巣鴨中学をすすめる塾｜掲示板スレッド

知らんなら言わなければ良いのに、統計データはある程度のサンプル量が無いと信頼出来ないのは統計の基本。
また、母集団が違えば別の偏差値が出てくるのも当然。
つまり偏差値を見るのなら似た様な母集団を見なければ意味はない。

まだまだ偏差値の見方がわかっていない父母が多い。
あなたも全く偏差値が何かわかっていないみたい。
あなたが上げた３つは午後入試を行ってる学校。

1回の募集人数を少なくすれば偏差値が上がるのは当然。
それをただの宣伝の効果だと見るのは間違ってる。　正しい偏差値を見るには進学者の偏差値を見なければならない。
例えば午後入試なら多くの生徒が辞退するから、実際の進学者偏差値は低い。　それらを総合的に見れなければ偏差値なんて見ない方が良いかも。

塾がすすめるかどうかは、巣鴨を受験したいと相談したときに、辞めさせて別の学校を進める塾とそのまま受験させる塾と明確な方向性の違いを感じられるという話。

話は少し脱線しますが、偏差値に現れない試験問題があります。
昔から巣鴨は国語か算数が特別よくできる子なら全体の点数が不合格でも合格にしてきました。
今は算数1科目の午後入試が始まりましたのでそういう取り方はしていませんが、算国の配点が高いのは一端です。
模試の偏差値は4科目同配点ですから偏差値に多少の変動が出てきます。
ただ、算国重視の問題作成の方針は変わっていないようです。　相性みたいなものはあります。
例えば算数には細かく途中点をくれるとか。　過去問との相性が良ければ多少の偏差値は誤差範囲でしょう。
巣鴨には理系を目指す生徒が多く集まるのも特徴的かもしれません。

合格者分布を出している以上、日能研の精度は十分に高いです。
逆に四谷大塚は今は出していません。(3年前の配布資料に2/1のみ載っていましたが巣鴨の2/1の合格者は偏差値47〜55の間に収まっていました。)

分布と80%の偏差値がリンクしない学校はありますよ。
去年だったか一昨年だったか塾板でかなり話題になっていました。
偏差値表では上にある学校も、分布ではその位置の受験生は80%どころか100%合格していたり(合格ラインはもっと下)、反対に、80%ラインの層の受験生が受けても受かっていない(合格ラインはもっと上)学校もあります。
偏差値表より分布の確認が必須です。

合格者偏差値を出してるから偏差値の精度が高いなんてことはありません。
合格者自体のサンプル数が少なければ参考になりません。
とにかく全体のサンプル数が多く、母集団の特徴があって居なければ偏差値は十分に機能しません。
簡単な例として、2/1午前の偏差値と2/1午後の偏差値のズレがなぜ起きてるかから考え直してみましょう。　この場合は、ずれが大きすぎるから単純に同じ見方をする人もいないとは思いますが、程度の差こそあれ偏差値のズレはさまざまな要因で発生します。
Yの偏差値ですら頻繁に間違った偏差値を出しては修正を繰り返して居ます。　盲目的に偏差値を過信するのは危険です。　表面の数字だけを見て判断する人が多すぎます。
サンプル数が少ないと少しの間違いでも(間違って居なくても)大きな値として偏差値が動きます。

学校を見て子供との相性を見てあげましょう。

それを言い出すとサピも忖度が酷くて参考に出来ませんよ。

数は嘘をつきません。　沢山サンプル数があれば結果偏差値の誤差は少なくなります。
もっとも予想偏差値には匙加減が入る余地があるので、どの塾がどこを持ち上げるかで違いが出てきます。
少なくともサピと巣鴨の関係は悪くはないでしょう。

H尾とかS鴨とか