から高3に上がる段階で国立志望者は成績の状況や面談などでふるいに掛けられます。よって高3の国立クラスは殆どが高2の選抜クラスのメンバーで、何割かは高2一般クラスの成績上位層という構成です。
東京外大や学芸大志望者のように2次試験の科目が1科目でよい場合は、負担が大きい国立文系クラスをあえて避けて、私立文系クラスに所属して選択科目で共テ対策をしつつ国立を目指す場合もあります。
結論から言って、城北の主な進学実績は理系選抜、理系準選抜、国立文系の3クラスのメンバーでほぼ決まってしまいます。
大前提として、海城などの実績に追いつくためには、全体の底上げが必要なのは明らかです。よって選抜クラスだけで実績を作っていくのは好ましくない気がしております。
世の背景として「国立志向」「理系志向」が強まっており、大手企業もその流れに乗り新卒採用は、前述2領域の卒業生から採用する傾向が強まってます。早大政経の数学必須化や一橋のデータサイエンス系学部新設もその兆候です。
一方、残念ながら早慶文系卒が、会社の経営層に多い潮流を5〜10年程度で急激に変化させることは不可能でしょう。なぜなら、10年先程度の次世代経営幹部は、現時点で既に早慶文系の中から選抜されて昇進ルートに乗っている可能性が高いからです。
しかし現在高校生の人材が会社のルートを意識し出す20〜30年後は明らかに「経営幹部に求められる資質」は変わってきているでしょう。
城北が優秀な中高生を集めるには、上記背景を見据え、「国立志向」「理系志向」をさらに強化することでしょうか。一例としては、城北の選抜でない生徒にしても、地方の国立に合格する資質は十分にあるはずです。地方国公立の合格者の大半は地方県立高校のNo.2〜4辺りの層で占められてますので、彼らに勝つハードルはそれ程高くない気がしております。
最終的には早慶やその他の上位私立文系に行っても良いですが、地方国公立の合格を勝ち取り「国公立大の合格者数を増やす」ことで、優秀な中高生をあつめることができるかもしれません。
何らかの差別化ポイントが競争から抜き出るためには必要です。そう言う意味では最近ネガティブなコメントが多いS高校ですが「医学部に特化している」点では良いマーケティング戦略を打ち出してる気がしております。医師の子息を囲い込みできるわけですから。
いきなり「東大合格者を30〜50人にする」などはなかなかハードルが高いですが、スモールステップを積み重ねることで、結果、最終ゴールに最短期間で到達すると思います。